どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

明延Cu と 富栖鉱山 AuAg

2018-01-04 13:54:13 | 鉱物採集 兵庫
明延は、黒い人さえ出なければ最高なんです。
明延はホントに荒らしたり、無茶しないようにね。
マジで黒いの出てきて家までついてくるから、トンネル線路坑口は気をつけろ。





雪の明延って最高です。
つかほぼ雪が無い予定で行ったんですけど、ねw
帰るときには20cmくらいになってました。


車に戻ったら、来た時の車の轍なくなってたw

この後山崎ICまで戻って初の富栖鉱山行きました。


とりあえず火薬庫と塞がれた物置見に行った。
徘徊後に入り口まで戻ったら、富栖のオーナー様が現れて鉱山に関する貴重なお話を聞かせてもらった。
ご好意で鉱山を探索してもOKの許可を頂いたので、中段にあるという150m坑まで行くことに。




斜面が結構キツイ感じ。
ズリは索道で降ろして選鉱場に送っていたので想像していたが、カスばかり。
坑道もちらっとみたがかなり綺麗に掘られていた。
X構○査さんが来た跡もありましたw
150m坑を調べて、今回は時間が悪いので下山しました。




今まで鉱石の紹介はしていなかったので、今回は採集した金銀鉱を紹介したいと思います。
鉱石の紹介ってキャメラが無いとなかなか良いように撮影できないんですよね・・

手持ちの金銀鉱はこんな感じです。
ルーペで見る銀黒や自然金銀、細かい採集品は自称もあり、個別に紹介するのは次回にしたいと思います。


こちらは大立鉱山で採集した輝銀鉱で、箔状でこれでもか!と、ベッタリくっついています。
ルーペと比べて頂いたら大きいことが判断して頂けるかと思います。


こちらも同一産地からで超高品位部の銀黒部分の塊です。
石英脈よりも富鉱部が分厚過ぎた為、最初はこの産地によくある不毛な石英かと思ってしまったくらいです。
石英部以外の全て鉱脈部部分と言うのは通常採掘対象なので本当に運が良かったと思います。


これは大身谷鉱山で採集した高品位の銀黒鉱です。
綺麗な縞状でTHE・金銀鉱です。
この産地は採掘跡が綺麗に整地されており、民家も近い為、このような鉱石は非常に採集がし難いと思います。


金銀ではないですが、金銀鉱山の中瀬鉱山産で毛鉱、ベルチェ鉱、輝安鉱が晶洞の中で綺麗に立っています。


私が今まで採集した鉱石で一番大きかった鉱石です。
最初この二つの石は一つで、大きな母岩「30kg位」でした。
一緒に採集した方とヒーヒー、フーフー言いながら手伝って貰い車まで持って帰りました。
持って帰って表面部以外の母岩をハツリで割って小さくしてこの状態になりました。
朝日鉱山の自然金で肉眼で見えるサイズの自然金です。
写真の様な自然金が40粒程度付いている大変素晴らしい標本です。