清風荘の試験公開に行ってまいりました
清風荘は7代目小川治兵衛のお庭です
平安神宮神苑、無鄰庵、碧雲荘、といった美しい庭の作庭で有名ですよね
残念ながら非公開のお庭です
現在は京都大学が管理されています
以下京大のHPより
清風荘は、西園寺公望元公爵の京都別邸として使用されていたものです。公の没後は、住友吉左衛門氏(15代友純氏は公の弟)により保管されていましたが、本学創設当時の文部大臣として、公私ともに本学の創設を支援された公の遺徳を偲ぶため、昭和19年6月に住友家から京都大学へ寄贈されたものです。
庭園は、明治、大正時代にわたって作庭家として令名ある7代目小川治兵衛氏の作庭で知られており、文化財保護法の規定により昭和26年6月9日「名勝清風荘庭園」として指定されています。
出町柳からすぐの所にあります
試験公開ということで、一般公開に向けていろいろと検討されているようです
建物の説明はどうするか、庭の説明はどうするか、公開期間はどうするか、、など、いろいろ
見学者としての立場からの意見を申し上げ、一般公開に向けたお手伝いというわけです
意外とひっそりとした入り口
この日は結構な雨で、お庭が水没…(笑)
清風荘の方も「想定外です…。雨水がどこにも流れていかないんです…。」と困惑されていらっしゃいました
水没したお庭にはブロックが飛び石のように置かれ、皆様その上を移動されます
でもまぁ、こんな美しいお庭が見れるのですもの。なんのその!
離れより
人数制限25名ということで、離れには私一人ポツーン
(大雨だったので、10人くらいしか来られてなかったのではないでしょうか?)
雨の降りしきるお庭を前に、非常に贅沢
池は疎水を利用されているのかなと思ったのですが、どうやら違うようです
非常にすっきりとした美しさのお庭で、しかもとても広く感じられます
池の周りの開放感とは対照的に、茶室の辺りの木々に囲まれた静かな佇まいがまた印象的でした
同じ治兵衛のお庭でも、碧雲荘とはまた違った趣
主の好みが反映されているのでしょうね
茶室への道も水没だったのですが、「お着物なので特別に…」とショートカットさせてもらいました
写真はNGなので、ごめんなさい。。
正直、こんな美しいお庭を一般公開して大丈夫なのだろうかと…
タバコ禁止、飲食禁止、ヒール禁止、といった感じですね
芝生や苔を踏んでしまう人もいるでしょうから柵も必要になるでしょうし(ちょっと残念ですけど)
中国語・韓国語・英語など、外国語の注意書きも必須です!
あと、雨対策ですね
通期公開ではなくて、期間限定の特別公開にしたほうが良さそうですね
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