やっとプロ野球も開幕。パ・リーグは、6連戦とかもあり大変です。そんな中、マリーンズ、頑張っています。レアードや中村・井上が好調。投手もハーマン、ジャクソンなどの加入で充実。なかなかいいですねえ。久々の単独首位にもなりました。一方で、東京中心にコロナ感染が増加しています。観客を入れることも、言われていますが、このまま増え続けると、中止もあるかも。せっかくマリーンズ好調ですので、中断になれば、今年の優勝はあきらめなればなりませんねえ。それは残念です(笑)。
そんなこんなで今回は、モーツァルトです。その昔、モーツァルトの機会音楽が好きでした(今も好きなんですがね)。セレナードやディヴェルティメント。1970年あたりにベームとBPOがセレナードを録音していたことで、それらの音楽に親しみ、その後、ボスコフスキーなどの演奏などをLPで聴いていました。CDになってから、よく聴いたのが、ネヴィル・マリナーとASMF、またはASMFのアンサンブルの演奏でした。このブログでもいくつか取り上げました。
そして、このASMFの演奏をお店で見つけるたびに購入していたのですが、モーツァルトのセレナードとディヴェルティメント、どれくらい録音しているのか、わからないのです。果たしてどうなんでしょうか。今手元にあるのが、セレナードではK.203,K.250,K.320,K361。ディヴェルティメントはK.113,K.137,K.138,K.131,K.205,K248,K205.K.251,K.287.K334、あたりなんです。ですので、この分野の演奏を集大成したBOXものが出ないかな、と心待ちにしておりましたが、今に至るまで出ていないのがなんとも残念であります(もし、出ていたら教えて下さい)。
ということで、今回はモーツァルトのディヴェルティメント第10番ヘ長調K.247。演奏はアカデミー・チェンバー・アンサンブル。1985年6月ロンドンでの録音です。この曲は、1776年6月にザルツブルクのアントニア・ロドロン伯夫人の命日祝日を祝って書いたもので、同年の6月18日に初演されました。Vn2,Va1,Vc1,Hr2の構成で、6楽章からなっています。全曲で約35分。モーツァルト、二十歳くらいのときの作品となります。
この曲は、実に弦の美しさにあふれています。ASMFの演奏は、実に端正。過剰な表情や起伏に富んだ表現も優雅さもそれほどなく、それでいて構造的にしっかり堅固な造りの中で、モーツァルトの機会音楽のよさが十二分に味わうことが出来ます。この曲は弦が中心ですが、この弦の響きも艶や優しさに満ちており、これっぽっちの不満もありません。でもよくよく考えてみれば、もうこんな室内オケはないのかも。古楽のものが主流なんでしょうねえ。私はモダン楽器をひいきにしているのでねえ。
第1楽章、躍動的であり、大がかりな造りで、弦が存分に歌う。数本の弦が実にうまく合わさり、その重ね合った響きが美しい。第2楽章、ここでも複数の弦の響きでの美しい旋律が心に染み込む。メヌエットをはさんでの第4楽章限だけによるアダージョ。ケネス・シリトーのヴァイオリンが甘美に響く。ゆったりとしたテンポでふくよかな音色はいいですねえ。澄んだ高音が実にいい。第5楽章のメヌエット。はやりモーツァルトのメヌエットはいいなあ。しかし、この曲は管がホルンだけなのが寂しいですね。やはりオーボエが欲しいですかねえ。そして終楽章。快活なロンド。ホルンに絡む弦が生気にあふれ躍動し、楽しい味わいに満ちて喜びが満ち満ちていますねえ。あまり目立たない曲かもしれないが、いい曲ですねえ。演奏も満足満足。
しかし、気がつけば6月も終わり。梅雨の終わりの豪雨災害が起こる時期になってきましたねえ。今年はなんとか勘弁してもらいたいものです。
(Philips 420 181-2 1986年 輸入盤)
そんなこんなで今回は、モーツァルトです。その昔、モーツァルトの機会音楽が好きでした(今も好きなんですがね)。セレナードやディヴェルティメント。1970年あたりにベームとBPOがセレナードを録音していたことで、それらの音楽に親しみ、その後、ボスコフスキーなどの演奏などをLPで聴いていました。CDになってから、よく聴いたのが、ネヴィル・マリナーとASMF、またはASMFのアンサンブルの演奏でした。このブログでもいくつか取り上げました。
そして、このASMFの演奏をお店で見つけるたびに購入していたのですが、モーツァルトのセレナードとディヴェルティメント、どれくらい録音しているのか、わからないのです。果たしてどうなんでしょうか。今手元にあるのが、セレナードではK.203,K.250,K.320,K361。ディヴェルティメントはK.113,K.137,K.138,K.131,K.205,K248,K205.K.251,K.287.K334、あたりなんです。ですので、この分野の演奏を集大成したBOXものが出ないかな、と心待ちにしておりましたが、今に至るまで出ていないのがなんとも残念であります(もし、出ていたら教えて下さい)。
ということで、今回はモーツァルトのディヴェルティメント第10番ヘ長調K.247。演奏はアカデミー・チェンバー・アンサンブル。1985年6月ロンドンでの録音です。この曲は、1776年6月にザルツブルクのアントニア・ロドロン伯夫人の命日祝日を祝って書いたもので、同年の6月18日に初演されました。Vn2,Va1,Vc1,Hr2の構成で、6楽章からなっています。全曲で約35分。モーツァルト、二十歳くらいのときの作品となります。
この曲は、実に弦の美しさにあふれています。ASMFの演奏は、実に端正。過剰な表情や起伏に富んだ表現も優雅さもそれほどなく、それでいて構造的にしっかり堅固な造りの中で、モーツァルトの機会音楽のよさが十二分に味わうことが出来ます。この曲は弦が中心ですが、この弦の響きも艶や優しさに満ちており、これっぽっちの不満もありません。でもよくよく考えてみれば、もうこんな室内オケはないのかも。古楽のものが主流なんでしょうねえ。私はモダン楽器をひいきにしているのでねえ。
第1楽章、躍動的であり、大がかりな造りで、弦が存分に歌う。数本の弦が実にうまく合わさり、その重ね合った響きが美しい。第2楽章、ここでも複数の弦の響きでの美しい旋律が心に染み込む。メヌエットをはさんでの第4楽章限だけによるアダージョ。ケネス・シリトーのヴァイオリンが甘美に響く。ゆったりとしたテンポでふくよかな音色はいいですねえ。澄んだ高音が実にいい。第5楽章のメヌエット。はやりモーツァルトのメヌエットはいいなあ。しかし、この曲は管がホルンだけなのが寂しいですね。やはりオーボエが欲しいですかねえ。そして終楽章。快活なロンド。ホルンに絡む弦が生気にあふれ躍動し、楽しい味わいに満ちて喜びが満ち満ちていますねえ。あまり目立たない曲かもしれないが、いい曲ですねえ。演奏も満足満足。
しかし、気がつけば6月も終わり。梅雨の終わりの豪雨災害が起こる時期になってきましたねえ。今年はなんとか勘弁してもらいたいものです。
(Philips 420 181-2 1986年 輸入盤)
古い話ですが、私、川崎生まれ育ちでして、子供の頃、オリオンズの(子供の)ファンクラブの会員でありました。1000円の年会費で、お菓子(結構な量)と帽子をいただき、年間数試合を川崎球場で観戦しました。
観客は少なかったです。
そのあと、大学生の頃、落合の雄姿を拝見しました。張本、レオン兄弟、有藤、弘田、村田、仁科・・・レジェンドではないですか!私、実は、愛甲と同い年でありまして・・・
今年のマーリンズの健闘を祈念します。燕軍は肩ひじ張らず頑張ってくれればよいです。(笑)
昔話と音盤の話でなくて、すいませんでした(笑)
こういった日常が回復したこと、(油断は禁物なのですが)喜ばしいです。
それにしても、今年のホームランは、がん!と響いて、ドン!とスタンドインです。緩やかな弧を描くホームランはなくなってしまったのでしょうか?
すいません、また、音盤のコメントではないですね。(笑)
私の方は、勉強不足で、気の利いたコメントができません。
ですが、毎週楽しみに拝読しておりますので、業務多忙と存じますが、ご自愛ください。
当然といえば、当然かも知れませんが、このところ、コロナの感染者数が、東京を始めとして、増え続けています。ヨルノマチ関連という、あやふやな表現を使っていますが、むしろ、はっきりさせたほうが、良いのではないでしょうか。もちろん、多少の保証は必要でしょうが。東京も50~60人程度で推移すると予想していたのかも知れませんが、100人越えには、驚いているのでしょうね!
さて、ロッテもそろそろ、実力が見え始めてきましたか?でも、頑張って欲しいですね。
今日、神戸市で中学校の先生の感染が判明しました。学校でのクラスターが発生しなければいいのですがね。心配です。
マリーンズ、今日も負けました。まあこれが実力でしょうねえ。困ったもんです。
また、ご教示ください。
また、ご教示ください。