美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

巨匠のブラックユーモア

2013年08月31日 06時25分02秒 | 姿勢&見た目
まだこんな猛暑が残っていたとは、島岡美延です。
不気味な設定、あまり「可愛くない」キャラたちで秋を呼び込む?
映画『スーサイド・ショップ(9月7日公開)』をご紹介します。
『髪結いの亭主』『仕立て屋の恋』のパトリス・ルコント監督が、ベストセラー小説をミュージカル仕立ての3Dアニメーションにしました。
絶望に覆われ、灰色に染まった大都市。
生きる希望も意欲もない人々は、次々と自殺をはかっていた。
そこで唯一、あたたかな灯をともし、繁盛しているのは、10代も続く老舗「自殺用品専門店」。ところ狭しと「グッズ」が並ぶ店内。
店を営むのは、超ネガティブ思考のトゥヴァシュ一家。父、母、長女、長男の全員がクスリとも笑ったことがない家族。
ある日、明るく無邪気な赤ちゃんが誕生したことで、何かが崩れ始める。
そして次男は、スクスクと成長して・・・。
一家の名前を自殺した有名人(父親はミシマ!)にするなどのブラックユーモアをちりばめながら、いのちの大切さと家族の愛を描いた奇跡のファンタジー!

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こんな男たちも魅力的

2013年08月30日 06時38分16秒 | 姿勢&見た目
猛暑日復活の予報、島岡美延です。
フランス映画のイイ男に続いて、韓国の魅力的な面々はいかが?
映画『悪いやつら(31日公開)』をご紹介します。
名優チェ・ミンシクと若手スター、ハ・ジョンウの初共演は、韓国映画賞レースを席巻!
1982年、プサン。賄賂でクビになった元悪徳税関職員チェ・イクヒョン(チェ・ミンシク)は、裏社会の若きボスであるチェ・ヒョンベ(ハ・ジョンウ)が、遠い親戚であることに気づき、そのコネを使い、狡猾な交際術で裏社会でのし上がろうとする。
頭脳のイクヒョンと拳のヒョンベ。二人は結束して一気にプサンを掌握。
だが、1990年にノテウ大統領が「犯罪との戦争」を宣言。組織犯罪は社会から一掃されようとしていた。
その時、イクヒョンとヒョンベの間に亀裂が生じ始め、二人を取り巻く男たちの間の裏切り、だまし合いは、エスカレートしていく・・・!
80~90年代の変化する社会情勢を題材に、なんとも魅力的な“悪い奴ら”が跋扈するエンターテインメント。
ラストを見逃さないで!
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時代に呼ばれた男

2013年08月29日 06時22分35秒 | 姿勢&見た目
やや蒸し暑さが戻った朝、島岡美延です。
季節が秋に向かう中、美しいオトコをスクリーンで見てみませんか?
映画『黒いスーツを着た男(31日公開)』をご紹介します。
十代からキャリアを積むも、この作品でファンが急増しそうなラファエル・ペルソナ。
“アラン・ドロンの再来”といわれる演技力とオーラにご注目!
社長令嬢との結婚を10日後に控えたアル(ラファエル)は、深夜のパリで男を車で轢いてしまう。
友人らに促され逃走する様子をアパルトマンの窓から見ていた女性、ジュリエット(クロチルド・エム)。
彼女は翌日、病院を訪れ、昏睡する移民の妻ヴェラ(アルタ・ドブロシ)に出会う。
そして、アルの姿を病院で見かけたジュリエットは、「加害者と被害者」をつなぐ存在になっていく・・・。
犯すつもりのなかった罪を背負った男。
すべてを目撃し、加害者に惹かれていく女。
違法移民ゆえ、守られない立場の女。
ヨーロッパの社会問題をあぶりだすクライム・サスペンス。
フランスの香りをご堪能あれ!

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「取り次ぐ」文化はいずれ

2013年08月28日 06時32分51秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
湿度の低さが嬉しいですね、島岡美延です。
先日、「切手」を使う経験がない若者の話を書きましたが、同世代と「電話」についてあれこれ話しました。
10代の娘さんが、スマホにした話。
まだ早いと思っていたのに、部活の連絡が次々と「LINE」で行われるようになり、ついに「LINEを使わない最後の一人」になったことで決断したそう。
「親は連絡用」と思っているツールも、子どもにとっては「未知の世界への入り口」。
知らない人とのメールの経験がある子も、親の「まさかウチの子が」という思惑をはるかに超えているよう。
20代には「ケータイなしの待ち合わせ」は、想像もできないことみたい。
思えば、「誰かの家に電話をする」という行為は、色々なトレーニングになっていたのですね。
先方の都合や適した時間帯を考える、自分の身元をきちんと名乗る、敬語を使う、伝言をお願いする、失礼のないように電話を切る・・・。
これらの多くが、もはや絶滅の危機?
電話に出ない新人の研修をあきらめる企業もあるとか!
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歌舞伎とパントマイム

2013年08月27日 06時24分35秒 | 姿勢&見た目
昨夜の大雨で秋の空気、島岡美延です。
先日、斬新な舞台を観てきました。
スペース・ゼロで行われた『瀧夜叉姫~革命は月に誓い雪に迷い花と散る~』。
今年は平将門の生誕1111年だとか。将門の娘、瀧夜叉姫が甦り、国家掌握を志す・・・!
姫になったり、花魁になったり、将門の霊も乗り移ったり、の大活躍は歌舞伎俳優の中村京蔵さん。
コラボレーションを果たしたのは、パントマイム集団のSOUKI。
歌舞伎ファンの度肝を抜く、「蘇生」を思わせる激しいダンス。
音楽は、ダンスミュージックから歌舞伎の大薩摩まで。もちろん、附け打ちも入り、歌舞伎の要素、満載。
京蔵さんは、女も男も演じて、ほぼセリフを一手に引き受けました。
SOUKIメンバーは「手振り身振り」と表情で、豊かに表現します。
バレエダンサーもいるし、ほぼ裸体で筋肉の美しさを見せた男性ダンサーも。
笑いもあって、「肉体が表現者の原点」とあらためて気づかせてくれた歌舞伎とパントマイム。
素敵な「化学反応」を堪能しました。


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この悲劇は、今もどこかで

2013年08月26日 05時57分39秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
過ごしやすかった夜の空気、島岡美延です。
8月も最後の一週間になりました。
2010年の夏、親の年金で生活をしていた長女が、父親の死後も年金や給付金を不正に受給していたという事件がありました。覚えていますか?
それに衝撃を受けた小林政広監督は「遺書を書くような気持ち」でこの脚本を書き上げたそう。
映画『日本の悲劇(31日公開)』をご紹介します。
大病を患い、残り少ない命を悟った不二男(仲代達矢)は、自室を封鎖し、食事も水も摂ることをやめる。目の前には妻(大森暁美)の遺骨。
そんな父の狂気に混乱し、怒り、悲しみ、呆然とする義男(北村一輝)。
心を病んで、妻・とも子(寺島しのぶ)と娘に去られ、失業中の義男はなかなか生活を立て直せず、父親の年金を頼りに暮らしていた。
そんな息子を残し、扉を固く閉ざした不二男の真意とは・・・!?
すべて「家の中」のシーン。お互いに姿が見えない中、叫び、泣き、諭す、親子。
全編、ほぼモノクロ、音楽なし。
「無縁社会」の圧倒的な闇が突きつけられます。
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「切手」を使いますか?

2013年08月25日 06時58分27秒 | 日記、その他
朝から雨で真夏日にならない予報、島岡美延です。
妹からエアメール、本人の帰国からだいぶ遅れて届きました。
旅先から絵はがきを出すって、もう何年もやっていない・・・。
先日、大学生(インターン)の研修を担当した時、「絵はがきでお礼状を出す」という課題がありました。
文章は、ネットなどで調べた「手紙の書き方」を参考にしたのか、レポート用紙に書かれた下書きは、異様に長い。 
絵はがきに「収まる文章」にさせて、実際に書いてみると「切手を貼るスペースがない」はがきが続出!
郵便に関する経験を聞くと、「年賀状が来れば返事を出す程度」のようです。
コンビニで買う年賀状なら、切手を貼ることはありません。
「記念切手」という存在を不思議そうに見る大学生たち。
新聞で、日本郵便が小・中学生向けに「手紙を書く」ワークショップを開催しているという記事を見ました。
ただ、子どもだけでなく、大学生が書類の送り方がわからない、学校の先生も手紙を書いた経験がなく指導できない、という現実があるそう!
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どちらも選べない、愛

2013年08月24日 06時29分24秒 | 姿勢&見た目
また大雨が心配な地方も、島岡美延です。
自身の体験から、複雑な愛の物語を綴ったのは、40歳だった瀬戸内寂聴。
91歳の今も好奇心にあふれ、精力的です。
映画『夏の終り(31日公開)』をご紹介します。
妻子ある年上の作家・慎吾(小林薫)と長年一緒に暮らしている知子(満島ひかり)。
慎吾は、妻と知子の家をきっちり半分ずつ行ったりきたり。
知子は妻と別れてほしいと思うでもなく、平穏な生活に満足していた。
しかしある日、木下涼太(綾野剛)が訪ねてきて、その日々は微妙に狂い始める。
涼太は、かつて知子が、夫と幼い子どもを捨てて駆け落ちした相手だったのだ。
慎吾との生活を続けながら、涼太と再び関係を持ってしまう知子。
寛容さとずるさを併せ持つ年上の男と、嫉妬と孤独に苦しむ年下の男の間で揺れながら、独自の愛を生きようとする女。
静かな語り口ながら、熊切和嘉監督の描く愛の、なんと激しいこと。
元祖肉食系女子?の瀬戸内寂聴、どれだけの修羅場をくぐったのか。
昭和30年代の空気感がいいです。
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バレエ「椿姫」に涙!

2013年08月23日 06時54分57秒 | バレエ
湿度が高い処暑は雨の気配も、島岡美延です。
ゆうぽうとホールで行われた『ディアナ・ヴィシニョーワ 華麗なる世界』を観てきました。
カーテンコールが終わったのは午後10時半近く。
特に最後の演目、マリインスキー・バレエのトップ・プリマのヴィシニョーワが、アメリカン・バレエ・シアターのマルセロ・ゴメスと踊った「椿姫」に感動!
二人の身体が溶け合っているとしか思えない、激しく、柔らかなリフト、絡み合い。
菊池洋子さんのピアノ演奏。
踊りと音楽は、ここまで饒舌に愛を語るのかと・・・、涙が出てきました。
パリ・オペラ座のマチアス・エイマン、ニューヨーク・シティ・バレエやハンブルク・バレエのスター、そしてマリインスキーのイーゴリ・コルプ、ボリショイのデヴィッド・ホールバーグ。
上野水香がコルプと踊ったプティ振付「レダと白鳥」にも釘付け。
アルベルト・アロンソ振付「カルメン」でホセ(ゴメス)とエスカミリオ(コルプ)に愛されたヴィシニョーワ。
美しく、強靭でしなやか。最強のダンサーかも。
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安土城焼失の謎を追った!

2013年08月22日 06時32分49秒 | 姿勢&見た目
突然の雷雨、大丈夫でしたか、島岡美延です。
NHKは、以前『サラリーマンNEO』を映画にしたので、これも必然?
映画『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日(31日公開)』をご紹介します。
未来の通信社の記者=時空ジャーナリストが、タイムワープ技術で、名もなき人々に密着し、歴史の真実をあぶりだす・・・、劇場版はスケールアップ!
タイムスクープ社の沢嶋雄一(要潤)は、“本能寺の変”直後の京都にいた。
取材対象は、幻の茶器を持つ商人を博多まで護衛する命を受けた侍・矢島権之助(時任三郎)。
密着取材の最中、「未来の武器」を持つ謎の山伏に襲われ、茶器が滝壺へ流された!
このままでは歴史が変わってしまう。
歴史修復作業にかかる沢嶋と、新人ジャーナリスト・細野ヒカリ(夏帆)。
消えた茶器の捜索の末、彼らが辿りついた先は安土城。
それも城が焼け落ちた最後の1日・・・!
ナビゲーター・古橋ミナミ(杏)に加え、局長に宇津井健。
複数の時代へワープする展開、歴史好きの興味に応えます。
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