(1)組織整備
・リーダーシップの発揮
・ボトムアップの仕組み
・地域間連携の仕組み
・行政だけでなく、文化関係者や観光関係者(DMO 等)、民間事業者も参画した組織体制が構築されているか。
・各関係者の役割は明確化されているか。中核となる組織又は個人が設定されているか。
・組織の自立・自走に向け、継続的に事業を実施するための体制・財源は明確化されているか。
・ふるさと納税など資金調達の実施にあたって、日本遺産事業に活かされる形となっているか。また、継続的に事業を実施するための財源として十分なものとなっているか。
・(シリアル型において、)地域間で連携することにより、ストーリーの体験をより促すような相乗効果が期待される体制となっているか。
採点理由・コメント
1度目の総括評価以来、この3年間で地域プロデューサーを選任し、民間主導の体制と事業化がしっかりと進められている。
これら民間主導の体制を、今後とも強化し、さらなる活動に繋げられたい。
課題をふまえて、組織を刷新することに成功。今後も企画面や実務面での展開が期待される。
これまでは民間事業者の参画が必ずしも十分でなかったが、計画では改善されている。今後の具体的な取組が期待される。
(2)戦略立案
・地域コンセプト
・長期的戦略
・マーケティング調査・戦略
・計画の実施状況を把握し改善するため、協議会等における情報共有や協議を定期的に行っているか。
・日本遺産の趣旨を踏まえ、各種行政計画と日本遺産の関係性を整理し、位置付けているか。
・将来像の実現に向けた短期的・長期的な戦略の立案を行うため、ターゲットの設定を行っているか。
・各事業の効果を把握し改善を行う仕組みが整備されているか。
・日本遺産を活用し、実際に経済効果の創出までつながる取組が具体化された戦略が立案できているか。
・地域の持続可能性を高めるため、日本遺産を活用していくというビジョンが定められているか。
採点理由・コメント
「40 年続く定型化された通過型観光モデルからの脱却」という目標のもとに、次の新しい津和野づくりの方向性が明確に示されている。過去の栄光から新しい価値のある地域づくりへの転換とその方向性がよく示されている。
一定度の戦略立案がなされているが、ストーリーをふまえた特色ある戦略、百景図の活用の具体的な計画があまり見られない。たとえば、「滞在型観光推進の街づくり事業」において「ストーリー性のある観光コンテンツによる…」というだけでは、どこでも通用しそうな企画にみえてしまう。「津和野今昔」のストーリーの本質・核を改めて振り返りながら立案してもらえるとよい。
通過型観光から滞在型へシフトさせることによりどれくらいの経済効果を得ようとしているのかの戦略が、まだ漠然としてい
るように見受けられる。具体的な行動計画と町の規模に応じた着実な取組を期待したい。
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