Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

Mr.しもの中の人が語る、天山広吉

2016-07-17 22:41:03 | Mr.しもの中の人が語るプロレスラー

Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語る
このコーナー。
今回は、賛否両論
すったもんだの末
G1クライマックス2016の
出場権を勝ち取った
天山広吉選手です。



「天山といえばG1」
そう連想するファンの方も
多いのではないでしょうか?
「夏男」の異名を持つ
天山のG1クライマックス
優勝回数は、実に3回。
最多優勝5回を誇り
記念すべき第1回覇者で
「Mr.G1」と呼ばれる
蝶野正洋には
一歩及ばないものの
3度優勝は単独2位の
数字ですから
立派なものです。



シングルプレイヤーとしても
十分な実績を持つ
天山ですが
タッグでの実績は
それ以上のもの。
IWGPタッグ王座戴冠は
実に11度。
うち3度が蝶野とのタッグ
「蝶天タッグ」、
同じく3度が小島聡との
伝説のタッグチーム
「テンコジ」による受賞。
蝶天、テンコジ
それぞれで
プロレス大賞
最優秀タッグを受賞、
更にテンコジとしては
NWAタッグ王座も
受賞しています。
これはちょっと
スゴイですよね。



IWGPヘビー級王座を
初戴冠したのは2003年。
そのキャリアにしては
遅めの戴冠という印象です。
タッグでの活躍が多く
シングルではなかなか
頭角を現せなかった
天山でしたが
これで名実ともに
新日本のトップに君臨。
しかし、運命とは
皮肉なもので・・・。



その後、
全日本に移籍した
時の三冠王者にして
盟友の小島と戦った
プロレス史に残る一戦、
IWGP&三冠王座の
ダブルタイトルマッチでは
試合時間終了間近にして
脱水症状により敗北。
新日本およびファンから
戦犯として扱われ
信頼を失ってしまいます。



また、自身が初めて
リーダーを務めた
ヒールユニット
「G・B・H」では
リーダーにも関わらず
メンバーに追放されるという
異常事態に。
直後に飯塚高史と結成した
「友情タッグ」も
飯塚の裏切りにより崩壊。
どん底を味わいますが
その後は小島と
テンコジを再結成。
シングルプレイヤーとしても
その愛されキャラと
独特のファイトスタイルで
ファンからの支持を
再び集めています。


アナコンダバイス

2003年、G1に向けて開発し
躍進の原動力となった
天山を代表する
フィニッシュムーブ。
起き上がろうとする
対戦相手を
強引にマットに叩きつけ
再度絞め続ける姿は
観る者を魅了します。

この技は以降、
どんどん改良が加えられ・・・


アナコンダマックス

現時点での最終進化形が
このアナコンダマックス。
クラッチの仕方が
コブラクラッチに近いものに
変わっています。

他にも
アナコンダクロスやら
アナコンダXやらが
あるらしいのですが
正直、よくわかりません(笑)


TTD

テンザンツームストン
ドライバー、略してTTD。
東京ディズニーランドとは
何の関係もありません。

落とし方を変えることで
一撃必殺技にもなり得る
天山の得意技の1つですが
なんだかだんだん
ボディスラムみたいに
なってきている気も・・・。


オリジナルTTD

こちらは天山自身が
尻餅をつくような形で
相手を真っ逆さまに
マットに落とす
危険度MAXの
TTD原型バージョン。
使う相手や場所も
限られます。


ムーンサルトプレス

かつて頭から落ちて
意識不明になったこともあり
使用頻度も減っている
天山の奥の手。
それでも使うんですから
たいしたものです。


ダイビングヘッドバット

天山といえば
顔のデカさ
頭の固さで有名。
非常にわかりやすい
見事な技のセレクションです。

でも・・・結構
目測を誤って
自爆するんですよねぇ・・・。


カーフブランディング

「牛と名の付く技は
 全部オレの技」
と、技名ありきで
使用している技。
下手くそとか
言っちゃダメ!(笑)


モンゴリアンチョップ

天山の代名詞的な技。
かつて自身が技を放つ際
「シュー」と言ったことから
この技を出すと
会場のファンもまた
「シュー」と声を出すのが
定番となっています。

しかし、現在では
天山に試合権利が
移った瞬間から
「シュー」「シュー」と
ファンが連呼する
悪ふざけに発展。
ファンに愛されている
証拠ともいえますが・・・
いやコレ絶対
悪ふざけですよね?(笑)



思わず同情してしまうような
かわいそうなエピソードや
プロレス史に残る珍事など
話題に事欠かない天山。
明らかにヒール顔なのに
中身はものすごくイイ人で
パチンコ好きという
ギャップがあるところも
ファンに愛される
所以なのでしょう。
プロレスファンで
天山が嫌いという人に
今のところ
会ったことがありません。

これを書いている
2016年7月17日は
G1クライマックス26の
開幕前日。
最後のG1出場を
明言している
「不屈の猛牛」が
どんな奇跡を
見せてくれるのか?
モー本当に
楽しみでなりません。



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