西尾市立図書館で、ヴァイオリンの調べと物語の世界が開かれた。
外は雨が降っていたが、3階のここは、別世界だった。
最初に、「きつねのでんわボックス」の読み聞かせがった。
病気のお母さんに電話をかけにやってくる男の子。
それをそっと見守る子どもを亡くしたお母さんぎつね。
ヴァイオリンやフルートの音色が音響効果になり、物語でのいろいろな想いが伝わってきた。
「音楽の力」は素晴らしい。
「日本のメロディー」では、東日本大震災での被災地のみなさんへのエール、「見上げてごらん」が演奏された。
また、モーツアルト父子の作品集も奏でられた。
「モチモチの木」は、臆病な豆太とやさしいおじいさんとの話。
おじいさんが急に腹痛になり苦しみ出した時、豆太は勇気を振り絞り、医者を呼びに行き、おじいさんは助かった。
でも、おじいさんがよくなってからは、相変わらず「雪隠」に行けなかった。-ここがいいと思った。