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あっという間に三連休が終わり、明日から、またいつもの日常が戻ってきます。
秩父にいた間は全く降らなかった雨が、昨日も今日も降り続いているので、本当にラッキーな1泊2日でした。
ワタクシは、個人的に荷物を抱えて移動するのが嫌いなので、傘をさして観光地を歩き回るのは苦手としております。
傘をさして歩きまわるくらいなら、雰囲気のあるカフェとか、その日に投宿する旅館でまったりしていたいタイプです。
自分の目当ての観光地(寺社仏閣か日本庭園)以外はパスして、カフェでボーっとできれば幸せを感じます。
協調性がないのは自分でもわかっているのだけど、旅行の一番の楽しみは日頃の喧騒から離れることです。
例えば、今秋、母を連れて京都に行こうかと目論見中ではありますが、人があまりにも多ければ他のところのほうがいいと思う。
観光地でも博物館や美術館でも基本的スタンスは同じで、2時間並んでまで伊藤若冲を見ようという気は全くありません。
そのうちに見れればいいやと思っているので、観光地でも絵画でも、ブームが落ち着くのを待つのは苦にならない。
京都に行けば見たいものは山のようにありますが、目当てのものを見に行ったのか人を見に行ったのかわからない事態は避けたい。
そういう意味では、今回の秩父路は思ったほど観光地化されている感じもなくて、個人的にはとてもいい土地でした。
とはいえ、長瀞ではアジア系の団体客の方と鉢合わせして、こんなところまでいらしてるのかと驚いてしまいました。
一緒に旅をした友人からは、京都はどこもかしこも観光客だらけだと脅されたので、旅行手配の前から諦めかけている次第。
龍安寺の枯山水とか広隆寺の弥勒菩薩とか、半日はその場に留まりたいのだけど、違う言語が飛び交うなら行く気が失せそうです。
インバウンド需要が貴重なのはよくわかりますが、できれば、そういう方々と遭遇しないでいく方法はないものでしょうか。
写真は、秩父の雰囲気満点のカフェでいただいたアイスラテとチーズケーキです。
こういうところも、半日ぐらいボーッとできれば幸せな場所ですね。
天気にも恵まれての楽しい旅行、お疲れ様でした。確かに最近の観光地は、どこもかしこも人だらけ。特に「世界遺産」の名の下に観光地化してしまった名所旧跡。勝手な考えなのですが、商業的観光地に成り下がった気がして悲しい気がしています。京都も同様、地元でも危惧している人達がいると思います。もし行かれるなら、事前予約が必要な桂離宮や京都御所、西芳寺がお薦めです。昔行きましたが、素晴らしい場所でした。
京都は日本を代表する観光地だし、そういうところに観光客が集まるのは致し方ありません。
私だって、その観光客の一人です。
ただ、静かな場所では、それなりに静かに見ていただければいいなと思います。
外貨獲得のためには、インバウンド需要は重要ですしね。