松江を10時半に出て昼食休憩に立ち寄った、道の駅「たたらば壱番地」で雨が降り始める。
トイレ休憩で立ち寄った道の駅「世羅」ではすでに本降り状態。
神様に悪態つきながら、竹原市の忠海港に着いたのが15時すぎ。
約6年前と違って、連絡船切符売り場は綺麗な売店と化していた。
休暇村の連絡船に乗る。これは前と変わってなかった。大人一人310円で、ボウズは無料。
ちなみに駐車場も無料だった。
うちのボウズは短時間とはいえ、船に乗るのは初めて。
何が始まるのか、待っている状態。
船が動き出す。カレの祖父(父親方、母親方双方)は漁師。血が騒ぐのか、途端にそわそわしだして・・・・・。
1分後にはスーパーハイテンションに。
座席から立ち上がり、跳ね回りながら外の観察に大はしゃぎ。落ち着けサル。
約15分で大久野島に到着。
お迎えのバスに揺られて5分ほど。16時過ぎに休暇村に到着。
ココには人家がなくて、休暇村や旧日本軍の軍事施設の廃墟しかない。
チェックインして、部屋に荷物を置いてボウズにウサギと触れ合う時間開始。
6年前には売店で餌(固形の2次製品)を売っていたのだが、今は島内で販売してなくて、忠海の切符売り場のみで販売していることが判明・・・・・。テンション落ちる。
雨が降ってるので、それでもせっかく来たので、傘さしながら外へ出る。
波板の屋根が付いた3畳ほどに東屋(足は単管というのが泣ける)があって、子ども入らせて見たのだが・・・・・
ウサギのウンチの上にどっかり座り込まれる。
最後には寝転がられたので、ウンチを顔につける始末だったので、撤収。
うーんコンビニの合羽でも持ってくるべきだったか・・・・・・。
翌朝6時前。嫁子供が寝ているうちに散歩でもしようかと外に出ても、やっぱり雨・・・。
でもウサギって濡れても平気な子もいれば、立ち木や物陰の下で雨宿りしている子もいる。寒くないのか?。
餌を持っていると勘違いしたのか1羽寄ってきた。
エサは売っていないのだが、野菜の切れ端をところどころ撒いてるようだが、ほんとは固形のエサの方が良いらしい。
ジョグ道具は持参してきていたのだが、さすがに本降りの雨の中走る気にはなれなかったので、傘さしウオーキングに変更して島を1周してみることにする。
実は6年目に来たときは、朝ジョグを1周している。まあ歩いたら歩いたで見えるものもあるか。
しかし、よく降るなあ・・・・・。
どおなってんだよ、神様。
島の西側から回ってみる。
テニスコートなんかもあったりするのだが、あんまり使われてないみたい。
国立公園内ではあるのだが、無駄な施設なんて取っ払っても良いんじゃないかな。
時々ウサギに出会う。今は700羽くらい島にいるらしい。
日が昇ってるときはこんな感じだが、夜はどうなんだろうと思うが・・・・・。
でもこんな廃墟(旧日本軍の毒ガス貯蔵庫跡)があったりするので、夜はけっこう不気味だろうなあ・・・。
夜ここで人に出会ったらビックリしそうだ・・・。
コレは砲台跡。
各廃墟ごとに案内板があるので、どんな施設跡だったのかはわかる。
坂を上った島の北側は標高が少し上がるが、木が茂っていて西側ほど海は見えない。
ウサギが近寄ってきたので、近くにあった野菜の切れ端を出してみる。
おーよく食うじゃん。
ほかの子も寄ってくる。1羽寄るとほかの子も寄ってくるようだ。
真ん中の子は来た割には、野菜の切れ端にはあまり食いつかなかった。
島内で見かけた花は、このミツバツツジ1輪だけだった。
他の花もあるんだろうけど、背の低い草花が島内で見られないのはやっぱりウサギがいるせいかなア。
森の中やその縁には、いわゆる雑草の類いも少なかったし。
坂を下ると、発電所跡。コレが一番不気味かもしれない。夜なんか怖くて近寄れないな。オレ。
海が見えてきた。山の中の景色が一変する。
第2桟橋に到着。第1桟橋ってのもあるがここが主な上陸ポイント。
桟橋にはウサギは多い。
島に日帰りでも立ち寄れるので、そういったお客が餌を上げるからかもしれない。
雨は降っていても、海は青くて綺麗だった。
でもねー。ところどころ道路が冠水してるところあるんだよねー。
雨が降らなきゃわからないところだよね。
本日のルート。1周約3.8キロ。
周回道路は島の北側でアップダウンがある。島内にはほかにも遊歩道とかあったりするので、植物観察とかしたかったなあ。
滞在すること16時間。
もう1泊してもよかったなあ。もっともボウズの状態では1泊が限界だな。
嫁は今回楽しめなかったので小学生になったら、もういちど来ようとのたまう。
そのとおりだな。