掃き寄せる落ち葉の中に虫の骸ジーンとこんな切ない季節なのです。
枯葉と一緒に秋の飛蝗が茶色になって、落ちていました。
青き眸の托鉢の僧木の実風今日は冬型の気圧配置となり、17度くらいの気温となった。
画像は銀杏拾いをされている、アイビースクエアの社員さん達である。
先日の種松山にも、団栗が木の下に敷き詰められるほど落ちていた。
「木の実風」は素敵な今頃の季語だなと思う。ところで、
岡山の池田のお殿様の菩提寺である古刹、「曹源寺」には国際色
豊かな修行僧がおられて、托鉢に街や村を歩かれている。
25年前から外国人がおられるそうで、延べ約500人にも
なると言う。ミコちゃんは寺苑を散策したことはあるけれど、
夫は青年時代ここで、会社から禅の体験をさせて貰ったそうだ。
冬鴉啼ひて夕日を身に纏ふ明るい日、楽しい時は、鴉の鳴き声も吉ですね。
その反対に暗くもの哀しい日は、あの悪声が不吉に思えたりして、
人間は同じ景色や同じ音にも、反応の仕方、感じ方が違って来るものですね。
小六月ふんはり白き母の髪私と体つきや掌の形が良く似ている母。
私の方が母に似たのだけれど、でも、顔の形が母は面長で
私は丸顔。性格もかなり違っているなと思う反面、やはり
よく似た所があるらしい。
他の兄妹は母似の面長なのに、ミコちゃんは父似？
よく見ると、すっかり白髪の母の髪はなかなかに綺麗だと思った。
小六月墓域に遊ぶ鴉かな今日も温かい小春日（小六月）。
亡き父の命日にも近いので、姉妹達でお墓参りの土曜日となった。
行きと帰りに実家に寄り、母と一緒に食事をしたりで、
忘れられない楽しい秋の好日になった。
それにしてもお墓に鴉が多いのが気になったミコちゃん、
お墓の数だけ鴉がいたみたいで・・
考え過ぎかな？
人魚像背ナの寂しき初冬かな倉敷チボリ公園の池の傍に人魚姫が座っていて、メルヘンチックです。
でも公園は開園から１０年を過ぎ、借地料が高すぎて経営破綻の危機が
長年続いています。市税投入続きで、まもなく名前も変るそうです。
倉敷駅北に隣接していて、便利な場所なのですが、
入園料が￥2000では入るリピーターも少ないことでしょうと、
昨年辺りからようやく￥1500に値下げしたとのこと。
園内のお店屋さんなどは、よく続けられるなと思うミコちゃんです。
櫨紅葉少し濃ひめのルージュ曳き朝一の電話は、友人のケータイからだった。
「モーニングを食べに行きましょう」と先日お誘いがあって、
早期実現となった。
トーストにコーヒー、ミニサラダとミニフルーツ、ゆで卵で
セットで￥５５０。ここのコーヒーはとてもまろやかで美味しい、
初めてのお店なので、また来たいと思った。
友人は大変きちんとしたセンスあるお洒落なレディなので、
ミコちゃんも少々外出風の出で立ちで、彼女のお連れになった。
つい先日、初孫さんの男児お誕生で、彼女も孫持ちとなった。
先ずは芽出度し、芽出度し。
古い古いミコちゃんも先日誕生日だった。本日より冬に入ったが、今日も気持ちの良い小春日和。
県南の山々でいち早く色づく真っ赤な櫨紅葉が
立冬を象徴しているようである。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
写真は大変お若い近所の友人からの、素晴しいお祝いのお花で、
根が付いている。正面奥の「サザンクロス」のお花が
ミコちゃんにはとても珍しく、既にこれらを鉢に寄せ植えにして育てている。
マーガレットちゃんありがとう！ピンクの薔薇もまだまだ綺麗です。
騒がしき雀の平和今朝の冬今年の立冬は１１月８日。季語は「今朝の冬」で立冬の意である。
昨日の閑谷学校での写真で、楷の大樹が紅葉していたのを
夫が撮ってくれていた。
大正４年に中国の孔子の墓所から、種を持って帰ったそうで、樹齢は９２年。
閑谷学校は１７０１年日本最初に建てられた、庶民教育の為の学校である。
学費、学財は無料だったそうで素晴しい。
戸を開けてと強請りし猫や冬の匂ひ毎朝「とらちゃん、おはよう！」と、夫が窓を開けて
キャットフードをやっている。元がノラ猫なのでどうも外が好きなのである。
寒くなるとミコちゃんの掛け布団の上で寝るので、ミコちゃんは重いけれど
ぐっと我慢している。
午前4～5時ごろ外へ出たがるので、戸を開けて出して上げる。
猫は猫会議があると言った人がいて、人間に見られない処で、
ミーティングしてるのかな？我が家のとら美ちゃんは
既に避妊手術をしているので、悠々自適の毎日なのである。
小春日や一輪挿しに猫の髭この「猫の髭」は珍しい楚々としたお花で
暑い頃は白、寒くなると薄紫色となる綺麗な花である。
我が家には無いが、友人が、時々「挿して～」と持ってきてくれる。