ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

ほうれん草

2007年11月21日 | Weblog
冬菜届くポパイの好きなほうれん草



 友人がほうれん草を沢山届けてくださったので、

さっと色よく湯がき、半分はおひたしやシチュー用に切って

冷蔵庫へ。残り半分は息子の大好物のソテーにした。

温い内にお醤油をポトポト落し、食すととても甘くて美味しい。

寒くなって冬野菜の甘みがある。

「浅蜊の酒蒸しに味が似ている」と息子から具体的なコメントを貰った。

マーガリンや塩コショー味が若者や子供に受けるらしい。
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襟巻き

2007年11月20日 | Weblog
グリーンの襟巻き選び旅立ちぬ

 早朝5時53分の電車。夫が最寄駅まで長男に送ってもらい無事出立。

年一度の全国ガイド大会に参加して、交流、充電して帰って来ることだろう。

夕方の5時丁度、ホテルに無事着いたとの電話が入る。

「そちらのお天気はどう?」とミコちゃん。

「今は止んでるけど、着いた時は雨だった」「じゃぁ、あの傘が早速役に立って良

かったネ」「それが、風がきつかったから、差したとたん壊れたよ」アリャー。
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黄落

2007年11月19日 | Weblog
永劫の中の瞬き黄落す

 木々の黄落の代表的な美しさは、何と言っても銀杏だと思う。

いさぎよくはらはらと舞い落ちる風情に心が揺れる。

永劫の無限大があるのか無いのか、それも解らないけれど、

その中の一瞬である今日の今を観ているし、何かを感じている。

ずっと気がかりの近所の友人のお宅に、今日やっと訪問することが出来た。

先日、満中陰志が送られて来たので、そのお礼に伺ったのだ。

「あっお久し振り」と互いに笑顔で挨拶を交わしたものの、

「まだお骨も置いてるんよ」と、毎日が涙の連続の様子である。

ショックと寂しさ、喪失感の大きな痛手を負っている彼女を想い、

励ます言葉をいろいろ考えてはいたものの、かなり難しいことだ。

同じような体験をされた、他の友人の例を二つほど引いてお話しをした。

彼女は堰を切ったように、亡くなられた時の様子や、その後の気持ちを

沢山話して下さり、少しは気分が軽くなってくれたかなと思うのだが。

兎も角気がかりだったことが、今日やっと出来て良かった。

今まで、お気の毒過ぎて訪問が出来なかったけれど、

これで又通い易くなった。



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枯薄

2007年11月18日 | Weblog
風の中手招きしてをり枯薄

 ゆるやかな風の吹く日、芒が白くなって一斉に靡いている。

まるで、お出で、お出でと言っているようでもある。

次のシーズンを招いているのかな。

本格的に寒い季節を。

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母の小春

2007年11月16日 | Weblog
墨を擦る母には母の小春かな

実家に母を訪ねると、リビングのテーブルの上には、

いつも母の硯や細筆が置かれている。

母の趣味は毛筆とお料理とお喋りである。

トークの内容は政治、経済、福祉関係、世相、世論何でもござれで、

50歳~60歳の人と話しているような感じだ。

日本語には強い母も、さすがに英語には私達より無理がある、

昔の人は学校で習っていないから当然だ。ここで話しが英語力になるが、

日本人は中学から英語を習うけれど、文法中心の授業で

受験勉強に重きをおいているため、ヒアリングやスピーチが苦手である。

世界公用語になっているので、小学生の頃から、簡単な会話が

出来るような訓練がなされると良いのにと、ミコちゃんは

常々思っている。

韓国旅行では、予習のお陰で片言が少々通じて嬉しかったけれど、昔

ハワイへ行った時に、ろくろく英会話が出来ず残念だった。

夫がいた職場では、回覧が英文で回って来ていたというから、ミコちゃんなら

お手上げだ。

つまり恥ずかしいことに、世界147ヶ国の中で日本人の英語力は最下位だという。
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タモ干し

2007年11月16日 | Weblog
木にかぶす大きなタモや冬日差し

 直径80センチ?の網が、庭に干されている。

野鯉は頭が良いので、釣り師もそれなりに勉強が必要で、

息子の趣味も年々成長しているらしい。いつの間にか先輩の師匠がおられて、

又自分の弟子も出来ているらしいのだ。勉強は、インターネットや

本、何より長年の弛まぬ経験の積み重ねなのだと思う。

多忙な仕事の合間をぬって、ほとんど一人でさっさと行くのだが、1泊2日~2泊3日とかだ。

「水面の温度が温くて、空気が冷えてる朝は、水面の上が縞模様の雲海のようにな

って、幻想的で見事やで」と教えてくれたりする。

「夜中に近くで、ガリガリ、ガツガツ大きな音をたてて、団栗か何かを動物が

朝まで食べる音が凄い、辺りが静かなだけに吃驚する」とも。
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瀬戸の海

2007年11月15日 | Weblog
航跡に曳かれし島の初冬かな

 温暖な気候に恵まれた瀬戸内海は、波の高さも0.5~1メートルと、

波静かで平らかである。一番大きな島が淡路島、次が小豆島である。

名も無いほどの小さな島まで入れると、その数は千を超えるとも

言われている。ミコちゃんの自宅から車で約40分~50分程で、

瀬戸大橋の傍まで行けるのだが、大変素晴しい国立公園であり、

眼前には、美しい大パノラマの海と空、島々を繋ぐ瀬戸大橋、そして

晴れた日には少し離れて四国の山々が眺望できる。
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飛鳥の海

2007年11月15日 | Weblog
ゆるゆると飛鳥進みし初冬かな


豪華客船「飛鳥」が一週間ほど前、鹿児島からの帰路に

水島港に1泊したとのこと。

知人がランチを食しに行かれたのだけれど、約1時間で広い船内を

案内してもらい、レストランは5階で、ロイヤルスイート室は

2間続きでそれはそれは綺麗だったそうだ。

全長240メートル、横幅30メートル、12階建ての客船で、

800名の収容客に対して、400名の船員さん方がおられるそうだ。

世界旅行を船旅でされる優雅な方達がおられることは、以前から

聞いてはいたし、体験者の旅行記ブログも見た事がある。

世の中は広いけれど、ごく少数の恵まれた人達なのだなと思う。

友人から聞いた話で、ある夫人が飛鳥で旅行中に、何とその人の

ご主人が自宅で急逝され、一人下船して飛行機で帰宅したそうである。

写真はカメラ好きのメル友から、タイミング良く送られたもの。



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2007年11月14日 | Weblog
宅便に納まる柿の重さかな

 先日友人が北海道へ、収穫したての柿を送りに来られた。

10キロ入りのダンボール箱で、¥1900掛かるので、

遠い親戚を持つと大変だなと何時も感心している。

「買ってまでは送れないけど(年金生活で)」と、せっせと送られている。

その際、毎回ミコちゃんにも沢山プレゼントして下さるので、

涙が出そうになる。今が旬の柿を毎日食卓に出しているが、

夫も知人にお裾分けが出来た。友人のご主人は鉄砲射ちも趣味で、

明日から猟が解禁時期に入るので、わくわくされておられるのでは。

冷凍にして猪肉などを今までに送られている。



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さくら紅葉

2007年11月13日 | Weblog
吹き寄せのさくら紅葉の中に佇つ

 ラジウム温泉の駐車場には、桜紅葉が沢山落ちて、風に

吹き寄せられている場所がある。その落ち葉がまだ新鮮なので、

1枚1枚がとても美しく見とれてしまい、つい拾ってしまう。

赤、オレンジ、黄色など、自然の色の見事さ。

眼を空に向けると、すぐ脇の高い所に桜の大木が4~5本並んで、

堂々たる姿だが、やがて裸木になってゆくのだ。毎年この時期、

ミコちゃんは哲学者レオ・バスカーリア作の「葉っぱのフレディ」を

思い出す。昔友人がプレゼントしてくれて、大事にしまっている絵本。







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