リンダ リンダ リンダ リンダ!

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グラネック!

2006-07-08 13:13:42 | 楽器関係
いや~せっかく1000HITしてもらったのにスッカリ更新が遅くなっちゃいました~

ということで今日はネックの話しです。
普通のギター・ベースは一部を除いて木製のネックを採用しています。材質の差こそあれ、木製だと弦の張力にまけてしまう為、「トラスロット」という金属製の棒がネックに仕込まれておりこれをアジャストすることで反りを調整します。(湿度や温度によっても反りかたが変わったりします)
これが木製ネックのデメリットだったりします(調整範囲を超えた場合使えなくなることもあったりします・・・・・ソン時は泣きましょう
そこで登場したのがSteinbergerブレンドのグラファイトネックなんです。トラスロッド無しのグラファイトのムク素材で出来ています。しかも指板も木材では無くフェノール樹脂が採用されています。完全な新素材ネック(当時)だったんですね。
なんといっても湿度・温度にほとんど左右されず、ほぼメンテナンスフリーを実現!しかもデッドャCントが無く、クリアーなサスティーンを得られる事が実証されている凄いネックです(プレギブソン期後期の薄型ネックは反ることが有るそうですが

XM-2にはこのボルトオン式のグラファイトネックが採用されています。凄いですよ!これ!、使ってみると分かります。20年近くたってるのに全く反っていません!
現行Steinbergerブランド(ギブソン傘下)では「Moses graphite」製のグラファイトネックを採用していますが、これはムク素材では有りませんので反りを調整するためトラスロッドが入っています(写真左上)。これじゃグラファイトの良さが今ひとつって感じですね~、これはこれで良い所が有るのでしょうけど・・・・・
このネックの根元に記入されているのがシリアルナンバーなんですけど、一部の№については「STEINBERGER WORLD」ってサイトに記載されているデータベースで生産情報を得られたりします。(僕のXMの№は載ってませんでした)
Steinberger製品をお持ちも方は一度見てみては?載ってたらちょっとうれしいかもです。

グラファイトネックの良さを語ってきましたが、もちろん木製ネックの方が優れている部分もあります。実はSpiritの安物ネックの響きも嫌いじゃなかったりしますから、ようは「好み」の問題ですね(笑
録音機材としては抜群に良い素材ですが、音作りは完全に好みの世界ですから、自分に合った機材を手に入れるのが良いのでしょうね、んで「手に入れたら手放さない!」これにつきます。
コメント
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