8月のコンサートも残すところ2回となりました。
本日のコンサートはブタペスト(ハンガリー)在住の松永みなみさんとロマーン・ミコラさんのデュオコンサート。
19時開演ということで、17時からリハーサルのためおふたりが来店したのですが、ミコラさん、なんだか面白い人みたいだと思いました(笑)
もちろんハンガリー語はまったくわからないので何を言ってるのかわからないのですが、なんとなく面白い感じが伝わってきます。。
さっそくリハーサル。
先程までとはまったく違い、真剣にチェックしています。
指摘される前と後でどのように音が変わっているのか、よくわかりません(^^;
それほどまでに微妙な調整をしているのか?なかなか深いです。
今日のコンサートはあまり予約をいただいていなかったので心配していましたが、開場してみると大勢の方がお越しになって、最終的には30名近い来場者となりました。
シーンとした会場で開演です。
今日のプログラムは
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第1番
ドヴォルザーク ロマンティックな小品
チャイコフスキー なつかしい土地の思い出
バルトーク ルーマニア民族舞曲
と大曲ばかり。
お子さまもいらっしゃったのでどうかな~とは思いましたが、みんな静かに聴き入っていました(^^)
ミコラさんのヴァイオリンはとっても優しく響いていました。
ミコラさんいわく、「ここはとてもナチュラルな音がする」そうです。
気に入っていただけたようでよかった~
あ、この時は英語で話してくださいました(笑)
ミコラさんが演奏の前に曲の解説をし、松永みなみさんが通訳して会場のみなさんに伝えていました。
ハンガリー語がとても難しくて何を言ってるのかまったくわかりませんでした。
そう言えば、お客様の中にハンガリー出身で金沢に住んでいる方がいらっしゃいました。
もう日本語がペラペラで、最初にお電話いただいた時は日本人かと思ったくらいです。
なんでもミコラさんとは顔見知りだそうで、世間は狭いですね~
そして、最後の曲。
弾き終えた瞬間のふたりの満足気な表情がとても印象的でした。
それだけ情熱的な演奏でしたし、僕も今回の演奏はとても素晴らしいと感じました。
いつも何かと文句をいう娘も今回はいい演奏だったと(音楽評論家のように)話しておりました(笑)
ほんと、いい演奏でした。
この後、関係者で簡単に打ち上げをしましたが、日本のビールが好きだというミコラさんが美味しそうに飲んでました(笑)
打ち上げの時は不思議な事にミコラさんがハンガリー語で話しているのですが、なんとなく言ってることが理解できる瞬間がありました。
すごく面白い人で、分かり合えるところが多いのでしょうか?
松永みなみさんに
「ハンガリーの人はみんなミコラさんみたいに面白いんですか?」と尋ねたら
「みんな冗談ばかり言ってる」、だそうです。
ノリが関西の人に近い気がする。。。
いつかハンガリーに遊びに行きたいので、その時はよろしくと伝え(笑)、また来年もぜひ演奏してくださいとお願いしましたよ。
月末にはハンガリーに帰るそうですが、再開できる日を楽しみにしています!
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