やはりコロナ感染者、増加の一途をたどっていますね。これは想定内なんでしょうかね。二桁台の感染者がでてきても、検査が多くなったから、とか言われていましたが、毎日それだけの感染者が出れば、そこから感染が拡大してくのは当たり前。それに対して、注意喚起だけでいいのかと思っていました。なんだか、重症者が少ない、とかいろいろ理由をつけて、経済優先の野放し状態。重症化に可能性のある人は、自ら自粛して自ら感染予防に努めるしかないのでしょうか。不安であります。政府はどうするつもりなんですかね。とほほであります。
それはともかく、今回はモーツァルトのピアノ協奏曲であります。思えば、もう長い間聴いてきましてねえ。その昔から聴き続けている演奏は、と思いを馳せるなら、うーん、やはりロベール・カサドシュとジョージ・セルの演奏ですかねえ。バレンボイムの旧全集や内田光子さんのもよく聴きますね。私が聴き始めた頃には、戴冠式や27番と言えば、カサドシュの演奏だったように思います。このブログでも以前に取り上げましたねえ。
そんなわけでこの演奏、まずLPで買いました。15,17,26,27番の二枚。確か中古でした。そしてCDで3枚組。21-27番と二台のためのが収められていました。そして、SONYの白いBOXの5枚組がでて、15,17もあるのでまた購入(これは安かった)。それから、SACD化されたのを見て、昨年年末にまたまた購入してしまいました。これによって、私の手元には、LP、CD,SACDの三種類があるという、めでたい?ことになったのでありました。
それはそれとして、カザドシュとセルの演奏は、15,17,21-24,26-27番で8曲があります。20番がないのが残念ですねえ。オケについては、22,23,26.27はコロンビア響、他はクリーヴランドOのメンバーとなっています。なんだかシャキとしませんね。もう半世紀も経っているんだから、クリーヴランドとすればいいのに、と思ってしまいますが、なかなかそうもいかないんですかね。それで、今回はモーツァルトのピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467であります。1961年11月5日クリーヴランドのセヴェランス・ホールでの録音です。もう60年も前の演奏、録音になりますねえ。
まずは、SACDの効果。というよりリマスターの効果なんでしょうか、音がくっきりと明確になりました。加えて、生々しい音。ピアノなどの楽器の音色も鮮明。そして、全体的に音に余裕があるんですね。細部に至るまで明瞭。これによって聴く方にも余裕が生まれます。やはり、SACDがいいことに決まっています。ただ、これは仕方の無いことなんですが、LPを聴くと、なんだかホッとするんですね。一番LPが落ち着いて聴ける。まあこれは音が刷り込まれていることによるんでしょうがね。
そしてSACD化によって、随分印象が変わったのはオケではないか。これまでは感じなかった、オケの凄味を感じるのです。これまでよりもオケの凄味が実にいい。これはセルの凄さであるし、クリーヴランドOの緻密さもよく感じ取れるのでした。また雄弁ですね。加えて、華やいだ雰囲気も随所に聴かれて、愉悦感も伝わって来ます。やはり、ここでもSACDですねえ。カサドシュのピアノも表情が豊かです。どちらかと言えば、華美で表情豊かなピアノでした。それはそれでいいのですが、私的にはより深い表情と陰影の深さをこれまで以上に感じるのでありました。
第1楽章、冒頭からオケが引き締まった音色で、無駄な音がまったくない。そじてカサドシュのピアノも美音で、屈託のない明るさに満ちています。第二楽章、ピアノのゆったりと、しっとりと旋律を歌い上げる。表情が豊かであり、それぞれのフレーズがくっきりと浮かび上がる。この楽章は実にいいです。そして第三楽章。前楽章と比較するに、ピアノは躍動感に満ち、オケもそれに負けず、お互いに譲らない厳しさもあって、楽しく聴くことができますねえ。全体的に、曲の厳しさをこれまで以上に感じることができたのでありました。
先週の日曜日はマリーンズ8連勝、これに対して今日は楽天に5敗目。この6連戦はいいとこまるでなかったです。火曜日からはライオンズ。これがまた勝てないのでしょうねえ。もうぼこぼこに打たれそうです。まあそんなものかもしれません。
(SONY SICC 10245-8 2018年)
それはともかく、今回はモーツァルトのピアノ協奏曲であります。思えば、もう長い間聴いてきましてねえ。その昔から聴き続けている演奏は、と思いを馳せるなら、うーん、やはりロベール・カサドシュとジョージ・セルの演奏ですかねえ。バレンボイムの旧全集や内田光子さんのもよく聴きますね。私が聴き始めた頃には、戴冠式や27番と言えば、カサドシュの演奏だったように思います。このブログでも以前に取り上げましたねえ。
そんなわけでこの演奏、まずLPで買いました。15,17,26,27番の二枚。確か中古でした。そしてCDで3枚組。21-27番と二台のためのが収められていました。そして、SONYの白いBOXの5枚組がでて、15,17もあるのでまた購入(これは安かった)。それから、SACD化されたのを見て、昨年年末にまたまた購入してしまいました。これによって、私の手元には、LP、CD,SACDの三種類があるという、めでたい?ことになったのでありました。
それはそれとして、カザドシュとセルの演奏は、15,17,21-24,26-27番で8曲があります。20番がないのが残念ですねえ。オケについては、22,23,26.27はコロンビア響、他はクリーヴランドOのメンバーとなっています。なんだかシャキとしませんね。もう半世紀も経っているんだから、クリーヴランドとすればいいのに、と思ってしまいますが、なかなかそうもいかないんですかね。それで、今回はモーツァルトのピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467であります。1961年11月5日クリーヴランドのセヴェランス・ホールでの録音です。もう60年も前の演奏、録音になりますねえ。
まずは、SACDの効果。というよりリマスターの効果なんでしょうか、音がくっきりと明確になりました。加えて、生々しい音。ピアノなどの楽器の音色も鮮明。そして、全体的に音に余裕があるんですね。細部に至るまで明瞭。これによって聴く方にも余裕が生まれます。やはり、SACDがいいことに決まっています。ただ、これは仕方の無いことなんですが、LPを聴くと、なんだかホッとするんですね。一番LPが落ち着いて聴ける。まあこれは音が刷り込まれていることによるんでしょうがね。
そしてSACD化によって、随分印象が変わったのはオケではないか。これまでは感じなかった、オケの凄味を感じるのです。これまでよりもオケの凄味が実にいい。これはセルの凄さであるし、クリーヴランドOの緻密さもよく感じ取れるのでした。また雄弁ですね。加えて、華やいだ雰囲気も随所に聴かれて、愉悦感も伝わって来ます。やはり、ここでもSACDですねえ。カサドシュのピアノも表情が豊かです。どちらかと言えば、華美で表情豊かなピアノでした。それはそれでいいのですが、私的にはより深い表情と陰影の深さをこれまで以上に感じるのでありました。
第1楽章、冒頭からオケが引き締まった音色で、無駄な音がまったくない。そじてカサドシュのピアノも美音で、屈託のない明るさに満ちています。第二楽章、ピアノのゆったりと、しっとりと旋律を歌い上げる。表情が豊かであり、それぞれのフレーズがくっきりと浮かび上がる。この楽章は実にいいです。そして第三楽章。前楽章と比較するに、ピアノは躍動感に満ち、オケもそれに負けず、お互いに譲らない厳しさもあって、楽しく聴くことができますねえ。全体的に、曲の厳しさをこれまで以上に感じることができたのでありました。
先週の日曜日はマリーンズ8連勝、これに対して今日は楽天に5敗目。この6連戦はいいとこまるでなかったです。火曜日からはライオンズ。これがまた勝てないのでしょうねえ。もうぼこぼこに打たれそうです。まあそんなものかもしれません。
(SONY SICC 10245-8 2018年)
さて、コロナですが、国や県などは、経済活動を再開したら、どの程度の感染者数になると、想定していたのでしょうか?今の首都圏、そして他の県の状態を。医療崩壊にならないのでしょうか?今まで、感染者のいなかった、或いは少なかった街にも、ヒタヒタと、ウィルスが、近づいてきているようです。
コロナ、政府の意図するところを明確に首相の口から言って欲しいですねえ。ほんとにどうなるか不安ですねえ。ともかく、またご教示ください。