六根清浄、お山は晴天。 登って下って、どっこいしょ。

たまに書く、時々入力、気が向いたら、したためる。駄文満載、阪神裕平ことおやじぃ雅のアウトドア雑記帳。

峠の…、いや奥多摩の「釜飯」。

2013-11-18 21:14:40 | Hungry?~喰らわねば帰れん
《軍畑~高水山~岩茸石山~黒山~棒ノ折山~川井》

     

 なぜここで「釜飯」なんだろう。これは、学校を出て就職した際に
出くわした光景に対して、浮かんだ疑問である。

 入社した会社で配属された部署の上司は、当時では珍しく女性だっ
た。ある時、その上司と一緒に出かけた帰り道に、甘味処へ立ち寄っ
たことがある。コーヒーは苦手だが甘いもの、特にあんこものは別腹
という上司。一方、その逆が私。しかし甘味処のメニューは、両者い
ずれにも対応可能な品揃えであり、上司あんみつ、私コーヒーを口に
しつつ、ありがたき上司のお話の拝聴タイムとなった。

 そんな甘味処のメニューには釜飯もあった。こういったお店でコー
ヒーだけを飲むのも不思議だが、釜飯はそれ以上。でも美味しそうだ
なと思いながら、コーヒーをすすっていた記憶がある。

 以来、釜飯に意外な所で食べるとの条件が加わると、無性に食べて
みたくなる。そんな私が、奥多摩のちょっと離れた場所に美味しい釜
飯がとの情報をキャッチしてしまった。これは当然GOである。早速、
山行名「回り道して、腹ぺこ状態で食べる釜飯大作戦」を敢行で「き
のこ釜飯」をパクつきに出かけてみた。

 店は「釜飯 なかい」という屋号で、なるほど車でもなければ無理だ
なという場所にあった。お店の人のテキパキとした対応も気持ちよく、
通された席に「よっこらせ」。しばらくして注文の品もやってきた。
いただきます。ふぅ~ご馳走様。今だに学生時代の悪いクセ、食べる
のがハイペースで、あっという間に完食である。

 では、おいとましますか。店を出て駅まで歩く道すがら、かつて甘
味処で、上司から「人と食事をする時は、ペースを考えて。あなたは
早過ぎ」と注意を受けたことを思い出した。すいません、まだ直って
いません。そして甘味処のメニューにある釜飯の謎についても残念、
現在も氷解していない。

    


●コースタイム(カッコ内の左・到着、右・出発時間)  
JR立川駅
(6:10)
 ↓↓↓↓
JR軍畑駅→→→→→登山道出合→→→→→分岐(上成木登山道合流点)→→
(7:05/7:15)   (7:30/7:45)     (8:17/8:17) 

JR軍畑駅から登山道出合までは、上りオンリーの舗装道路を進む。高源寺を
過ぎ、行く手に砂防ダムが出現したら、はい登山口に到着である。

分岐(上成木登山道合流点)までは結構急登で、なかなかしんどい。


高水山(759m)→→岩茸石山(793.3m)→→名坂峠(八桑下山路分岐)→
(8:35/8:45)   (9:05/9:20)      (9:25/9:25) 

高水山は、お寺の裏庭的雰囲気の場所。展望は今ひとつである。

高水山からは一気に鞍部へ急降下。その後は平坦な道が岩茸石山まで続く。

逆川ノ丸(・841)→→→→黒山(842.3m)→→→→ゴンジリ峠→→→→→
(10:10/10:20)     (10:33/10:40)     (11:00/11:05) 

名坂峠~ゴンジリ峠間は、道は明瞭で道標も完備。しかし稜線を忠実に
進むため、小ピークを全て拾い、道は何度も上下を繰り返す。短い時間
ではあるが意外と疲れる。なお展望も、黒山以外ではなし。


棒ノ折山(969m)→→→→→奥茶屋(キャンプ場)→→→→→→大丹波
(11:10/12:00)      (12:35/12:37)       (13:15/14:00) 
                              ↓↓↓↓
                            JR川井駅 
                             (14:18)     

ゴンジリ峠からは、ひと息で棒ノ折山のピーク。だが足元は、歩幅の
合わない丸太の階段&階段の周囲は、雨でも降ればぬかるみ必至と地
盤は“ゆるめ”。非常に歩きにくい。

棒ノ折山のピークから、時間にして約15分は落ちるかのごとしの道。
そして沢の流れを耳にするようになると階段状。さらに進めば、わさ
び畑が出現し、そうこうしている間に林道と合流。

お目当ての釜飯の店は、大丹波にあり。

(2009年12月/阪神 裕平)

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