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こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

モーツァルトの「喜遊曲」

2008年03月25日 21時59分11秒 | モーツァルト
年度末は、異動の季節であります。私事ですが、12年間の長きにわたってお世話になった部署から、異動することになりました。異動先がなんともまったく不慣れなところなので、たいそう不安一杯であります。まあ、この年になって使ってくれるところがあるだけでも、喜ばねばならないんでしょうが、なんとも憂欝なことであります。
そんな憂欝なときには、モーツァルトであります。モーツァルトの「喜遊曲」です。今となっては、「喜遊曲」なんていう言い方はほとんどしなくなりましたね。「ディヴェルティメント」です。一般にモーツァルトのディヴェルティメントは、番号のついているものは、17曲があります。第1番がK.113、第17番がK.334となっています。しかし、別に1番と言われているものに、K.136があります。K.137,138とともに、ザルツブルグ・シンフォニーと言われているものですが、アインシュタインなどによって、弦楽器によるシンフォニーと言われ、いわゆる喜遊曲とは一線を画する曲とされています。そんなこんなで、K.113をディヴェルティメント第1番とすることになるのですが、1771年に作曲されたもので、クラリネットを初めて使った曲として知られています。クラリネットとホルンを二つずつに、弦楽四重奏の計八重奏で演奏されます。曲は、四楽章構成で第三楽章にメヌエットを配し、交響曲に近い構成となっています。モーツァルト15才のときの曲で、若書きに属するものですが、このころのディヴェルティメントは魅力的な曲が多いですね。
この曲の演奏は、ヴェーグのものやウィーン室内合奏団などのものに加え、アカデミー・チェンバー・アンサンブルのものがあります。先日、日本橋で中古CDやさんを徘徊していたときに、アカデミーのものを見つけました。PHILIPSにモーツァルトの機会音楽を録音したシリーズの一枚ですが、最近はあまり見つけれませんので、しめしめと思いました。アカデミーの演奏は、ヴェーグほど元気がよくはなく、ウィーンほどの優雅さもない、そんなものです。管楽器が曲のポイントとなっていますが、いきいきとした息遣いでいいですね。管の分厚さをよく聴かされますが、弦も管の引き立て役になるのではなく、しっかりとした役回りを演じているところに好感がもてます。
モーツァルトの喜遊曲のCDは、もっと出て欲しいですねえ。

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1 コメント

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助かりまくり! (猫背)
2008-03-29 01:22:27
旅行に行った時についでにヤって¥7OOOOもらったww
旅費が浮くどころか遊びまくったよヽ( ・∀・)ノ
http://houkei.yycola.net/gyaku/eZ7b79RI.html
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