猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

リリに助けられた

2015-08-24 21:55:31 | ねこちゃんのお話
昨夜は12時に床に就いた。
いつもだったらリリもロッキングチェアの上で寝ているはず。
今夜はリリの様子がおかしい。
ソファのそばをいっこうに動こうとしない。
リリを抱いてロッキングチェアの上にもどし、体をなでながら寝かせようとする。
逃げるようにソファのそばにもどってしまう。
なぜなのかしらと、下をのぞいても何もいない。
わたしは諦めて電燈を消して床に入る。
リリはベッドの下を、すごい音を立てて飛びまわる。
わたしは電燈をつけてリリを抱きかかえる。
「リリ、明日は早くおきなくてはならないの」
「おとなしく寝なさい」
と少し声をあらげて怒ってしまった。
「リリが暴れて眠れないの」と夫に助けを求める。
リリを抱いて寝室に戻ると。
驚いた。ムカデが横たわっていた。
10センチをはるかに超す赤黒いムカデ。
床でぐったりとしている。
リリが何回か攻撃をくわえたのだろう。
リリはムカデをみると、するりとわたしの腕から抜けだした。
ムカデに飛びかかる。
わたしは悲鳴をあげた。
リリはわたしの悲鳴に驚いて飛びのいた。
とっさにスリッパを脱ぎ、ムカデを叩きつけた。
虫ハンターのリリがわたしを救ってくれた。
「リリごめんね」わたしは何度も頬ずりしながら謝った。
わたしがもし噛まれていたら大変だった。
夫が数年前ムカデに噛まれ、夜中に医者に駆けこんだことがあった。
長雨がつづくとムカデが居間まで侵入してくる。
このところ長雨が続いたからだろう。

  

  

   
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