猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

春雨の朝の庭

2014-03-01 12:49:40 | 身辺雑記
  モミジの細い枝に小さな水玉がついていた。
  春雨の朝。
  ダイヤモンドのようにきらめく水玉。
  水玉が重さで地上に落ちる、まるで小さな白い花びらが風に吹かれて舞っているようだ。
  幽玄の世界に浸っていると、いつのまにか夫がきて庭を眺めていた。
  「このあたりに昔は門があったなぁ」
  嫁いできて門扉に手をかけたときの重みがよみがえってきた。
  モミジに向けてシャッターを切る。
  辺りが静かなので思いがけなく高くカシャッと響く音。
  「この飛び石は次女と並べた、長女はよく庭で草花の世話をしていた」
  夫の回想はまだ続いている。

    

    

  春はそこまで
  
  椿  侘びすけ   
    

     ワリンガーベル   
    

  沈丁花 
    

  折れたクレマチスを玄関に飾る         
          

              
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