7月14日 月曜日
■わたしたちがリルケの薔薇を地植えにしたころのことだ。
かれこれ30年も前になる。
わたしは指に棘を刺してしまった。
夫がそのとき、吸血鬼の話をしてくれた。
■吸血鬼は天使だった。
神の庭園の庭師だったのさ。
あるとき、薔薇の棘を指に刺して血を流した。
その流れ出た血をうっとりと吸っているのを神に見咎められた。
それで天国を追われることになった、ということだ。
■いまもリルケの薔薇は真っ赤に咲いている。
■いまもそそっかしいわたしは、ときどき薔薇の棘をさす。
そのつど夫の話をおもいだす。
■夫はいまではブログで吸血鬼の話を書いている。
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■わたしたちがリルケの薔薇を地植えにしたころのことだ。
かれこれ30年も前になる。
わたしは指に棘を刺してしまった。
夫がそのとき、吸血鬼の話をしてくれた。
■吸血鬼は天使だった。
神の庭園の庭師だったのさ。
あるとき、薔薇の棘を指に刺して血を流した。
その流れ出た血をうっとりと吸っているのを神に見咎められた。
それで天国を追われることになった、ということだ。
■いまもリルケの薔薇は真っ赤に咲いている。
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