夫と近くの公園に桜をみにでかけた。
ここは小高い野球場の土手のまわりに桜が植えてある。
なぜかここは桜をみに来る人が少ない。
犬の散歩に来ている人を見かけるぐらいだ。
二人でゆっくり球場を一回り。
静けさをふるわすようにときおり小鳥の鳴き声がする。
小鳥が飛びたつと花びらが宙に静止したままゆっくりとおちていく。
桜の下は薄らとして、
うすくれない桜の花と黒々とした幹が美しく妖艶な感じすらする。
まじかでみる一枝の桜と、ぼっとかすんだ全体の桜の色の対比もおもしろい。
帰りぎわ老夫婦に声をかけられた。
隣町から桜を見に来たらしい。
この公園のほかに桜でにぎわう公園がある。
お目当てはその公園だったらしい。
この素晴らしい桜をみるきはないらしい。
「花より団子」といってにぎわう公園の道を聞かれた。
出店が出ていないとつまらないとのこと、人それぞれだと思った。
ここは小高い野球場の土手のまわりに桜が植えてある。
なぜかここは桜をみに来る人が少ない。
犬の散歩に来ている人を見かけるぐらいだ。
二人でゆっくり球場を一回り。
静けさをふるわすようにときおり小鳥の鳴き声がする。
小鳥が飛びたつと花びらが宙に静止したままゆっくりとおちていく。
桜の下は薄らとして、
うすくれない桜の花と黒々とした幹が美しく妖艶な感じすらする。
まじかでみる一枝の桜と、ぼっとかすんだ全体の桜の色の対比もおもしろい。
帰りぎわ老夫婦に声をかけられた。
隣町から桜を見に来たらしい。
この公園のほかに桜でにぎわう公園がある。
お目当てはその公園だったらしい。
この素晴らしい桜をみるきはないらしい。
「花より団子」といってにぎわう公園の道を聞かれた。
出店が出ていないとつまらないとのこと、人それぞれだと思った。
こういう風景を見ると「日本人でよかったなぁ」としみじみ思います。
花見客で賑わう桜の名所もいいですが、
人気の少ない静かな場所で、心ゆくまで桜を愛でるのは至福の時ですね。
mimaさんの詩的な文章も、桜の美しさを際立たせている…
そんな素敵な記事でした。
よい時間が過ごせました。ありがとうございました。
「なぜかここは桜をみに来る人が少ない」
⇒えっ!こんなに沢山の桜が咲いているのにですか。
見てくれる人が少ないなんて寂しいわね。
でも、その分はゆっくりと見られますね。
「花びらが宙に静止したままゆっくりとおちていく」
⇒私ね、咲いている姿より風で散る姿の方が好きなの。
咲くら舞い散る空を見上げていると異空間にいるような・・・・・
花吹雪の中に佇んで見たいわ。
「出店が出ていないとつまらないとのこと」
⇒私も出店のある場所の方が好きだけど、
でも、この満開の桜に興味を示さないなんて・・・・・
本当は桜ではなく「出店」なんでしょうね。
桜の楽しみ方、ホント人其々ですね。
短い花期に、せいっぱい花を咲かせる姿を静かに見つめて風情を楽しむ。
短い花期に自分の人生を重ねて遠い思い出にしたる。
なんて、このご夫婦には無いのでしょうね。
若い方達のように花見でにぎあう賑やかな雰囲気を楽しみたい方達何でしょうね。
それも一つの楽しみ方・・・でも、ちょっと寂しい感じがします。
ひとみしりするたちなので、ひとけのない場所で静謐な観桜がすきです。
桜はにぎやかなふんいきのなかで愛でるのもいいですが、
わたしはこの御殿山の桜をみるのが慣例となっています。
「ああ、わたしをみに来てくれた」と桜の吐息がきこえるような場所を今年も探して歩きました。
咲くら舞い散る空を見上げていると異空間にいるような・・・・・
花吹雪の中に佇んで見たいわ。」⇔imiさんロマンチストなんですね。
わたしも散る桜の花びらに、こしかたの人生のひとこまひとこまを重ねあわせて時を過ごしました。
楽しい思い出もあれば悲しい思い出もあります。
「恋空」のロケ現場となった観覧車がゆっくり回転していました。
いまあそこに乗って愛をはぐくんでいる若い人たちはどんな思い出をつくるのかしら。
できました。いつもながら写真とmimaさんの
文の世界に引き入れていただきました。
とても素敵な空間にご主人と二人で
絵になってる姿を想像しています。
桜の精も会話に参加して
静寂な中に見をおくと数々の思い出が去来します。
たしかに、桜の精も会話に参加してくれているよう気がしてました。
それで会話がはずんだのね。(^^