Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

Mr.しもの中の人が語る、柴田勝頼

2016-11-01 12:08:20 | Mr.しもの中の人が語るプロレスラー

Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語る
このコーナー。
今回は
「ザ・レスラー」こと
柴田勝頼選手について
ご紹介します。

熱狂的なファンの多い
柴田について
たいして知識のない
私が紹介するということで
いささかビビッてます(汗)



現在は再び
新日本プロレス所属として
活躍している柴田ですが
かつて所属していた頃は
棚橋、中邑らと
「新闘魂三銃士」として
セットで扱われることに
露骨な嫌悪感を
表していました。

失礼を承知で
当時の柴田に対する
私の印象を
書かせてもらいますと
「自分の価値を
 過大評価している選手」
そんな印象でした。
殺気(?)みたいなものを
売りにしている
スタイルでしたが
その点でいえば
同じ魔界倶楽部出身の
村上和成の方が
より表現が顕著で
わかりやすかったですし
線が細かったこともあって
技の威力が伝わらない。
正直言って
パッとした印象は
ありませんでしたね。



そんな柴田が
総合格闘技の実績を経て
2012年、新日本のリングに
再び姿を現しました。
しかもその隣りには
総合格闘技界のレジェンド、
桜庭和志を携えて。
これには私も
興奮しましたが
同時にまた
新日本プロレスが
再び総合格闘技に
手を出すのではないかという
危惧もありました。

・・・が、それは
杞憂に終わりました。
2013年東京ドームでは
真壁とのシングルマッチで
「プロレス」を見せると
観客の心を
しっかりと掴みました。



2013年末には
ノアのリングにも参戦。
「ソウルメイト」KENTAとの
柴KENタッグは
これ以上ない刺激に溢れた
素晴らしいタッグでした。
柴田はKENTAから
得意技である
go 2 sleepを
伝授されています。



盟友、後藤との
友情物語は
そんな柴田のイメージとは
少し違う気もしますが
プロレスに真っ直ぐに
向き合った柴田だからこそ
紡ぐことのできる
物語のように思います。
いつか2人で
東京ドームの
メインイベントで・・・!



2016年には
新日本プロレスに再入団。
田中将斗や石井が
価値を高め続けた
NEVER無差別級王座の
ベルトも戴冠し
歴代王者に劣らぬ
熱くて男臭い
素晴らしいファイトを
繰り広げています。


PK

柴田の代名詞で
メインとなるフィニッシャー。
スリーパーホールドで
相手が尻餅状態で
グロッキーになったところへ
胸板目掛けて
ロープダッシュ式のキックを
叩き込む連続技。

顔面や延髄ではなく
胸板へのキックというのが
最大のポイントで
個人的な解釈では
スリーパーでほぼ
試合は決まっていて
最後のキックは
介錯のようなものだと
思ってます。


スリーパーホールド

柴田のもう1つの
フィニッシャーとして
定着しつつある技。

先日行われた
カイル・オライリー戦では
PKを決めた後に
もう1度スリーパーに捕獲し
絞め落としました。
きっと本人の
こだわりだったのでしょう。


G2PK

盟友KENTAの必殺技、
go 2 sleepから
胸板へのキックへと繋ぐ
連続技。
現在はあまり
使用していません。


卍固め

ご存知、
アントニオ猪木の得意技で
柴田の場合は
コブラツイストから
卍固めへ移行する形で
使用されることが多いです。

画像の腕極め式は
稀にしか出さないレア技。


串刺しドロップキック

新日本ファンにとっては
プロレス回帰した柴田を
象徴する技なのでしょうが
私にとっては
「それ、KENTAのヤツ!」
・・・な技。

・・・いえ、別に
文句があるわけでは
ないんですけどね・・・。


バックドロップ

相手に背後から
投げられた直後、
すぐに起き上がって
バックドロップを放つ。
柴田の負けん気の強さが
感じられる
素晴らしいムーブです。



新日本に
戻ってきてからの柴田は
実に活き活きと
戦っているように見えます。
そのファイトスタイルゆえ
怪我や負傷も多いのですが
もはや柴田は
オンリーワンな選手ですので
そのスタイルを
貫いてほしいと思います。



先日の2016年10月23日、
ノア横浜文体大会で行われた
潮崎とのシングル戦では
柴田のファイトが
かつてノアに在籍した
KENTAの姿と重なって
いい歳こいて不覚にも
涙が出そうになりました。
いつの日か、
KENTAとのシングルマッチを
日本で見たいです。



アントニオ猪木の提唱した
ストロングスタイルの
定義は定かではありませんが
それを最も
体現しているレスラーが
柴田だと思っています。

黒のショートタイツに
黒のリングシューズだから?
クラシカルな技を
使用するから?
アントニオ猪木と
佇まいが似ているから?

・・・いいえ、違います。
彼のファイトには
「闘魂」があるからです。



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1 コメント

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Unknown (前田悠稀)
2021-10-22 08:11:08
(これは、ネタバレになりますので、コメントだけ、残しておきます。)柴田勝頼選手が、昨日、新日本武道館大会で、ザック選手と5分間のクラップリングルールのシングルマッチを行いました。
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