ミツフィー☆友の会

          パン焼いてます

パトリスのタルト型

2012-06-28 | 手作りパンとお菓子
気づけばもう6月が終わろうとしてるんですね。
てことは今年も半分過ぎたってこと。早いなぁ。
でもこれから夏も秋も冬もやってくるって思うと
ちょっと忙しいじゃないの。




先日洋ナシのタルトを焼きました。
このタルト型はパトリスジュリアン氏から譲り受けたもの。
かなり使い込まれた少し大きめの24cmのタルト型。
だからこれで焼くとなんだかおいしくなる気がするのだ。



カットして軽くお化粧するとこんな感じ。
それだけで全然見栄えも違ってくる。


パトリスジュリアン氏とは90年頃にフランス大使として来日し
まだ日本にはなかったビストロ文化やル・クルーゼのお鍋とかを身近にし
ライフスタイルなんかを提案した方のような気がします。
あの頃は結構誰もが知ってる存在と思ってましたが
今はもう知らない人が多いみたいですね。

90年代は新しいものが次々生まれたり目にすることが多くて
本当にとってもキラキラした時代でした。
そのキラキラに憧れていろんなものにチャレンジし吸収し、そして遊び(笑)
だけどそれでも満足できなかったあの頃。
今となればとっても充実していて楽しかった時ではないか
なんて思ったりするんだけどその時は気づかないものなんですよね。
今現在のことも、何年かたったらどう思うのかな。


パトリスの本の中で気になるメッセージを見つけました。

「人生が運んでくれるカンタンな奇跡のそばを通り過ぎてしまわないで」

わわわ、なんかドキッとするじゃない。
その言葉受け止めましたよ。