21世紀美術館で開催されている「未来を創る現代工芸展」に行ってきました。
金沢ってこういう展示会が頻繁に開催されてるから好きです。
8月30日から9月4日まで開催されているこの展示会は1階の市民ギャラリーでやってますよ~
今日までなのでまだ行かれてない方はお早めに。
工芸展ですので写真は撮れませんが、広いフロアにゆったりと展示されているので作品を一望できる感じ。
みなさん個性的な作品が多いので、訪れた人はきっとお気に入りの作品が見つかると思います。
僕のお気に入りは、公下義満さんの「厳冬の森」という陶芸作品です。
冬の暗いけど雪で明るい森のイメージを微妙な色合いで表現していると思いました。
その色が僕の好みにぴったり(笑)
それともう一つ、百貫俊夫さんの「赤富士と女神」という染織作品。
毎回、奇抜な色使いの作品を創ってらっしゃる百貫さんの作品はその色のバランスがすごくいいんです。
あんなにたくさんの色を使っているのに気持ちいい作品にできるなんてすごい人だなあって毎回思いますよ。
今回の展示会は「現代工芸石川展」と「第26回 石川の現代工芸展」が同時に開催されているようで、
上の二人は現代工芸石川展で出展されていましたが、もうひとつの現代工芸展でもお気に入りの作品が見つかりました。
鶴見奈々さんの「友禅パネル フサスグリ」
フサスグリを題材に秋の凛とした空気感というか涼しさを緑、赤、紫で上手に描いてらっしゃいました。
その色合いがほんとに綺麗で、すぐに引きこまれました。
いいなあ~このパネルは部屋に飾りたいなあ~
今回は作家さんが作品に託した思いを書いてあり、それがよかったと思います。
作家さんが何を考えながら創っているのか、その一端に触れることができるので、単に作品を見るだけよりも面白かった。
今日の17時までですが、おもしろいですよ~
あ、会場では「東日本大震災義援チャリティー展」も開かれていて、作家さんの作品のチャリティーオークションも開かれています。
お気に入りの作品があれば参加してみるのも楽しそう。