六根清浄、お山は晴天。 登って下って、どっこいしょ。

たまに書く、時々入力、気が向いたら、したためる。駄文満載、阪神裕平ことおやじぃ雅のアウトドア雑記帳。

誰かの“そば”に縁なし。よって駅の“そば”

2015-10-14 00:58:52 | Hungry?~喰らわねば帰れん
知りませんでした、あの駅の1杯、
日本のトラディショナル・ファストフードである
立ち食いそばの発祥(※)が軽井沢駅だったとは。
(※)
東京に帰って調べてみたら、北海道の森駅、長万部駅という
説もあるとか。ならばこの3駅が、立ち食いそばの「発祥」
に「元祖」に「本家」ということで。

山の帰り道、乗換えとなる
軽井沢駅で立ち寄った店舗の入口に、
「駅そば発祥の地 軽井沢駅」
そんな看板がかかげられていた。

そば屋といえば、昔から一献傾ければ粋といわれ
2階では討ち入りのはかりごとや、
男女のつやっぽい話などが交わされる場。

しかし元来の野暮天であり、仇討ちの予定もなし、
おまけに恋の駆け引きも、とんとご無沙汰な身にとって
そば屋とは
エキナカの立ち食いスタイルの飲食店で長居は無用。
仕事の途中や、山の往復に
利用する腹ごしらえの場である。

閑話休題、では発祥の地の1杯のお味は。
注文ごとに生麺から茹でるとのことなので
時間は少々かかるが、すすってみると、まあ旨い。
麺はもちろんだが、特につゆは美味しいのひと言。

信州、信濃のそばよりも
わたしゃ、あなたの“そば”がよいと
都々逸ではのたまうが、
信州、信濃の駅そばは、なかなかどうして。
また味わってみたくなる一品だった。

よし腹も満たした。
おっと、こうしちゃおれん。
そろそろ新幹線がやって来る時間。
毎度のことながら、食後はせわしく店を出て
改札口へとダッシュである。

たまには、子ども時代に遊んだ場所のような、
もしくは医者にとっては聞き捨てならぬ響きのある
老舗と称される店舗で、
ゆっくりとそばに舌鼓を打ってみたいが…。
当分はなさそうだ。

  


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