六根清浄、お山は晴天。 登って下って、どっこいしょ。

たまに書く、時々入力、気が向いたら、したためる。駄文満載、阪神裕平ことおやじぃ雅のアウトドア雑記帳。

ビバ、ステービィ〜バ!

2017-06-22 17:02:15 | Graffiti~チョイとひと言
 

山の往復に鉄道を利用する。入山を前に
緊張した面持ちで改札を出る、また無事下山して
最寄駅に着けば、やれやれと改札を抜け帰途につく。

普通なら、駅とのかかわりは大体が
こんな程度。しかし私の場合は、もうひとつ
一夜の宿として、昔から活用させていただいている。

学生時代の習性が、いまだに抜けきらないせいか
ステーション・ビバーク、略してステビバと、
知らぬ人が聞いたら
何だか凄そうな名称を勝手につけて
お世話になることが多い。

つい先日も山の帰り道に1泊である。
場所は上越線の某駅。

もちろん利用するからにはマナーは大切。
・寝るのは駅の軒先。待合室などはもってのほか。
・火気厳禁。飲み食いも駅の外で。
・来た時よりも美しく。利用後はゴミ拾いなどお掃除も。
最低、この3点を守って静かに一宿である。

ただ、今回は違っていた。いつもなら駅の周囲は
なにもなし。よってただちに寝るのだが、
この駅の前にはコンビニエンスストアがあった。

夏の虫ではないが、ついふらふら光のある方へ。
店に入れば、何も買わずに出るのは気がひけるので、
つまみ系の一品を。つまみを手にしたら
やはり“般若湯”関係も1本、いや2本。

結果、店と駅との中間あたりで、ひとり宴席である。
真っ暗で静かという雰囲気は、これはこれで
趣があってなかなかよろしい。

とはいえ不審者と思われそうなので、
あまり長居はできない。早々に切り上げ、
おやすみなさいだ。

そして朝を迎える。身支度にパッキング完了、
お掃除も少々、ではお山へ。おっと今日は
越後、いや日本のミケランジェロ氏の
作品見学へと出発だったっけ。


東京駅でタクシーを待ちながら、ふと目にした
「東京ステーションホテル」の看板。

今度、駅に泊まるならここでと
思いながらも、はたして次の1泊は。

きっと、またどこか山の玄関口となる駅で
やはりスティならぬビバークかな。

          


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