劇場版で、終止符を

今日がハロウィーン、島岡美延です。
連続ドラマからのシリーズ最大の謎を決着させるため、劇場へいざ。
映画『MOZU 劇場版（11月7日公開）』をご紹介します。
逢坂剛『百舌（もず）の叫ぶ夜』シリーズ連作小説を原作としたテレビドラマが昨年ヒット。
本物を使ったガン・アクションや公道を封鎖してのカーチェイス、大爆破などを撮影するため、大規模な海外（フィリピン）ロケを敢行！
妻子の死の謎を追う公安警察官、倉本（西島秀俊）は、大杉（香川照之）、明星（真木よう子）とともに、一連の「MOZU事件」で警察内部に巣くう闇を白日のもとに晒した。
しかし、それは恐るべき謀略の序章に過ぎなかった…。
高層ビル占拠爆発とペナム大使館襲撃という大規模テロが同時発生。
これらは、犯罪プランナー・高柳（伊勢谷友介）と殺し屋・権藤（松坂桃李）を中心とするテログループによるものだった。
“ダルマ”（ビートたけし）の名のもとに犯罪計画を進行させる彼らの真の目的とは…！？
新たな悪役たちが怪演、壮絶な結末へ。

彼女の決断、あなたなら

神宮で一気にソフトバンク優勝、島岡美延です。
自分の運命が変えられないとしたら…？
映画『サヨナラの代わりに（11月7日公開）』をご紹介します。
アカデミー賞主演女優賞に2度輝いたヒラリー・スワンクが難病の女性を演じます。
支える学生に『オペラ座の怪人』のヒロインだったエミー・ロッサム。
ケイトは、誕生パーティでピアノを弾いた時、身体に異変を感じる。
やがて、難病ALS（筋委縮性側索硬化症）と診断され、1年半後には車椅子に。
友人たちの前で明るく振舞うことに疲れ、介護者も解雇してしまう。
弁護士の夫（ジョシュ・デュアメル）の反対を押し切り、介助人として雇ったのは、介護は全くの素人の大学生ベック。
患者としてではなく、友人として話を聞いてくれそうとの思惑通りにはいかず、境遇や考え方が違う二人は衝突してばかり。
しかし、夫の浮気に怒ったケイトの“家出”をベックが手伝って、彼女たちの絆は強くなる。
残された時間の中で、二人が見つけた大切なこととは…？
圧巻の競演をぜひ。

パート従業員が一致団結

早くもクリスマス・グッズ登場、島岡美延です。
ハロウィーンは31日ですが、すでにグッズはセールへ。
売り場から一掃される季節商品は、常にその宿命。
でも、従業員が一斉解雇、となった時、どう行動したのか。
韓国で2007年に実際に起きた「従業員による長期間、売り場占領」という事件がもとになりました。
映画『明日へ（11月6日公開）』をご紹介します。
入社5年、ようやく大手スーパーで正社員への昇格が決まったレジ係のソニは、残業も上司の嫌味もひたすら我慢して、家族のために働いていた。
しかし、突如、非正規雇用者全員に一方的な「解雇通達」が下される。
正社員の立場を目前にして、準社員のソニも職を失う運命に。
女性パートたちは、途方にくれるばかりだったが、強大な企業権力を相手に、解雇撤回を求めるため、一致団結して、職場を取り戻そうとストライキを決意する…！
働く目的や考え方、法律知識も様々な彼女たちが、労使交渉に挑みます。
こんな事件、日本で起きないと言い切れるでしょうか。

命がけで守った美術品は

驚きの夏日の予報、島岡美延です。
戦後70年、こんな“事実”も知っておくべき。
映画『ミケランジェロ・プロジェクト（11月6日公開）』をご紹介します。
終戦間際、ドイツ軍は、ヒトラーの命により各国の美術品を次々と略奪。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」「モナ・リザ」、ファン・エイク「ヘントの祭壇画」、ゴッホ「ひまわり」、レンブラント、ルノワール、ロダン、ピカソ…、そしてミケランジェロ「聖母子像」など！
歴史的財産を守ろうと、7人の男たちが特殊部隊“モニュメンツ・メン”を結成。
芸術のエキスパートでも戦争はド素人。
でも彼らは、戦場の最前線で美術品を“奪還”するため、命を賭けることになる。
いざ、史上最大最高額（！）のトレジャー・ハンティングへ…！
ハーバード大学付属美術館長に扮したジョージ・クルーニーが監督も。
メトロポリタン美術館学芸員にマット・デイモン。
フランスの国立美術館秘書にケイト・ブランシェット。
いま、至宝を見られるのは、彼らのおかげです。

アニエスべーが映画監督に

一日の気温差が10度以上の日々、島岡美延です。
体調管理に気をつけたいですね。
ファッションデザイナーとして著名なアニエスべー。
タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』などの映画で衣装をデザインしてきた彼女。
その才能、人脈を生かして、アニエス・トゥルブレという本名で初監督に挑みました。
映画『わたしの名前は...（31日公開）』をご紹介します。
自らの洋服を使って、フィクションの短い映像をよく撮っていたという経験を生かし、脚本・撮影・美術も担当したロードムービーです。
父親から虐待を受けていた12歳の少女は、学校の遠足で出かけた海辺で、偶然止まっていたトラックに乗り込む。
スコットランド人のトラック運転手は、帰りたがらない彼女を乗せて、どんどん走る。
フランス語と英語、言葉が通じない二人が、次第に心を通わせていく。
一方、彼女がいなくなって、もちろん両親は大騒ぎ…。
思いもよらない結末が待ち受けていますが、そこへ向かう、瑞々しく不思議な時間を味わって下さい。

他の人は、よく見ている！

北風に身をすくめる季節到来、島岡美延です。
マスクの人も一気に増えました。
バレエの発表会まで、あと1週間。
役柄、衣装の種類によって（？）、各自、様々なダイエットを試みるものです。
一番、必死になるというのが、男性パートナーと踊るケース（私には経験ありません）。
今回の発表会では、白いチュチュを着るグループの人たちが、かなり頑張ったよう。
“やせて見える”ことを一切、期待できない衣装…！
その中で「朝と昼にご飯もお肉類もしっかり食べて、夜は野菜と豆腐など」という方法で、もともと細身の人がさらに絞っていました。
私の場合、今月になってから、アルコール類なし、デザート類は減らす…、程度の“ゆるやかなルール”。
ただ、レッスンやリハーサルが増えていく中で、見た目は変わってくるもので、周りの仲間からも「脚のラインの変化」を指摘されるようになりました。
実は、他人の目は、本人以上によく見えています。
まして、後ろ姿の変化など、あなたに見えないことをしっかり見ているものです！

普通の少年がピーターパンに

仮装した人とすれ違う週末、島岡美延です。
年々盛り上がりを見せるハロウィーン、今年はどんなキャラクターが人気かしら。
ピーターパンといえば、緑色の服を思い浮かべますが、『ハリー・ポッター』のワーナー・ブラザースから、驚きの物語が届きました。
映画『PAN ネバーランド、夢のはじまり（31日公開）』をご紹介します。
ロンドンの孤児院に暮らす少年ピーターは、顔も知らない母の手紙を地下室で見つけ出す。
その時、空飛ぶ船がやってきて、不思議な旅が始まる。
たどり着いたネバーランドでは、海賊・黒ひげ（ヒュー・ジャックマン）が、権力をふるっていた。
母を探すため、戦いを挑むことを決意するピーター。
力を合わせる仲間になるのは、なんと若き日のフック船長。
さらに、戦うプリンセス、タイガー・リリー（ルーニー・マーラ）も。
やがて明らかになるピーターの“出生の秘密”とは？
少年が母を訪ねる旅は、とにかく魔法にあふれています。
3Dの迫力の映像で、一緒に空を駆け巡って下さい！
　

耳の聞こえない家族の中で

巨人に40歳の監督誕生、島岡美延です。
現役に未練は…？
パラリンピックの出場を目指す戦いも熱いですが、フランスから届いたのは、障害を持つ家族の中で生きる物語。
映画『エール！（31日公開）』をご紹介します。
歌手を目指す主人公を演じるのは、フランスで人気のオーディション番組「The Voice」で“奇跡の歌声”と賞賛され、歌手として活躍する新星ルアンヌ・エメラ。
等身大の演技と圧倒的な歌唱力！
田舎町で酪農を営むペリエ家は、高校生のポーラ以外の父・母・弟は耳が聴こえない。
それでも明るい一家の合言葉は“家族はひとつ”。
ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師が、パリの音楽学校のオーディションを受けるよう勧める。
家族に内緒でレッスンを受けるポーラ。
夢に突き進もうとする彼女の歌声を聴くことが出来ない家族は、才能があるとは信じられず、猛反対。
ポーラ自身も“自分がいなくなったら家族は…”と夢を諦める決意をするが…。
たどり着いた奇跡を“見て”下さい。

15歳男子、恋をしよう！

肌寒い一日になりそう、島岡美延です。
“恋愛はコスパ（コストパフォーマンス）が悪い”と考える若い世代に、ぜひ見てほしい！
映画『俺物語!!（31日公開）』をご紹介します。
別冊マーガレットで連載中の大人気コミックの“完全”実写化。
全く高校生に見えない男子を“1ヶ月で30㌔増量”した鈴木亮平が大熱演。
アツくてピュアすぎる恋愛物語は、爆笑と感動の嵐です。
剛田猛男は高校1年生に見えない顔面と巨体を持つ日本男児。
その風貌と不器用さで女子からは恐れられているが、情に厚く、男子からの信頼は絶大。
猛男が好きになった女子はみんな、幼なじみで親友の超イケメン・砂川誠（坂口健太郎）を好きになる…、の繰り返し。
ある日、女子高生・大和凛子（永野芽郁）の危機を救った猛男と誠。
猛男は彼女に一目ぼれ。
再び、三人で会った時、凛子が誠に想いを寄せていると感じた猛男は、二人がうまくいくよう奔走する。
果たして、猛男の恋の行方は…？
男の中の“漢（オトコ）”の行動哲学、必見！

2代目、天才運び屋は

ドラフト会議目前の激震、島岡美延です。
夢を生むはずの場所で、賭博がなくならないとは…。
こちらは、徹底的に“プロの仕事”。
映画『トランスポーター　イグニション（24日公開）』をご紹介します。
人気シリーズの主人公が、ジェイソン・ステイサムからイギリスの新鋭エド・スクレインへ。
彼もクールなアクションスターに成長してくれそう！
美女アンナの依頼で、時間厳守で到着したフランクの愛車に、3人の美女が乗り込んでくる。
プロの運び屋のルールに反する仕事内容に憤慨するも、彼の父親が人質で、猛毒のため命の期限は12時間と知らされる。
フランクの特殊部隊時代のライバル“狂人”カラソフが率いる巨大犯罪カルテルを相手に、愛車アウディで走り出す天才運び屋。
しかし、この依頼には、最悪の罠が…！
コートダジュールの街を“ミリ単位”のテクニックで疾走したり、飛行機にすら追いつくスピード。
すべてのものを武器とする奇想天外のボディアクション。
ブラックスーツが似合いすぎるフランクに釘付け。