美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

歩くこと自体をもっと楽しもう

2025年02月01日 07時01分32秒 | 姿勢&見た目

多くの懸念を抱えて2月スタート、島岡美延です。米大統領の差別発言は呆れるを通り越す恐ろしさ。

先日ご紹介した大阿闍梨の言葉に「振り出しに戻りたい時は歩く」というのがありました。そこで春が始まる今月の姿勢テーマは『歩くこと、歩く時間を増やしてみよう』です。〈純粋に〉歩いていますか?

通勤通学で駅まで歩く、でもスマホを見ながら? イヤホンで聞きながら、の人はどうか車や自転車の接近に気をつけて。

歩くこと自体を目的に、毎日のウォーキングやイベントの長距離ウォークを楽しむ人も。アイディアが煮詰まったり、何かうまくいかない時に、ひたすら歩くことで新しい何かが見えてくるよう。実は脳の活性化に有効とされるウォーキング。足の裏で地面を感じ、歩く速度で風を感じる、これって様々な感覚を同時に使っていること。

梅や菜の花を見つけたり、さくらのつぼみが確実に存在感を増していく。そんな2月、空気の変化を目や肌で感じながら、もっと歩くことを楽しみませんか?

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幕末、命がけの町医者が人々を救った

2025年01月28日 07時34分25秒 | 姿勢&見た目

指揮者・秋山和慶さんの訃報にショック、島岡美延です。昨年が60周年、ラジオでお会いしたのは20年以上前、引退発表直後に亡くなるとは。

昨日のラジオに公開中の映画『雪の花―ともに在りて―』の小泉堯史監督が登場。黒澤明監督の『影武者』『乱』や小泉監督の全作品を撮ったカメラマン上田正治さんが完成披露試写会に出席後、今月16日に87歳で突然亡くなったのを感心するように話した80歳の監督、フィルム撮影にこだわりが。

江戸時代末期。天然痘から人々を救いたいと福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)が妻(芳根京子)に支えられながら、異国で効果を上げている種痘を日本にも広めたい、と奔走する物語。

教えを請う蘭方医役の役所広司を「豆腐のにがり」のようと言った監督に一同納得。また前日までなかった雪が、撮影の時に見事に降り積もって、雪の峠を越えるシーンが出来たことについて「ちゃんと準備をしていないと奇跡は起こらない」と。こんな日本人がいた、という物語をぜひ劇場で。

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映画の誕生から現在までを語る

2025年01月27日 07時28分42秒 | 姿勢&見た目

長野市内に住む容疑者逮捕、島岡美延です。ひとまず安心と思いつつ、北九州ではマクドナルドで中学生が、長野駅前では会社員が、面識のない相手に命を奪われる理不尽な事件が相次ぐ現実を国は見つめて。

社会を考える多くのヒントもくれるのが映画かも――。映画『映画を愛する君へ(31日公開)』をご紹介します。『そして僕は恋をする』のアルノー・デプレシャン監督が、19世紀末の映画の誕生から現在に至るまでの映画の魅力、歴史を語りつくしたシネマ・エッセイ。マチュー・アマルリック演じる映画監督の一代記の形をとり、祖母に連れられ初めての映画館体験、学生時代、監督を目指すまでの人生を世界中の53の名作映画と共に描きます。

ヒッチコック『北北西に進路を取れ』(59)、黒澤明『乱』(85)、ジェームズ・キャメロン『ターミネーター2』(91)などあらゆるジャンルの映画が洪水のように画面に登場。一般の観客が映画体験を語るドキュメンタリーパートも。あなたの映画初体験、どんなものでしたか?

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マレーシアでIDさえない二人は

2025年01月26日 07時15分17秒 | 姿勢&見た目

卓球も大相撲も優勝が気になる日曜日、島岡美延です。大阪国際女子マラソンも、みんな頑張れ!

昨日は兄弟同然に育ったいとこのロードムービー、今日は血の繋がりより濃いものを描く物語。映画『ブラザー 富都プドウのふたり(31日公開)』をご紹介します。マレーシア・台湾合作映画は世界の映画祭を席巻。

マレーシア・クアラルンプール、富都(プドゥ)地区のスラム街。ここには不法滞在2世ともいえる様々な国籍、背景を持つ人々が暮らしている。身分証明書(ID)さえ与えられず兄弟として成長してきた兄アバンと弟アディ。アバンは聾啞のハンディがありながら、日雇いで堅実に生計を立てているが、アディは簡単に現金が手に入る裏社会とつながり、常に危険をはらんでいる。ある日、アディの実父の存在がわかり、ID発行の可能性が出てきたものの、事件が起きて、二人の未来に暗い影をもたらす――。

子どもの時から、互いのおでこにゆで卵をぶつけて殻をむく二人。このゆで卵が切なすぎる場面にも。

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香港がバブル経済に沸いた時代に

2025年01月24日 07時31分38秒 | 姿勢&見た目

会見なく中居氏引退、島岡美延です。ジャニーズ問題、企業不祥事、裏金問題、「悪しき慣習をやめられない」社会。声を上げると干され、前例踏襲、横並び意識。

日本は何十年もそんなだったけど、香港ほど変わったところはないかも。映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件(24日公開)』をご紹介します。『インファナル・アフェア』シリーズ以来、およそ20年ぶりのトニー・レオンとアンディ・ラウの共演で、香港・中国での興収130億円越えの大ヒット。

イギリスによる植民地支配の終焉が近づいた1980年代の香港。海外で失敗し、身一つでやってきたチン(トニー・レオン)は悪質な違法取引、株式ブームに乗って、凄腕詐欺師となり、巨大グループのトップにまで上り詰める。一方、汚職対策独立委員会のエリート捜査官ラウ(アンディ・ラウ)は、15年に渡って粘り強くチンの捜査を進めていく――。

バブル時代のばかばかしいほどの派手さ、日本のあの頃も思い出しそう。

 

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フジテレビ問題で思い出したこと

2025年01月22日 07時33分50秒 | 姿勢&見た目

公正・公平・寛容とは無縁の新政権、島岡美延です。気に入らない者を排除と宣言する米大統領、各国のリーダーがこんなリーダー像を目指さないことを祈るのみ。

お気に入りを周囲に置き、世間とのずれにも気づかず――。あまりフジテレビを観ないので、どれほどACジャパンCMに置き換わっているのかわからないけど、取沙汰されている「女性アナウンサー上納」などという問題を聞いて、ふと思い出したことが。

司会やラジオの仕事をするようになる前、フジテレビアナウンサーの講義を聞く機会があり、彼は女子アナ採用に関して「最終的にはお茶の間に受け入れられる顔、愛嬌」という話をしたのです。当時、フジのアナウンサーは他局に比べて「漢字が読めない」「タレントみたい」などと言われていたことに対し、それのどこがいけないのか、みんなが見たいのは綺麗な女子アナ、のように聞こえました。

会社の飲み会で女子がお酌、が当たり前だった時代からずっと何か続いていた? そう思ってしまうテレビ局の闇。

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人が行動を変えるきっかけは、環境

2025年01月18日 07時37分11秒 | 姿勢&見た目

阪神淡路大震災から避難所の光景は今も変わらないことにあらためて愕然、島岡美延です。いつもと同じ場所で寝起きし、食べることが出来なくなると体調を崩す人々。

一方で「いつもと違うことをあえて求める」という提唱も。知人から借りた、長倉顕太著『移動する人はうまくいく』(すばる舎)。2019年出版『移動力』からコロナ禍を経て、さらに拠点を移すメリットを説く本書。

人間が行動を起こす順番は「環境⇒感情⇒行動」だとか。人生を変えるのにてっとりばやいのが「移動」なのに、日本社会は引っ越ししずらくなっている――。確かに転居、転校、転職etc、人間関係構築や手続きにハードルの高さを感じるもの。転職や独立を経て成功を手にした著者は「日本社会は、誰と、いつ、どこで働くかが選べない異常事態が当たり前とされている」と。

移動することは、まだ見ぬ何かに出会うこと――、今年も転居はしそうにないけれど、もう少し「移動する意味」を求めて行動するのもあり。

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正反対の兄弟、家族の秘密とは

2025年01月16日 08時10分14秒 | 姿勢&見た目

イスラエルとハマスの停戦、6週間といわずにどうかその先も、島岡美延です。韓国では現職大統領が初めて拘束される事態、この先どうなるのやら。

政治からも目が離せないけど、韓国発の物語も一寸先は闇。映画『満ち足りた家族(17日公開)』をご紹介します。『八月のクリスマス』などの名匠ホ・ジノ監督による家族が崩壊に向かうサスペンス、怖いです。

弁護士の兄ジェワン(ソル・ギョング)は妻と高校生の娘と豪華マンションで暮らし、道徳よりも物質的な利益を最優先。一方、小児科医の弟ジュワン(チャン・ドンゴン)は道徳的で良心的であり、認知症の母を介護しながら、妻と高校生の息子と暮らしている。正反対の信念を持つ兄弟は毎月1回、妻を伴い4人で高級レストランでディナーをともにする習慣があった。あるディナーの夜、事件が発生。このことで4人は家族に関する秘密に直面して――。

その秘密、隠そうとすればするほど恐ろしいことに。隠しきるなんて無理、だから早く正直になりませんか!?

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姿勢を保つ筋肉を意識する

2025年01月15日 07時42分20秒 | 姿勢&見た目

貸金庫から顧客の金品を盗んでいた元行員は46歳の女、島岡美延です。この事件の発覚当初、支店長代理と聞いて50代男性、などと想像してしまい、ジェンダーの刷り込みを再認識。

80代女性、ならどんなイメージ? 元気な100歳も多い現代、高齢者ほど個人差は大きく、筋肉を意識的に鍛えている人から、要介護の人までさまざま。今月の姿勢テーマ『目標を立てて筋肉を育てよう』を実践していますか?

特に年齢が表れやすいのが、歩き方と姿勢。無理やり若く見せようとする必要はないけれど、歩き方も姿勢も日常生活の中で、無意識に出ているもの。若い人の心配になるような歩き方、立ち方、姿勢はかなり多く、スマホを見ている時の姿勢だって大いに影響を及ぼします。

身体はどうしてもラクだと感じることをしがち。だからこそ、姿勢を保つために必要な筋肉は鍛えないと衰えるばかり。日常の歩き方、信号待ちや電車で立っている時間は「姿勢を意識するチャンス」。毎日の積み重ねが未来のあなたを作ります。

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令和の金太郎、まっすぐに

2025年01月10日 08時02分37秒 | 姿勢&見た目

ロスの山火事の規模、被害に呆然、島岡美延です。勇敢な消防士たちもなすすべなく。

2025年が動き始めて、新たな気合を感じたり、逆に疑問を持ったり、いかがですか。こちらは令和の社会に新風。映画『サラリーマン金太郎【暁】(10日公開)』をご紹介します。本宮ひろ志の原作、連載開始から30年を経て、伝説のサラリーマンがコンプライアンス厳しい日本に蘇る!

青森県でマグロ漁師をしていた矢島金太郎(鈴木伸之)は海で遭難していた大和守之助(榎木孝明)を助けたことで、大和が会長を務めるヤマト建設に入社。生まれて初めてのサラリーマン生活に戸惑いながらも持ち前の誠実さと大胆な行動で、大和会長や黒川専務(尾美としのり)の信頼を勝ち取っていく。しかし会社は元官僚の大島社長(橋本じゅん)に牛耳られようとしていて――。

2月7日には【魁】編も公開予定。日本を牛耳るさらなる巨大利権に殴り込みをかける金太郎にやはり期待。

 

 

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