明日、新型コロナウイルスに関する政府の「非常事態宣言」が、東京ほか7都県に発出されることが決まったようです。
発出対象地域は首都圏、大阪、兵庫、福岡ということで、ついに来るべきものが来た…という感じではあります。
ワタクシのカイシャは、外出自粛の網にかからないことになっており、おそらくはカレンダーどおりの勤務になると思います。
今までやってきた時差出勤やテレワークは継続するでしょうけど、逆に周囲の人が減るし、そんなことする必要があるのかとは思う。
NHKの「首都圏ネットワーク」を見ていたら、医療的緊急事態宣言をした東京都医師会の会長がインタビューに応じていました。
SNSで、「都民全員が6週間ウイルスに感染しなければ、ウイルスは消滅する」という記事を上げた意図を訊かれていました。
今まで2週間周期ぐらいでいろんな要請をしているけれど、もっと期限を明確にしたほうが、皆が頑張れるのではないかと。
耳だけで聴いていたのですが、先が見えないから皆が不安になるのであって、6週間だけ我慢することはできるかもしれない。
仕事帰りの地下鉄や、地元駅でトイレットペーパーやティッシュペーパーを抱えた人々が目立ち、またかと思ってげんなりしました。
「非常事態宣言」が発出されても、食料品などを買いに行けるし、病院などに行くことは可能だと首相も都知事も言っています。
日本国と東京都の責任者が言っているのだから、従業員の方は大変だけれど、スーパーもコンビニも普段どおり営業するわけで。
何故、買ったばかりと思われるトイレットペーパーやティッシュペーパーを抱えて歩いているのか、ワタクシには全く理解できない。
生活必需品や食料品の業界団体には、政府があらゆる手を尽くして、フル稼働体制で供給するように頼んでいると思うのですが。
紙がなくなるという発想がどこから出てくるのかよくわからず、世間の皆様と認識がずれているのかもしれないと危惧する天邪鬼。