美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

千日回峰行を2度、大阿闍梨の言葉

2025年01月30日 07時18分27秒 | 日記、その他

子どもの自殺が過去最多に、島岡美延です。全体の自殺数が減る一方、小・中・高校がいずれも前年より増加。

悩みの解決は簡単ではないけれど――。酒井雄哉著『一日一生』(朝日新書)を読みました。1926年生まれ、特攻隊基地で終戦、職を転々としたのち40歳で得度。約7年かけて4万㌔を歩くなどの荒行「千日回峰行」を80年、87年の2度満行。2013年没。2024年に37刷の本書。

千日回峰行はすごいと言われるけど「毎日毎日同じことをやる」のはラーメン屋をしていた時の日々の繰り返しと同じ。一日を一生と思って生きる、今が一番大切だってこと。特別なことでなく身の丈にあった目の前のことを毎日毎日、一生懸命やること。

「人生はその時だけじゃない」という表現にハッとしました。今日がダメだと明日からもずっとダメと思ってしまいがち。でもそうじゃない。今、この言葉が必要な人、多いのでは。振り出しに戻りたい時は「歩くことが何かを教えてくれる」。

 

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カハクで一生分の鳥を見る

2025年01月21日 07時27分02秒 | 日記、その他

アメリカ新政権への懸念大、兵庫県で起きていることも深刻、島岡美延です。元県議を追い詰めたSNS、警察が事実無根と言うまで嘘も拡散し放題、この国の表現の自由ってそれほど幼稚?

空を飛ぶ鳥たちは、地上の人類をどう見ているのか。鳥の鳴き声、飛び方も今までと違って見えてきそう。先日、国立科学博物館の特別展『鳥』(~2月24日)に出かけました。哺乳類展は何度かあったけど、カハク初の鳥大集合。「一生分の鳥が見られる!?」のコピー通り、身近な鳥から世界の珍しい鳥まで、はく製と映像による展示は圧巻。

恐竜からの進化、2600万年前の翼を広げると7mの史上最大の飛べる鳥の復元。DNA解析で判明した意外な分類、系統。圧倒的に多いのがスズメ目、カラスもシマエナガもこの仲間。

日本館1階の企画展『貝類展 人はなぜ貝に魅せられるのか』(~3月2日)も楽しみました。なお次回の特別展は『古代DNA』という日本人のルーツに関して。こちらも期待大!

 

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その食品で身体に負担がかかる

2025年01月20日 07時30分29秒 | 日記、その他

気温が3月並みになる大寒、島岡美延です。花粉もすでに飛び始めていて、早く春が来るのかしら。

寒い季節は免疫力を高めたいと言いつつ、食べ物にどれくらい気を配っていますか?  図書館の予約がやっと回ってきた、中戸川貢著『ワースト添加物 これだけは避けたい 人気食品の見分け方』(ユサブル)を読みました。

日本は添加物も農薬も「明らかな危険性」がない限り使用禁止にならず、ヨーロッパ諸国は「明らかな安全性」がない限り使用できず。著者は、現在使用されている添加物が「腸内環境に悪影響」を及ぼし、「ミネラル不足」による新型栄養失調をを起こしている、と。その結果、免疫力低下、倦怠感、イライラ、冷え性、貧血などが増えている――。

具体的な商品名をあげて原材料や添加物を解説する本書。外で買う惣菜、冷食、たれ、つゆを使うとどうしても添加物が多くなることをふまえ、ミネラル不足を補う野菜、ナッツ類の摂取を推奨。無添加、ゼロカロリー表示の落とし穴も。

 

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あの日、赤ちゃんだった子も

2025年01月17日 07時38分12秒 | 日記、その他

阪神淡路大震災から30年、島岡美延です。寝ている人が多い冬の暗い朝、揺れを知らなかった関東の私が目にしたのはテレビの信じがたい映像。

西宮の友人をその夏に訪ね、「社宅の人たちが赤ちゃん優先だから、と助けてくれた」という話を聞きました。震災の二日前に引っ越したばかりの若い夫婦の子ももう30代。あの頃、職場結婚、社宅暮らしは多かったはず。

30年たって「街はきれいになったけど閑散として、思い描いていたのと違う」という声も。都市部ですら商店街が消えつつある今、街の復興とは何なのか。その後も東日本大震災、熊本地震、能登半島地震など震度7、さらに6弱以上は数えきれないほどあった日本列島。

南海トラフ地震が30年以内に起こる確率80%、と言われても「自分は遭遇しない」と思っている人が多そう。降水確率80%なら傘を持つけど、30年以内は今日でもおかしくないし、10年後かもしれないし。大災害のたびに出てくる教訓、国はボランティアや民間まかせが多すぎない?

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今年最初は、縄文遺跡展

2025年01月06日 07時26分08秒 | 日記、その他

雨予報の仕事始め、島岡美延です。夜には本降りになりそうな首都圏、久々すぎる傘の出番。

買い物より博物館、と出かけたのは横浜市歴史博物館の『縄文ムラの繁栄 かながわの遺跡展―かながわ縄文中期の輝き―』(~1月26日)。今年の博物館巡りもまずは縄文でスタート。

今から5500~4500年前の縄文時代中期、最も繁栄した時代の遺跡が神奈川県内で多数出土。中央広場を囲んで住居が環状に配置される集落〈ムラ〉ができ、土器、石器、石製品、土偶から人々の暮らしを想う――。同時開催の企画展『港北ニュータウン開発と発掘調査』を見ると、高度成長期から宅地、道路の開発が次々進んできた神奈川の変貌もよくわかります。

寒すぎたので隣接の遺跡公園散歩はパスして資料室へ。今井しょうこ著『変わる縄文 遺跡発掘作業員のわたしが追いかけた一万年』(KADOKAWA)を読破。漫画で縄文関連の取材報告を読めるシリーズ最新刊。縄文は毎年、新たな発見があるのです。

 

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科博がクラウドファンディングで

2025年01月05日 08時03分42秒 | 日記、その他

伊藤沙莉の結婚に拍手、島岡美延です。お相手「劇作家」は蓬莱竜太氏。作・演出のモダンスイマーズを何度も取材したので本当におめでとう!

最近は美術館より博物館、で図書館で借りたのは、科博館長・篠田謙一著『科博と科学 地球の宝を守る』(ハヤカワ新書)。2023年8月に国立科学博物館が「地球の宝を守れ」のスローガンでクラウドファンディング、目標の1億円をわずか9時間で達成したことがありました。

多くの国で「科学的知識や素養を欠く人たちが政策を決定している」と嘆き、世界との比較も。科博の収蔵品100万点、ロンドン自然史博物館8000万点、アメリカのスミソニアン自然史博物館1億点。

展示で「分かっていないことがある」ことを伝える難しさ。何でもわかりやすく説明すると科学を誤って理解することになる――。科学への興味関心は子どもだけでなく生涯に渡り持ち続けるべきもの。

なお、開催中の特別展『鳥』、キャッチコピーは「一生分の鳥が見られる!?」です。

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2025年、「瞬間」を大切に

2025年01月01日 08時36分45秒 | 日記、その他

令和7年、昭和100年、あけましておめでとうございます、島岡美延です。戦後80年、個人的にも節目の年。

今年は巳年。蛇は脱皮をするので「復活、再生」のイメージ。日本も世界も「再生」できるのか、などと想像したくなりますが、現実にはさらに混とんとしていきそう。

1970年に開催された日本万国博覧会の映像を見る機会も多いけど、55年後の今年、どんな大阪万博になるのやら。1970年の象徴といえば、岡本太郎が作った『太陽の塔』。万博が終われば壊されるはずだったのに、55年たっても「これを壊すのは勇気がいるでしょ」というほどの存在感。

その岡本太郎の言葉で「瞬間、瞬間に、生きる。」があります。これが2024年、心に迫ってきました。元日の能登半島地震、想像を超える事故や事件、有名人の突然の訃報・・・、人生はいつ、何があるかわからない。大地震もまた迫っているはずの日本列島。だから、「瞬間、瞬間に、生きる。」を大切に――。本年もどうぞよろしくお願いします。

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2024年、いろいろあったけど

2024年12月31日 08時14分09秒 | 日記、その他

2024年の大晦日は気温高め、島岡美延です。今年の漢字は「戻」る、と思った2024年。2020年以降、個人的にも様々な機会が戻り、増えてきました。

大きかったのは、4年ぶりのバレエの発表会。やはり仲間とやり遂げる目標があったほうが習い事は充実。一方、今年から始めたジャズボーカルレッスン、こちらは先生とのセッションのようなレッスン、みんなの前で一人ずつ歌うのがバレエとは違う刺激、まだ舞台に立つには遠いけど、楽しい!

今年も縄文関連の展示・講演を求めて出かけました。朝ドラ『虎に翼』を見て、自分が法学部だったことを再認識、本を読んだり、三淵嘉子さんゆかりの地を訪ねたりも。

電子レンジが故障し、様々な「電子レンジに替わる方法」を試したGW以降。ささやかながら電気に頼らない生活――、と思ってきたけど、冬になると「簡単に温める」誘惑には勝てず。蒸し器などの調理法はこれからも大事に。

今年もお世話になり、ありがとうございました。良いお年を!

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3.11以降の日本列島は

2024年12月28日 07時22分28秒 | 日記、その他

冬晴れで寒いと言ってたら、雪国の人たちに申し訳ない感じ、島岡美延です。帰省に大雪、どうぞお気をつけて。

何があってもお正月は故郷で、そんな団欒を直撃した今年の元日の能登半島地震。「まもなく1年」のニュースが増える中、常に「次」に備える必要がある日本列島の住人。でも「日本はどの場所も地震から逃れられないことがいまだに常識になっていない」と嘆くのは『首都直下 南海トラフ地震に備えよ』(SB新書)の著者・鎌田浩毅氏。今年出版の本書でも、2011年3月11日、東日本大震災の余震はまだ終わっていないし、内陸が震源の大地震が増えていている、と指摘。

「もう13年たった」といわんばかりの原発再稼働。確実に来る南海トラフ地震、活動期に入った各地の火山、それに対する備えは?

何億年、何十万年という地球の活動が分かりにくい時は、「円に換算」するといいそう。火山の寿命は100万年、100年前の地震、という時、100万円と100円と考えるとちょっと身近になるかも。

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介護施設のスタッフ、入居者は

2024年12月26日 07時39分39秒 | 日記、その他

今日は父の誕生日、島岡美延です。昨日、父が暮らす老健に母と出かけました。

父は車椅子で自分で移動できても、食べ物の形状は刻んだりとろみをつけられたり。今は面会自由、差し入れもOK、昨日はティラミスプリン(固形物がのったデザートはNG)をあっという間に完食。

様々な施設や病院で、面会の回数や時間が制限されたままのところも少なくないよう。昨日の本『ルポ 超高級老人ホーム』の中で、ひどいと思ったのは「家族の面会予約が入っている日だけ、髪や服をきれいにする」という施設。コロナ禍で起きた面会制限は、施設にとって「ラクできる状態」とも。そのため、いまだ感染対策を理由に面会制限という施設が。

父がお世話になっている老健は、面会時に部屋にいったり、食堂や体操する広場など、多くの入居者をそのまま見ることが出来るし、スタッフはよく挨拶してくれます。要介護3以上の入所者も多く、介護職の人たちには本当に感謝しかないです。そんな介護職を守っていくことこそ、国の責任。

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