7/16 スーさん 諺 金で人の面をたたく
金を持っていればなんでもできるという意味だったと思う。
でもオペラの中でこの場面があるのだ。
Verdiの椿姫という話。
椿姫というのは、ヴィオレッタという高級娼婦。
彼女がある日、アルフレドというボンボンに会う。
そして同棲が始まるのだけど、金の感覚がない男で
彼女が自分でものを売りながら生活していることに気がつかない。
ある日、男の留守中に父親が来て、娼婦と同棲しているせいで
妹の結婚が破断になろうとしている。
別れてほしいと頼まれる。
ヴィオレッタは優しいし、常識的なとこともあって、出ていく。
帰宅した男は女中から彼女が自分のものを売りながら生活していたことを
知らされる。
ある日、パーティでヴィオレッタと彼女が世話になっている貴族に会う。
アルフレドはポーカーで金をもうける。
その金をヴィオレッタに投げつけて、皆の前で金本位の女だと罵る。
ヴィオレッタはアルフレド、アルフレド、そうじゃないの と言い訳するけど
今更、誰が信じられる??
話は飛ぶけど、私はドイツのカラヤンという指揮者はあまり好きじゃない。
軽いのだ。
だけど、マリア・カラスとカラヤンの椿姫は好きだ。
今このバージョンがみつかるか知らないけど、
話の結末はオペラを見てください。
これは記憶が確かなら、原本はVictor Hugoの作品だったかもしれない。