
急に暑くなりました。湿度が極めて高いので、ほんとに不快な暑さですねえ。梅雨明けまでには、まだまだでしょう。まだ半月ほどはかかるでしょうか。それまで、何回か激しい雨が降り、警報がでたり…。なんとも、不快なことこの上ないのであります。でも、そうは言っても、夏本番まで。あとわずかです。待ちに待った夏であります。今年の夏は、それほど暑くない、と言っていましたが、どうしてどうして、なんとなく酷暑の夏になるかもしれませんねえ。節電を心掛けたいものであります。
さてさて、今回もモーツァルトであります。週末の夜の11時くらいから、バーボンを飲むことが楽しみのひとつなんであります。先週末もバーボンを片手に横にあるCDを眺めていたら、ふと目に止まったのが、これであります。フルート四重奏曲(全4曲)であります。これは聴くのは、ほんとに久しぶりですねえ。もう20年くらいは聴いてないかも知れません。第2番ニ長調K.285、第2番ト長調K.285a、第3番ハ長調K.Anh.171(285b)、第4番イ長調K.298の四曲です。ジャン=ピエール・ランパル(Fl)アイザック・スターン(Vn)サルヴァトーレ・アッカルド(Va)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)による演奏。なんとも一騎当千の兵の四人によるものです。1986年3月12,13日パリでの録音です。
この4つの曲は、1777年4ヶ月以上も滞在したマンハイムでド・ジャンなる人物にフルートによる協奏曲や室内楽曲の作曲を依頼された。それで書き上げられたのが、この1~3番である。残る4番は、マンハイムからパリに移ったあとの1778年の作曲と言われていたが、近年1786年の作品という説も出ていています。
この演奏、やはりランパルのフルートですね。非常に暖かみのある音色で魅了されますね。ランパルといえば、10代の半ばに倉敷でのコンサートに行ったことがあります。当時、友人がフルートを習っていまして、そのことでランパルを聴こう、ということで切符を入手したんです。しかし、一緒に行くはずの方が急遽行けなくなりまして、私のところにお鉢が回ってきたのでした。どんな曲を演奏したかなど、まったく憶えていないのですが、その澄んだ暖かいフルートには、びっくりしました。その友人の吹くフルートとはまったく違うことを痛感しました(笑)。アンコールがたいへん曲数が多かったことは、今でも印象に残っています。
なんと言っても、モーツァルトの楽器の扱いの巧さには、言葉もでませんね。特に、木管楽器の協奏曲や室内楽では、実にうまくそれぞれの楽器で表現しています。このフルート四重奏曲でも、この楽器のもつ暖かみや柔らかさをを十二分に聴かせてくれます。弦楽器に比べて、湧き出るような音色もいいです。そして、このCDは、フルートの音が非常によく聞こえます。これに対して、弦楽器はかなり注意しないと聞き取りにくい。そう思って、意識を集中して弦楽器をきこうとすると、さすがに安定してきめの細かい音がします。この四重奏、どれもよく知られた曲であります。中でも、3番の第2楽章と4番の第1楽章のふたつの変奏曲が、なかなかいいです。どの曲も一度聴いたら、すぐにも親しんでしまう、そんな曲ばかり。でも反面、それほどの記憶に残らないところもあったりして…。
このCD、古い記録を見ていたら、1988年(昭和63年)4月27日(水)に買ったことがわかりました。へブラーのピアノ四重奏とボスコフスキーのハフナーセレナード(LP)を合わせて買ったようです。このころはLPもたくさん買っていたんですねえ。当時は大阪に住んでいたので、梅田か難波で買ったんでしょうね。そこんところは記憶は定かではありません…。この日の買い物は計6500円でした。このランパルが3200円、へブラーが2500円、ハフナーは中古LPで800円だったんでしょうねえ。
(CBS 32DC1029 1987年)
さてさて、今回もモーツァルトであります。週末の夜の11時くらいから、バーボンを飲むことが楽しみのひとつなんであります。先週末もバーボンを片手に横にあるCDを眺めていたら、ふと目に止まったのが、これであります。フルート四重奏曲(全4曲)であります。これは聴くのは、ほんとに久しぶりですねえ。もう20年くらいは聴いてないかも知れません。第2番ニ長調K.285、第2番ト長調K.285a、第3番ハ長調K.Anh.171(285b)、第4番イ長調K.298の四曲です。ジャン=ピエール・ランパル(Fl)アイザック・スターン(Vn)サルヴァトーレ・アッカルド(Va)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)による演奏。なんとも一騎当千の兵の四人によるものです。1986年3月12,13日パリでの録音です。
この4つの曲は、1777年4ヶ月以上も滞在したマンハイムでド・ジャンなる人物にフルートによる協奏曲や室内楽曲の作曲を依頼された。それで書き上げられたのが、この1~3番である。残る4番は、マンハイムからパリに移ったあとの1778年の作曲と言われていたが、近年1786年の作品という説も出ていています。
この演奏、やはりランパルのフルートですね。非常に暖かみのある音色で魅了されますね。ランパルといえば、10代の半ばに倉敷でのコンサートに行ったことがあります。当時、友人がフルートを習っていまして、そのことでランパルを聴こう、ということで切符を入手したんです。しかし、一緒に行くはずの方が急遽行けなくなりまして、私のところにお鉢が回ってきたのでした。どんな曲を演奏したかなど、まったく憶えていないのですが、その澄んだ暖かいフルートには、びっくりしました。その友人の吹くフルートとはまったく違うことを痛感しました(笑)。アンコールがたいへん曲数が多かったことは、今でも印象に残っています。
なんと言っても、モーツァルトの楽器の扱いの巧さには、言葉もでませんね。特に、木管楽器の協奏曲や室内楽では、実にうまくそれぞれの楽器で表現しています。このフルート四重奏曲でも、この楽器のもつ暖かみや柔らかさをを十二分に聴かせてくれます。弦楽器に比べて、湧き出るような音色もいいです。そして、このCDは、フルートの音が非常によく聞こえます。これに対して、弦楽器はかなり注意しないと聞き取りにくい。そう思って、意識を集中して弦楽器をきこうとすると、さすがに安定してきめの細かい音がします。この四重奏、どれもよく知られた曲であります。中でも、3番の第2楽章と4番の第1楽章のふたつの変奏曲が、なかなかいいです。どの曲も一度聴いたら、すぐにも親しんでしまう、そんな曲ばかり。でも反面、それほどの記憶に残らないところもあったりして…。
このCD、古い記録を見ていたら、1988年(昭和63年)4月27日(水)に買ったことがわかりました。へブラーのピアノ四重奏とボスコフスキーのハフナーセレナード(LP)を合わせて買ったようです。このころはLPもたくさん買っていたんですねえ。当時は大阪に住んでいたので、梅田か難波で買ったんでしょうね。そこんところは記憶は定かではありません…。この日の買い物は計6500円でした。このランパルが3200円、へブラーが2500円、ハフナーは中古LPで800円だったんでしょうねえ。
(CBS 32DC1029 1987年)
おお、バーボン、いいですねえ。
私も家でよく飲みます。
今のお気に入りは"Maker's Mark"です。
でも今日は休肝日なので我慢です。
モーツァルトのフルート・カルテットは、
私はランパルの旧盤(スターン、シュナイダー、ローズとの共演)で
刷り込まれていますが、
こんなゴージャスなメンツのアルバムもあるのですね。
チェロがロストロなんて、すげ・・・。