美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

歩くことで体幹までトレーニング

2025年02月15日 07時34分47秒 | 姿勢&見た目

「義理チョコじまい」という言葉を初めて見た昨日、島岡美延です。料金値上げもあり「年賀状じまい」が一気に進んだ今年。チョコレート高騰で義理で配るのはもうやめよう、となるのも納得。ただ昨日はレッスンの際、仲間にチョコレートを配る人がいて、それは楽しいと思ったり。

立春過ぎてからの寒波が厳しいですが、今月の姿勢テーマ『歩くこと、歩く時間を増やしてみよう』を実践していますか? 歩くことをトレーニング時間と思って有効活用すれば、寒さも心地よく思えます。

某サプリのCMでも「歩く速さが大切」と。サッと風を切るように歩くのと、スマホ歩きのようなトボトボ――。自分にとっての「いつもより少し速く」を実践しましょう。

さらにトレーニング要素を加えるなら、お腹を引っ込めるドローイングをしながら。床に寝て行う腹筋トレーニングをやる時間はなかなかないという人でも毎日の歩行時間でドローイングしてみれば、立派な体幹トレーニングに。同じ「歩く時間」でも大きな差になります。 

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レコードジャケットはアートだった

2025年02月07日 07時34分49秒 | 姿勢&見た目

「国は上告せず」だけでなく、森友文書の意味ある公開を、島岡美延です。赤木雅子さんは以前から首相とやりとりをしていたそう。今でも本気で寄り添う気があるかどうか。

黒塗りの公開文書ほど美しくないものはない。音楽におけるデザインがアートだった時代の記憶――。映画『ヒプノシス レコードジャケットの美学(7日公開)』をご紹介します。

1968年、ストーム・トーガソンとオーブリー・パウエルが共同で設立したイギリスのデザイン・アート集団「HIPGNOSIS ヒプノシス」は、ケンブリッジでピンク・フロイドのメンバーと出会い、ジャケットやツアーポスターの制作を開始。その後、レッド・ツェッペリン、ポール・マッカートニーなど数々のアーティストのデザインを手掛ける。斬新、奇抜、その独創的なデザインは、宣伝用パッケージだったアルバム・ジャケットを芸術の域に――。

インタビュー、貴重な写真・映像によるドキュメンタリー。ジャケットでレコードを買ったこと、ありましたよね?

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歩くこと自体をもっと楽しもう

2025年02月01日 07時01分32秒 | 姿勢&見た目

多くの懸念を抱えて2月スタート、島岡美延です。米大統領の差別発言は呆れるを通り越す恐ろしさ。

先日ご紹介した大阿闍梨の言葉に「振り出しに戻りたい時は歩く」というのがありました。そこで春が始まる今月の姿勢テーマは『歩くこと、歩く時間を増やしてみよう』です。〈純粋に〉歩いていますか?

通勤通学で駅まで歩く、でもスマホを見ながら? イヤホンで聞きながら、の人はどうか車や自転車の接近に気をつけて。

歩くこと自体を目的に、毎日のウォーキングやイベントの長距離ウォークを楽しむ人も。アイディアが煮詰まったり、何かうまくいかない時に、ひたすら歩くことで新しい何かが見えてくるよう。実は脳の活性化に有効とされるウォーキング。足の裏で地面を感じ、歩く速度で風を感じる、これって様々な感覚を同時に使っていること。

梅や菜の花を見つけたり、さくらのつぼみが確実に存在感を増していく。そんな2月、空気の変化を目や肌で感じながら、もっと歩くことを楽しみませんか?

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幕末、命がけの町医者が人々を救った

2025年01月28日 07時34分25秒 | 姿勢&見た目

指揮者・秋山和慶さんの訃報にショック、島岡美延です。昨年が60周年、ラジオでお会いしたのは20年以上前、引退発表直後に亡くなるとは。

昨日のラジオに公開中の映画『雪の花―ともに在りて―』の小泉堯史監督が登場。黒澤明監督の『影武者』『乱』や小泉監督の全作品を撮ったカメラマン上田正治さんが完成披露試写会に出席後、今月16日に87歳で突然亡くなったのを感心するように話した80歳の監督、フィルム撮影にこだわりが。

江戸時代末期。天然痘から人々を救いたいと福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)が妻(芳根京子)に支えられながら、異国で効果を上げている種痘を日本にも広めたい、と奔走する物語。

教えを請う蘭方医役の役所広司を「豆腐のにがり」のようと言った監督に一同納得。また前日までなかった雪が、撮影の時に見事に降り積もって、雪の峠を越えるシーンが出来たことについて「ちゃんと準備をしていないと奇跡は起こらない」と。こんな日本人がいた、という物語をぜひ劇場で。

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映画の誕生から現在までを語る

2025年01月27日 07時28分42秒 | 姿勢&見た目

長野市内に住む容疑者逮捕、島岡美延です。ひとまず安心と思いつつ、北九州ではマクドナルドで中学生が、長野駅前では会社員が、面識のない相手に命を奪われる理不尽な事件が相次ぐ現実を国は見つめて。

社会を考える多くのヒントもくれるのが映画かも――。映画『映画を愛する君へ(31日公開)』をご紹介します。『そして僕は恋をする』のアルノー・デプレシャン監督が、19世紀末の映画の誕生から現在に至るまでの映画の魅力、歴史を語りつくしたシネマ・エッセイ。マチュー・アマルリック演じる映画監督の一代記の形をとり、祖母に連れられ初めての映画館体験、学生時代、監督を目指すまでの人生を世界中の53の名作映画と共に描きます。

ヒッチコック『北北西に進路を取れ』(59)、黒澤明『乱』(85)、ジェームズ・キャメロン『ターミネーター2』(91)などあらゆるジャンルの映画が洪水のように画面に登場。一般の観客が映画体験を語るドキュメンタリーパートも。あなたの映画初体験、どんなものでしたか?

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マレーシアでIDさえない二人は

2025年01月26日 07時15分17秒 | 姿勢&見た目

卓球も大相撲も優勝が気になる日曜日、島岡美延です。大阪国際女子マラソンも、みんな頑張れ!

昨日は兄弟同然に育ったいとこのロードムービー、今日は血の繋がりより濃いものを描く物語。映画『ブラザー 富都プドウのふたり(31日公開)』をご紹介します。マレーシア・台湾合作映画は世界の映画祭を席巻。

マレーシア・クアラルンプール、富都(プドゥ)地区のスラム街。ここには不法滞在2世ともいえる様々な国籍、背景を持つ人々が暮らしている。身分証明書(ID)さえ与えられず兄弟として成長してきた兄アバンと弟アディ。アバンは聾啞のハンディがありながら、日雇いで堅実に生計を立てているが、アディは簡単に現金が手に入る裏社会とつながり、常に危険をはらんでいる。ある日、アディの実父の存在がわかり、ID発行の可能性が出てきたものの、事件が起きて、二人の未来に暗い影をもたらす――。

子どもの時から、互いのおでこにゆで卵をぶつけて殻をむく二人。このゆで卵が切なすぎる場面にも。

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香港がバブル経済に沸いた時代に

2025年01月24日 07時31分38秒 | 姿勢&見た目

会見なく中居氏引退、島岡美延です。ジャニーズ問題、企業不祥事、裏金問題、「悪しき慣習をやめられない」社会。声を上げると干され、前例踏襲、横並び意識。

日本は何十年もそんなだったけど、香港ほど変わったところはないかも。映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件(24日公開)』をご紹介します。『インファナル・アフェア』シリーズ以来、およそ20年ぶりのトニー・レオンとアンディ・ラウの共演で、香港・中国での興収130億円越えの大ヒット。

イギリスによる植民地支配の終焉が近づいた1980年代の香港。海外で失敗し、身一つでやってきたチン(トニー・レオン)は悪質な違法取引、株式ブームに乗って、凄腕詐欺師となり、巨大グループのトップにまで上り詰める。一方、汚職対策独立委員会のエリート捜査官ラウ(アンディ・ラウ)は、15年に渡って粘り強くチンの捜査を進めていく――。

バブル時代のばかばかしいほどの派手さ、日本のあの頃も思い出しそう。

 

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フジテレビ問題で思い出したこと

2025年01月22日 07時33分50秒 | 姿勢&見た目

公正・公平・寛容とは無縁の新政権、島岡美延です。気に入らない者を排除と宣言する米大統領、各国のリーダーがこんなリーダー像を目指さないことを祈るのみ。

お気に入りを周囲に置き、世間とのずれにも気づかず――。あまりフジテレビを観ないので、どれほどACジャパンCMに置き換わっているのかわからないけど、取沙汰されている「女性アナウンサー上納」などという問題を聞いて、ふと思い出したことが。

司会やラジオの仕事をするようになる前、フジテレビアナウンサーの講義を聞く機会があり、彼は女子アナ採用に関して「最終的にはお茶の間に受け入れられる顔、愛嬌」という話をしたのです。当時、フジのアナウンサーは他局に比べて「漢字が読めない」「タレントみたい」などと言われていたことに対し、それのどこがいけないのか、みんなが見たいのは綺麗な女子アナ、のように聞こえました。

会社の飲み会で女子がお酌、が当たり前だった時代からずっと何か続いていた? そう思ってしまうテレビ局の闇。

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人が行動を変えるきっかけは、環境

2025年01月18日 07時37分11秒 | 姿勢&見た目

阪神淡路大震災から避難所の光景は今も変わらないことにあらためて愕然、島岡美延です。いつもと同じ場所で寝起きし、食べることが出来なくなると体調を崩す人々。

一方で「いつもと違うことをあえて求める」という提唱も。知人から借りた、長倉顕太著『移動する人はうまくいく』(すばる舎)。2019年出版『移動力』からコロナ禍を経て、さらに拠点を移すメリットを説く本書。

人間が行動を起こす順番は「環境⇒感情⇒行動」だとか。人生を変えるのにてっとりばやいのが「移動」なのに、日本社会は引っ越ししずらくなっている――。確かに転居、転校、転職etc、人間関係構築や手続きにハードルの高さを感じるもの。転職や独立を経て成功を手にした著者は「日本社会は、誰と、いつ、どこで働くかが選べない異常事態が当たり前とされている」と。

移動することは、まだ見ぬ何かに出会うこと――、今年も転居はしそうにないけれど、もう少し「移動する意味」を求めて行動するのもあり。

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正反対の兄弟、家族の秘密とは

2025年01月16日 08時10分14秒 | 姿勢&見た目

イスラエルとハマスの停戦、6週間といわずにどうかその先も、島岡美延です。韓国では現職大統領が初めて拘束される事態、この先どうなるのやら。

政治からも目が離せないけど、韓国発の物語も一寸先は闇。映画『満ち足りた家族(17日公開)』をご紹介します。『八月のクリスマス』などの名匠ホ・ジノ監督による家族が崩壊に向かうサスペンス、怖いです。

弁護士の兄ジェワン(ソル・ギョング)は妻と高校生の娘と豪華マンションで暮らし、道徳よりも物質的な利益を最優先。一方、小児科医の弟ジュワン(チャン・ドンゴン)は道徳的で良心的であり、認知症の母を介護しながら、妻と高校生の息子と暮らしている。正反対の信念を持つ兄弟は毎月1回、妻を伴い4人で高級レストランでディナーをともにする習慣があった。あるディナーの夜、事件が発生。このことで4人は家族に関する秘密に直面して――。

その秘密、隠そうとすればするほど恐ろしいことに。隠しきるなんて無理、だから早く正直になりませんか!?

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