ぶらさがり取材、国会答弁以上に何を語るのか、島岡美延です。永田町激震という首相の政倫審出席、「控える」「促す」「しっかり」の連発にならないといいけど。
悩める罪人の魂を救済する純粋な愛――。東京文化会館でワーグナーのオペラ『タンホイザー』を鑑賞(3月3日まで)。休憩入れて4時間、東京二期会のフランス国立ラン歌劇場との提携公演。現代最高峰にして唯一無二のワーグナー歌手、サイモン・オニールが、禁断の異世界で官能の日々を送る騎士タンホイザー。恋人エリーザベトの元に戻った時には・・・。
東京文化会館ではバレエばかり観てきたけど、字幕付きのオペラ、歌手の繊細な表現、合唱団の迫力! 実はバレエの先生が「異世界のニンフ」として出演していて、インパクト大。
指揮者の指先までよく見える前方の席だったので、いつもよりオーケストラも各楽器の個性が聴こえてくる感じ。生のオペラ、やっぱり素晴らしい!(映画館で見るオペラはまた別の楽しみ方)。