Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語る
このコーナー。
今回は・・・
「ダダダダダダダダダダッ!」
ザ・マシンガンこと
カール・アンダーソン選手です。
日本で活躍する外国人というのは
大概、巨体でパワーが自慢だったり
人間離れした身体能力を持っていたり
そういう誰にもない武器を
持っていたりするものですが
彼はそういう一芸ではなく
日本人のようなバランス感覚で
評価されている選手です。
私は非常に好きなんですけどね。
ちょっと不遇な面も含めて(笑)
余談ですが、キンプロが世に出て
最初に買い漁ったシングルカードが
このアンダーソンのカードでした。
ジャイアント・バーナードとの
「BAD INTENTIONS」で
IWGPヘビー級タッグ王座を
大いに盛り上げてくれましたが
バーナード離脱後は
シングル戦線でも活躍。
2012年には、G1決勝戦進出。
オカダに敗れはしたものの
シングルプレイヤーとしての価値を
十分に見せつけてくれました。
現在は、ドク・ギャローズとのタッグで
タッグ戦線で活躍中。
すっかり悪者になってしまいましたが
マリア・ケネリスにお熱になり過ぎて
IWGPタッグ王座を落としてしまったり
お茶目な一面も垣間見せています。
ただ、バレットクラブ入りしたことで
かえって目立たなくなってしまった
不遇の選手という印象も拭えません。
いいところは全部
ファレに持っていかれてしまいました・・・。
ガンスタン
いわゆるダイヤモンドカッターで
アンダーソンのフィニッシャー。
比較的地味な技ではありますが
最大の魅力は
クイックモーションで出せるところ。
アンダーソンのプロレスセンスも相まって
一瞬で逆転できる技として
非常にうまく活用しています。
ダイビングリバースガンスタン
ガンスタンと名が付いていますが
こちらは後頭部へダメージを与える技で
まったくの別物。
ガンスタンは様々な形で
アレンジして使われていますが
試合を決めるのは
ほとんどが正調式のものです。
スピニングスパインバスター
ロープダッシュ攻撃に対する
カウンター技として多用する技。
セントーン
「ゴメンナサーイ」と
叫びながら繰り出すのが
アンダーソンの得意ムーブ。
「謝るぐらいなら出すな」
・・・なんていうツッコミは粋じゃない。
私的ベストバウトは
会場の雰囲気も含めて
2012年G1クライマックス決勝戦の
オカダ・カズチカ戦。
アンダーソンへの期待感も
十分に感じられる試合でしたが
それ以上にオカダに対する熱量が
圧倒的だったと記憶しています。
派手さのない見た目に地味な技。
ここまで外国人レスラー感のない
外国人レスラーは
他に思いつきません。
それこそが彼の魅力であり
同時に欠点でもあるのでしょうが・・・。
私、常々思うのですが
もしアンダーソンが日本人だったら
天下を取っていたような気もしますし
逆にまったく陽の目を
浴びることがなかったようにも
思ってしまうんです。
「派手さのない堅実な外国人」
それが彼の
アイデンティティーに
なっているような気がします。
バレットクラブでの扱いは
プリンス・デヴィット離脱後は
いちおうリーダー格とのことですが
誰がどう考えても
エースはAJスタイルズですからね。
そういうちょっと可哀想なところが
アンダーソンらしくて
ナンバー2が好きな傾向の強い
日本人の心をくすぐるのかもしれません。
個人的には、またシングル戦線で
戦ってほしいんです。
マリア様と遊んでいる
場合じゃないよ!?
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