最初、益田の裁判所に訴状を持っていきました。
しばらくして益田支部の本部である松江地方裁判所から電話があり、「議員は特別公務員のため町に属することになります。で、『国家賠償法』に切り替えて下さい」と教えてくれました。
被告が町、岡田克也議員は裁判用語で「訴外」。
数年前、大工さんが町を相手に戦った『感染症外来施設裁判」で、彼と訪れた松江裁判所です.
ずいぶんきれいになりました。
部屋の前に張り紙。
そして、内部です。
正面上段に裁判官が3名、その前に書記官、私は原告なので向かって左に座りました。
右側が被告である町の席ですが、誰も来ません。
オリンピック組織委員会会長の森氏の発言に対し、ヤフーニュースは次のように報道しています。
「森氏はこれ(女性蔑視ともとれる発言）を、自分の意見としてではなく『誰が言ったか言いませんけど』と、まるで『匿名の誰か』の発言に自分が同調しているかのように語った。発言の責任を自分一人で背負うことを巧妙に避けようとしているのも情けないし、『他にも同じ意見の人がいる』ことをにおわせて『場の空気感』を作り出そうとしたことは、まさに『多数派の空気で少数派の声を封じる』ことを狙ったものだとしか言いようがない。」
津和野町議会でも、「町民の多くが言っている，近隣の市町の方々が・・・」などと、自分の責任にしない発言をする議員がいます。
情けない。
訴えた額は5万円です。
本来なら簡易裁判になりますが、上申書を提出して「地方裁判所」での審議をお願いしました。
