酔いどれコンサル 中小企業診断士・中原央のブログ

舌癌と心筋梗塞を経験した日本酒大好きな経営コンサルタント 横浜の中小企業診断士 中原央が徒然につづります。

純米原酒 八王

2011-11-12 10:32:16 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日はずっと雨ふりの1日でした。気温も下がり、風はなかったんですが寒かったですね。
今日の横浜は抜群のお天気です。きれいな秋晴れの1日になりそうですね。

今日はお酒の紹介です。
富山県富山市 福鶴酒造 「純米原酒 八王」です。この蔵は「越中おわら風の盆」で有名になった、旧・婦負郡八尾町西町(2005年の富山市の無節操な大合併で富山市に編入)にある蔵です。
またこのお酒も限定醸造なので、この蔵のページにはアップされていません。


純米 八王


少し色味のついたお酒です。最初の開栓の時に、少しだけ瓶の口からお酒の香りが立ってきます。良く嗅いでいくと、甘みのある香りが鼻をくすぐります。サトウキビを裂いた時のようなみずみずしい香を感じます。

口に含んだお酒はまず酸味がパッと広がります。ワイン風の酸味とは異なり、なんと言えばいいか、青リンゴのような酸味ですね。乾いた風味ではなく、この酸味の辛さの中に酒のうまみが含まれています。
全体的には辛口の、しっかりとした主張のあるお酒です。酒の甘さやとろっとした風味が好きな人には向かないかもしれません。

富山湾でとれる寒ブリなど、うまみが凝縮された海の幸がぴったりくるでしょうね。実はたまたま料理屋に分けてもらった黒ムツがあったんですが、お酒がムツの味を豊かにし、ムツのうまみが酒の味わいを深くしてくれました。今夜は燗につけて試してみます。

福鶴酒造
http://www.kazenobon.co.jp/