猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

春の息吹

2018-02-27 21:28:50 | 身辺雑記
寒い寒いといい続けてきた二月もおわり。
この冬は体調もすぐれず日常の仕事をするのが精いっぱいだった。
陽の光は明るく輝きをました。
少しずつわたしは元気をとりもどした。
夫と買い物をかねて散策。
河川敷を歩く二人の背に太陽が暖かく照る。
川面に眼をやると、アオサギが向こう岸ちかくの流れの中に佇んでいた。
アオサギの弧影はありありと哀愁をわたしに伝えてくる。
いつも一羽でいるのでわたしにはそう映ってしまうのだろう。
アオサギとわたしの間には水ぬるむ川の流れがあった。
「春がくるわね」
わたしは夫をふりかえった。夫はだまっていて川面を眺めていたが、春を迎える喜びがその表情にはあった。

                  
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