2022/08/20 土曜日
朝夕だいぶ涼しくなった。
朝や夕暮になると、カナカナ、カナカナとヒグラシが鳴く。
その響きは澄んで涼しさを感じる。
暑い夏もようやく峠をこえたかに見える。
夜のとばりが降りると、家の中に迷い込んだのか虫が鳴きだした。
ハンターキャットのルナは、鳴き声に狙いをつけている。
ルナが近寄ると、パタッと鳴き声が止む。
わたしはホット胸をなでおろす。
庭では、蕾を摘み忘れたバラがぼつぼつ咲いている。
フレンチレース
7月に剪定した紫陽花ですが。
墨田の花火が2輪涼しそうな花を咲かせた。
墨田の花火
クレマチスのアフロディーテ、ベルベットも1輪づつ。
アフロディーテ
ベルベット
庭の住人?
夫が老後の楽しみに句作を煩くすすめるので。
初めての作。
●端居(はしい)して花烏瓜眺めいる
夕方になるといくらか涼しくなった。縁側で涼をとりながら庭の烏瓜を眺めていた。夫の好きな烏瓜。
今年はたくさん花つけた。暑さのためか花が落ちてしまう。
緑色から朱色になり、小鳥が実を食べに来るまで実をつけていて欲しい。
●水打って草木を守る夕べかな
暑い一日が終わろうとしている。打ち水をすると草木も庭石も涼しくなったようで生き生きと蘇る。
●片影を探して歩く炎天下
容赦なく照りつける太陽。木陰や日陰を探してそこをつたうように歩いて、暑さをさける。
●ひそやかに秋しのびいる空の青
空の色も光もどことなく澄んで感じられるようになった。秋はいつの間にかひそやかにおとずれるようだ。