猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

知らないほうがいいこともある

2015-11-08 13:10:20 | 身辺雑記
雨の日曜日。遅い朝の目覚め。
「夕べ、地震があった。知っていた」
夫に聞かれた。
そういえば、うとうとし始まったとき、ゆれたようだった。
疲れたのでいつもより早く床に就いた。
眠り鼻だったので、記憶に定かではない。
「かなりおおきかったよ」
知らないほうが、いいこともある。

先日、同級生にあった。
リックを背負ってゆっくり一足一足踏みしめるように歩いていた。
病気をしているとのことで、腰がまがってしまっていた。
「運動したほうがいいので歩いているの」
そう話していた。りっぱだな。と感心した。
励ましてあげた。
別れるとき、あまり足早に歩くのは気がひけた。
夫も同じ気持ちらしくゆっくりと歩調をあわせてくれた。
「いつまでも、げんきでいてくれるといい……」
学生時代の輝いていた彼女の顔が頭をよぎった。
ほのぼのと懐かしい気持ちと、わたしは良くここまで元気で来たものだという感傷にひたった。
知らないほうがいいこともある。
友達が病におかされるのはあまり知らないほうがいいのかもしれない。
可哀いそうだ。
でも、あまり同情をあからさまにするのも、失礼とおもう。
ひととひととのつきあいの難しさを痛感した。

  庭の柿
  

  

  藤袴
  

  

  まん丸になって寝ているリリ 寒くなりましたからね
    



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