民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

人の生き方・・・

2008-09-08 12:59:35 | Weblog
昨夜宿泊なさったお客さん朝食の時間になっても大学生のO君が見えない~~
起きてきたのはWさんもYさんも食事が終る頃である、色んな話の中で今日の
天気が天気は良いが雨上がりで濃霧で何も見えない
そんな事も有って大学生のO君の就職の話になり就職が決まっていないと言う
事に「自分が何をやりたいの」「此れって何がいいのか分らない??」「う~ん」
「自分の成りたい者、やりたい事って無いの」「別に此れって無いよ」「働くって言
う気持ちは無いの」「働く気持ちは有りますが、何をすればいいか分らない」「あ
なたは何人兄妹なの」「兄が二人と僕と三人です」「ばっち子で三人も居れば本
当であれば競う事になるのに、予ほど家庭的に裕福なんだね」「は~い」「「何で
も簡単に返事をしないでもっと重みと考えて」「は~い」「素直すぎるよね」「私で
あればO君は使わないな、何故だか分る」「いいえ分りません」「返事はとても良
いんだが人の話をきちんと聞かないで聞いた事が素通りしている様に見えるよ」
「は~い」「其れが駄目だと言うの」「余り反応が良いのが良いんじゃないの人の
話を噛砕しないとそして自分の中で消化してから返事をしたほうが良いと思うよ」
とお客さんも夫々意見を話してくれる。
こんな機会はめったに無いと思うね「親に言われている時にはそうは言わないと
思うでしょう」「親の小言と茄子の花は万に一つも無駄が無い」とお父さんが付け
加え話は終ったが親を一番安心させて親孝行が出来るのは、就職が決まり何時
までも脛をかじらない事である。


大学四年を過ぎ様としているO君のように、目的も如何したら良いかわからない等
と言っている身近な方々、分らせてあげるのも私たち大人の役目なのかな~~~
と対御節介の虫が動いた事で道を外れず良い就職に就ける様心より願っている。

ニ-ト等と横文字で我が子を引きこもりや、仕方が無いなどと言ってないで、一人
前の人間として育て上げ、自分の老後をご夫婦二人でゆっくり暮らせる生活設計を
貫けるそんな人生設計で有ったんだと思います、「大学を卒業したんだけど~~~」
等と暢気な考えでなく生きると言う事は「働かざる物食うべからず」と言う昔の諺が生
きる世の中にならなくては日本の国は沈没するのではなかろうかと思う昨今である。

今夜のお客さんは東京から見えたSさんである、今が夏休みとおしゃルSさんはメン
メの湯煮を美味しそうにペロリと平らげる、可なりの魚食いで食べ方がとても上手で
ある、カニも完食御飯とお吸い物も全て完食~~~今迄誰も成し遂げなか
った~~~???私は吃驚??民宿本間の表彰状を渡したいぐら
いである
表彰状
東京都S様
貴方は平成20年9月8日民宿本間荷宿泊なされ夕食の食事を間食致しました
今までの宿泊なさった方々を代表して誰もが成し得なかった事にたいして表彰い
たします。

             平成20年9月8日


本当に残さないで全部食べていただけることに感謝申し上げます。