4/19 あれはいつだった? 第85話
直ちゃん かすれた声で長野が呼んだ。
長野は安心感で不本意にも泣いてしまった。
旭ってなんて嫌なやつなんだと
この数日の間、長野は旭をののしり続けた。
長野は顔を上げると陽気に言った。
おはよう マダム長野
お目覚めですね。
コーヒーでもお持ちしましょうか?
直子は微笑んだ。
ひろさま、あなたは本当にいい人ね
直子を本当に奥様にしてくれますか?
直子、長野は直子を抱きしめた。
数日後には直子はすっかり元気になった。
直子の性欲は消えてしまったみたい
と長野は思った。
それは季節にしては暖かい夜だった。
2階の旭のべっどルームの窓は少し開いていた。
カーテンは閉めてなくて両サイドに寄せてあった。
直子を抱きながら直子の体に手をはわせていた長野が直子の尻に
手が止まった。
直子の尻を枕もとの灯りに向けた。
何か傷がある。
長野は思い出した。
もう痛くない?と長野は聞いた。
直子は思い出した。
あの焼印を製造したのは長野だった。
そして自分の陰唇に焼印を押したのも長野だった。
直子はすぐ声が出なかった。
ひろさま、あなたが直に焼印を押したのよね
涙がこぼれていた。
直子は涙を止めることができなかった。
あの時の痛みが全身を横切った。
長野は直子を抱きしめて言った。
あの時は直子はあの男のものだった。
僕にはなんの感情もなかったんだ。
僕は女は嫌いだった。
母以外は。 でも直子、あなたは母のあとに初めて僕が愛した
女性なんだ。焼印のことはすごく悪かったと思っている。
許してほしい。
この傷は癒える。 きれいに治して見せる。
僕はあなたを愛しているから。
直子は長野をみようとしたとき、長野はじっと直子を見つめていた。
直子、僕だけを愛してくれる?
旭のことを本当に忘れてくれる?
直子は長野が育ての母とメイクラブした話を思い出した。
あれはいつだった?
長野が彼女に話してくれたっけ。
直子はひろさま、直はひろさまを愛しています。
こんな私を愛してくれますか?
と言っていた。
二人の仲はごくごくうまく行っていた。
ある昼下がり、直子がアキラーと呼びかけてしまうまでは。
直子はハッとした。
長野はギョっとしていた。
直子はどうして?と自分のやったことに呆れて茫然としていると
長野が横に来ていた。
直子、まだ旭が頭の、心のどこかにあるのね
って悲しそうに言った。
直子は頑張ってそんなことはないはず、どうして出てきたかわからない
と冷静を装って言った。
長野はうなずきながら そうなんだ と言った。
その夜、二人は広いリビングでテレビを見ていた。
カーテンは降り、玄関ドアは厳重に戸締りされ、
玄関に通じる車道はいくつかの高い門で遮断されていた。
この屋敷に入る森の入口は高い鉄格子の門があるのだが
長野は夕方その電動で開閉する門の電源を切りさらに施錠してきた。
そんな隔離状態は直子は知らなかった。
長野は書斎の金庫から鞭一式を出していた。
そして直子にするために皮の犬用の首輪も用意されていた。
長野の心の中は音を立てて嫉妬のうずまいていた。
テレビを消して2階に直子は行こうとした。
直子、と言いながら長野は近づくと直子を脱がせた。
素っ裸にすると、まず首輪をした。
直子はびっくりしてひろさま?と言った。
首輪に皮のベルトをつなぐと四つ足になれと言った。
直子は驚いて声も出ない。
四つ足になれと二度目はかなり強い語気で言った。
直子は信じられない思いでモタモタいていた。
長野の鞭が直子の横から尻を打った。
直子の悲鳴が上がると長野は首輪をひっぱって
4つ足にした。
それから歩けと言った。
直子はぐずぐずとしていた。
長野は首輪に指をひっかけると直子を引きずって
いつのまにか出ていたポールまで行くと皮のベルトを
ポールにつないだ。
メス犬が、長野の声に憎しみ?怒り?がこもっていた。
直子はどうして?どうしてと泣き泣き言った。
お前、まだ旭が忘れられないんだ。
直子は昼間の失言を思い出した。
あれはどうしてか・・・・直子が言い訳をしようとしたとき、
長野の右手が直子の頬を打った。
言い訳するなと長野は言うと、あいつをお前の中からたたき出してやるよ
と言った。
それから直子の首輪を指にひっかけるとひざで立たせてた。
そして片手に鞭を持つと直子の腹に向けておろし、さらに
尻を打った。
腰を抱きかかえると尻に数発の鞭を入れ、
上向きにするとひざを開かせ尻の内側に鞭を入れた。
長野はそれから首輪を外すと直子に走れと押出した。
直子は走る力なんかなく数歩踏み出した。
その足を長い先の分かれた鞭が襲った。
倒れた直子を上向きにすると直子の乳房には鞭がまきついていた。
鞭で締め付けられ直子の乳房は真っ赤になった。
このメス犬、このメス犬、長野を経文でも言うようにつぶやいている。
そして直子がぐったり倒れると直子に近寄り
焼印を入れなおすと宣言した。
直子はその晩から首輪をされた。
直子が性欲が強かったことを知っていた長野は
直子を鞭した結果の欲情の盛り上がりを警戒した。
ひざに皮の紐を結びつけるとひざを大きく広げて
その下に通した竹の棒に結びつけた。
手首を同様に皮の紐で結び首のしたの竹のぼうにくくりつけた。
直子の膣に5cm直径のゴムの栓をした。
それは12cmくらいの長さがあった。
お前は性欲が強いマゾだから今夜はそれで楽しみなと意地悪に言った。
直子は広いリビングに一人で放りだされた。
よく朝、長野に起こされた。
水を飲まされた。
それから四つ足で歩かされ、テラスの外の芝生に行った。
オシッコをしなと長野が言った。
さらに水を飲まされた。
芝生をしばらく歩かされ、オシッコの後に排便もさせられた。
長野は直子のあご先を持つとメス犬だったことを思いだした?と聞いた。
直子はどうぞ許してくださいと振るえる声で訴えた。
許さないと長野が言いきった。
それから中に入ると長野は直子に朝ごはんと称して
皿になにかもって床に置いた。
床で食べるんだ、メス犬。
直子は体が弱らないように与えられた食べ物を食べた。
それから直子は長野のひざに置かれた。
長野はひざの上に乗せると直子のひざを広く開かせた。
直子の陰部が見える。
直子の陰唇を指先でつまむとここの焼印も変えないとと言った。
恐怖の直子の顔を見ながら尻を振りなと言った。
直子は尻を長野に向けて振った。
もっと早く、直子の尻を振っている様を見ながら
長野はどういう罰が一番効果あるか考えていた。
それからそう言えば直子は欲さないと思った。
直子はソファ横のテーブルの引出しから1個の小さいボトルを出した。
それを水に入れると直子に飲ませた。
直子が疲れて少しぼんやりしたとき、
直子の中に長野の太い針を入れた。
しばらくすると、直子の尻が動きだした。
直子はうめきながら尻を振りだした。
長野は直子の動きが心地よく直子の膣内に自身を任せた。
直子が長野の胸をなめた。
直子の両方の手が長野の顔を抱き寄せようとしている。
長野は直子にキスを与えた。
直子がそれに返してくる。
長野の腕が直子を抱きしめた。
ひろさま、愛してる、信じてください 直子がささやく。
長野と直子は同時に果てた。
長野は浩の焼印を旭の上にした。
痛みの緩和をするために間隔を開けた。
完了までに3か月ほどかかった。
陰唇の焼印が最後だった。
長野は旭が語った直子のこと、直子との出合いを思いだしていた。
直子は旭の容姿が好きだった。
直子が会社を辞めて旭を東京まで追いかけてきた。
どれから一緒に住んだ
長野は直子女のことなんか無関心だったから
話しの詳細は思い出せない。
直子は浩の焼印を押されてから浩を愛することを決心した。
私はもうどこにも行けない
ひろさまは嫉妬で怒っているけど私のことを愛しているはず。
直子は長野の言う通りに生きた。
長野は直子の幼い面を好きなようだった。
直子は大人の女ではなかった。
なにもかも未熟で、なにもかも長野のほうが勝っていた。
長野が罰として直子の尻を鞭打つのも直子はあきらめていた。
直子はいい子であるよう努めた。
でもうっかりして忘れるのだ。
その度に鞭が飛んだ。
直子は長野のひざに伏せていた。
直子は全裸だった。
長野は直子の尻をひざで持ち上げ腰を抱えて
直子の尻の間に鞭を入れた。
それは陰部のすぐ上だった。
時に陰部にまで鞭がかかった。
直子は痛みに尻を振った。
長野はその振られている尻をかわいいと思った。
長野は自分の楽しみに直子を鞭するようになった。