家族が30年も使っている数珠の糸が切れて、
畳のうえに珠がパラパラパラッ。
見つけうるかぎりの珠を拾い集めて
仏具店に修理を依頼したのだけれど、
「珠が足りませんね」と店のスタッフ。
2個が行方不明らしい・・・
珠の数には何か意味があるのですかと訊ねると、
「長い数珠の場合は108個なんです」
108といえば除夜の鐘、
というか人の煩悩の数(と言われている)。
そういうことなのね、と納得し、
同じ色の珠を補ってもらうことに。
帰宅してから調べたところでは、
実は数珠には、
108個の珠に加えて
南無阿弥陀仏などの読経の繰り返しを
数えるための小さな珠が
さらに4個あしらわれているのだとか。
自分の数珠を持ち出して数えてみると
たしかに、たしかに、112個。
私だけかもしれないけれど・・・
知らなかったなぁ・・・
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