復讐するは我にあり！って？

昨日から今日にかけてはまたまた「韓国映画デイ」だったりします。
でも今回はホラーじゃ無いよ～
パク・チャヌク監督の「復讐三部作」でございます。
「復讐者に憐れみを」「オールドボーイ」「親切なクムジャさん」の３本ですが、３本が３本とも、美しい(？復讐劇なのです。
まあ内容は見てもらうとして、これがまたケッコウ面白いんです。それぞれに違ったニュアンス・色調・カメラワークなんですけど、なんかこの監督さんってシュールな画像を撮りながらコミカルな雰囲気を出すのがお上手ですね～
たま～に「ぷっ」っと吹き出しそうな感覚に襲われます。シナリオ自体はオイオイってくらいにシュールなんですけどね～

「復讐者に憐れみを」・・・なんと言っても僕が大好きな「ソンちゃん」ことペ・ドゥナさんが出ております。もうこれだけで見た甲斐がありました！（えっ僕だけ？
「オールド・ボーイ」・・・３作の中で最もシュールです。一番好きかも。ゼッタイあり得ないストーリーと主演のチェ・ミンシクさんのキレタ演技が光ります。これだけでも見た方が良いです。お薦め
「親切なクムジャさん」・・・タイトルとパッケージでチョット引きましたけど、これもカナリ面白かった。主演のイ・ヨンエさん(チャングムさんって言えば分かるかな?）って面白い女優さんですね～親切を装っている時はチャングムさんなんだけど悪女に豹変するとまるで別人の様な冷たい目をします。(ツンデレ？
ちなみに２本目のオールドボーイで復讐者だったミンシクさんが３本目では復讐される側になってます。この人も面白い俳優さんですね～要注目！
３部作と言われる作品群ってケッコウ多いですけど、このシリーズは秀逸と言って良いのでは、それぞれ完全に独立しているにもかかわらず、主人公のひたむきな姿勢やシュールなストーリー紡ぎ等、一貫した「感覚」が有ります。邦画の制作者の方々にも見習ってもらいたい感じがします。（出た！韓国びいき！