

相聞歌は今を共に生きている人同士の恋の歌。

挽歌は亡くなった人への偲ぶ歌。

ある文芸冊子を読んで、成るほどねと思ったことを、ここでご披露したい。
「人間は単純に言って、究極的には「好き」と「死にたくない」の
この二つに尽きるのではないか」とあった。
そう言われてみるとこの二つは、本来全ての人が大事で大切でたまらないものの筈。
例えば「家族と親友の○○さんが好きだから、未だ死にたくない」とか
「今付き合ってる人が大好きで、仕事も好きなことをしているから、未だ未だ
死にたくない」とか「毎日好物を食べたい、死は怖いから嫌だ」など。


また、別の言葉にも感銘を受けたのだが、これが実に端的表現で憶え易い。
「生きた・恋した・死んだ」とこれだけで長い人生を語り、説明は無くとも
結構気に入っている。大分県の教育関係者汚職事件が明るみに出ましたが、
見栄をはらず、知足の精神(足るを知る)で歩めば、人間ストレスも
少なくて済むし、我欲をほどほどにして、身軽に暮して生きたいものです。
