空から見た墓地と宅地 (空撮)

大島に向かう飛行機から、地上の様子を撮影した(いわゆる空撮)2枚の写真です。
まずはこの2枚をご覧ください。






上が宅地、2枚めが墓地です。ご覧のようにどちらが墓地で、どちらが宅地かよくよく見ないと判りません。

宅地も墓地も通路の広さと電信柱が有るか無いかの違いくらいで、空から見るとパッと見た目は区別がつきません。

ご存じのように、宅地は人が住む場所ですが、もう一方は亡くなった方を埋葬するところです。
高齢者をたくさん抱える日本の近い将来・・・このままお墓が増え続けると郊外はみんな墓地になってしまう勢い・・といっては言い過ぎでしょうか。

以前にも書きましたが、一般庶民が現在のように大きな墓地を買い求めて個々に墓地を所有する慣習は戦後になってからです。

人口が爆発的に増えたベビーブーム、暮らしが豊かになった高度経済成長期を経て、ここ数年は自然破壊が加速度的に延びていることが問題視されるようになりました。

最近の墓石の多くはお隣の中国の山を削って輸入したものです。
その中国も環境破壊が深刻化し、そろそろ規制の様子がちらほら囁かれてきています。次はベトナムから輸入しようと、白羽の矢が立っているようです。
日本の食料の自給率の低さには驚きますが、せめて、それ以外の物で自給できるものはなるべく自給することも地球環境保護のひとつではないでしょうか。

明日は横浜で樹木葬説明会です。
ご参加を予定して頂いている方、どうぞよろしくお願いいたします。

>>説明会の詳細と日程



 秋田林西
 樹木葬専用ガーデン墓地千の風みらい園の責任者。葬儀社も経営する僧侶。
 メールマガジン「墓石を使わない質素な「樹木葬」を知る」もやってます
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