何でもない日々

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矛盾への脅迫

2022-07-04 19:44:03 | 詩はあいまいな哲学
悲惨な実情とは逆の誇大妄想
精神的に存在を克服していこうとする人間のやり方は
神秘主義の脱我的な内観の掲示で
ポップスは感覚的な経験だけが妥当としたが
ベーコンの経験論は存在の確実性は
外部経験と思考の確実性として内部経験も含んでいる。
ライプニッツは最善最美は滑稽だとも言えぬ世界が
災厄に晒されて身に降りかかるならば
モナドと呼ぶ非物質的な実体が唯一の存在理由とし
プラトンのイデア説から偶然と恣意を除こうとした。

プラトンとアリストテレスの共通の出発点は理性主義で
プラトンの理性は唯一者から生まれた先天的な知識論と存在論が一致し
一般概念と存在する物の類とが区別されないからで
存在するモノの概念を感覚で捉えられない想起されたイデアと呼んだ。

冷静なアリストテレスのに於いては特殊者(多者)が
概念はこの世界に向けられた思考の鎖の感覚的な観察のしめくくりであって個々の経験から生まれ様々な存在者から最高の存在を
色々な善から最高の善を引き出し
一つの概念に纏め上げられた後天的な知識の形式に基づくと。

自然科学の全ての研究方法を生み出す根本原理が対立しながら
前者は特殊を一般者の内包から演繹し
後者は特殊を一般者の外延から帰納する。
蓋然性は機械論的に神の力が満足しうる反省を導き出す。

一切の不幸は、あらゆる世界の成果の最良の証明になっていると断言する。

よって難しい人は頭おかしい人に等しい。

SARAN x Maimhon - ลืมแทบไม่ไหว (Official MV)
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