先日、初めて寄席を観にいきました。
(前にタワレコイベントで山崎邦正の落語をきいたけどあれも寄席というのか?)
なぜに寄席?と言いますとそう、回りくどくなるのですが
友達のブログでキン・シオタニの個展に行ったという記事を見て
キン・シオタニ!知ってる!個展やってるんだ、ていうか活動してたんだ
ってとっても驚いたのです。(失礼!)
どういったいきさつでどこで買ったか全然覚えてないんだけど
私は彼の「生まれたついでに生きる」という本を2002年に買ってたんです。
でもその後の活動を全然知らなかったので
そうやって活躍されてるのをすっごく驚いたのとうれしかったのです。
で、キン・シオタニも出る寄席があると知り行ってきたというわけ。
フフ渦@しもきた空間リバティ
寄席の会場というのはライブハウスや劇場とは感じが違います。
小さな小屋みたいなの。
ステージは低くてどこからでも観れるように席が段差になって
ちゃんとざぶとんみたいのが敷いてあってなんか知らない異空間。
これからどんなお話が聞けるんだろうというワクワク感がありました。
場所は下北沢で外には若者であふれているのにこの会場だけは違います。
みんな帰りには壺でも買わされちゃうんじゃないの?大丈夫?
って感じの集まりのような下北とは思えない年齢層でした。
もちろん壺なんて買わされませんでした。
今回の出演者は恩田えりさん、三遊亭ぬう生さん、キン・シオタニさん、
ナオユキさん、だるま食堂さん、松元ヒロさん。
全然知らない方々でしたが、これがなかなかおもしろかったんです。
ここは浅草?って錯覚におちいるような
昔懐かしいあったかい感じがしましたねぇ。
落語って難しいかと思ってたけど、ネタは全然今のネタで
ゆっくりときちんとちゃんと笑わせてくれる。
落語ってすごいね、と思いました。
ゆるゆるな脱力系イラストレーターのキンさんのステージは
すらすらといきもののように描き出すイラストや言葉がとても楽しく
テキトーっぽいけどちゃんとなっちゃうところがさすがだなと思いました。
(これ褒めてます!)
始まるまでずっと渦を鍋と読んでました。
寄せ集めだから鍋かぁ、フフはなんだろう?
フフ渦、ナギ渦、テツ渦、ララ渦といろんな鍋があるけど
テツが一番おいしそうだねって・・・
渦ですから!