エンクミ、夫の才能を語る

昨日、木枯らし1号、ハロウィンの朝はこの秋一番の寒さ、島岡美延です。
昼間は、穏やかな秋晴れに。
昨日のラジオに、遠藤久美子さんが登場。
エンクミという愛称の雰囲気のままに、今年生まれた息子さんに愛情を注ぐママの顔。
映画『ゆらり（11月4日公開）』をご紹介します。
能登半島の民宿を舞台に、現在・未来・過去と三つの家族の絆の物語を紡いでいく構成。
“現在”のパートで、名乗れない父と娘、の対面のきっかけを作るという役を演じた遠藤さん。
横尾初喜監督が、以前、出演した際、昨年結婚した遠藤久美子さんに“見染められた”エピソードを披露。
彼女いわく、某現場で“一人、輝いているあのスタッフは誰？”と思ったのが始まり。
映画の撮影時には結婚していなかったのに、劇場公開を迎えて、自分が母になっている人生なんて考えてもみなかった…、と。
家族の絆を描いた作品の魅力、すなわち夫の才能を照れることなく、アツく語る姿が素敵なエンクミさん。
すっぴんでも可愛らしく、輝いていました。

才能×努力×挫折、のあとに

台風一過の月曜日、島岡美延です。
昨日のカワサキハロウィン・パレードは、台風22号の影響で中止に。それでも仮装した人々が街にあふれました。
フィギュアGPカナダ大会で、宇野昌磨選手が優勝！
昨シーズンから5試合連続で300点越え、攻めた中での安定感。
実は、昨年の世界選手権の惨敗が彼を練習に追い込み、今につながったよう。
シニアデビューの本田真凜選手は、SP10位が響いて5位。
今シーズン、誰よりも取材を受けている本田選手。
以前、彼女がゲストの番組を見て驚きました。
“練習は嫌い”とはっきり言うだけでなく、「1曲全体の通し練習はほとんどしない」と。
「試合ごと、違う滑り方をしている」とも語っていたのです。
今大会の結果に、指導する濱田コーチは「練習が足りないから、やるべき振付が出来ていない」と厳しい言葉。
濱田コーチといえば、練習の虫、宮原知子選手も指導しています。
才能があって、練習をして、挫折すらも乗り越えて…。
果たして、五輪代表の座をつかむのは誰？

ダメウーマン、モンスターと…？

カワサキハロウィン・パレードは、雨の中で開催予定、島岡美延です。
今年は、どんな格好が人気かしら。
こちらは、ちょっと変わった怪獣モノ？
映画『シンクロナイズド・モンスター（11月3日公開）』をご紹介します。
『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』のアン・ハサウェイが、製作総指揮も手がけ、ダメすぎる女子をパワフルに演じました。
憧れのニューヨークで働いていたグロリアは、失業を機に酒浸りの日々に陥ってしまう。
同棲していた彼氏ティム（ダン・スティーヴンス）に追い出され、生まれ故郷の田舎に帰ってくる。
幼なじみのオスカー（ジェイソン・サダイキス）のバーで働き始めたグロリア。
その頃、ソウルで、突如、巨大怪獣が現れたというニュースが世界を駆け巡る。
その衝撃映像に皆が騒然とする中、グロリアはあることに気づく。
“この怪獣、私と全く同じ動きをする…？”
舞い上がったグロリアは、怪獣を“操って”、世界をさらなる混乱に陥れる。
奇想天外なSF映画は、思いもよらない結末へ！？

江戸時代の屋敷跡から

東京五輪まで1000日、島岡美延です。
2020年の開催地が東京に決まってから、色々ありましたね。
競技場やエンブレムの白紙撤回、競技会場の二転三転…。
開会式の時、都知事は誰かしら？
昨日、“TOKYO”が“江戸”だった頃を実感出来る見学会に、たまたま遭遇してとても面白かったです。
『京橋一丁目遺跡見学会』は、今日も午前11時～午後4時まで。
映画会社が入るビルの近く。
日本橋や京橋は、まさに2020年に向けて再開発中。
ビルの解体工事が行われていた場所から、江戸時代の建物や下水道、生活の跡が次々と出ています。
江戸時代の最初の整地は、今より3㍍前後低い地面。
大鋸（オオガ）町と呼ばれたここは、幕府奥絵師の江戸狩野四家の宗家・中橋狩野家の屋敷地だったそう。
発掘作業で出土した、食器、お金、くし、キセル、ままごと道具などがテントで展示されています。
“江戸に火事が多かった”ことがわかる地層も。
アスファルトの下、豊かな暮らしの痕跡がこんなにあったなんて！

ゴッホの油絵が、動き出す!

今日まで快晴、島岡美延です。
東京都美術館では『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』が始まったところ。
さらに“世界初”の表現でゴッホに触れてみませんか？
映画『ゴッホ 最期の手紙（11月3日公開）』をご紹介します。
全編が“動く油絵”で構成された、体験型アートサスペンス映画…！
主人公は、先日まで開催されていた『ボストン美術館展』で注目されたゴッホ作品「郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン」の息子アルマン。
彼は、父の友人で自殺した画家ゴッホが、弟テオに宛てた手紙を届けるよう託される。
テオの消息を追ってその死を知ると同時に、ゴッホの死の本当の原因はなんだったのかという疑問を抱く。
この手紙を本当に受け取るべき人間は、果たして…。
物語はサスペンス仕立てですが、驚くべき手法は圧巻！
オーディションで選ばれた125人もの画家たちが、“ゴッホの絵のタッチ”を徹底的にトレーニングされ、実際に俳優が演じた映像を“動く油絵（一部、水彩画）”にしていったのです。
芸術の秋らしい体験をぜひ。

リーダーシップって・・・

昨日と変わって、秋晴れの一日に、島岡美延です。
人間の気持ちというのは、やはり、天気に左右されるところが無きにしもあらず。
朝から青空だとなんだか嬉しくなったり、やる気になったり。
昨日、冷たい雨の日に行われたのが「希望の党」の集まり。
1ヶ月もたたない日々で、希望から失望に変わってしまった“看板”。
名前とイメージがかけ離れてしまった集団は、この先、どこへ向かうのか。
開票日に日本にいなかった代表が、謝るしかない選挙結果になり、今や、リーダーシップを発揮するどころか、責任論が噴出。
では、誰ならまとめられるのか、というのが組織として全く見えない…。
結論は簡単ではないでしょう。
就活の大学生のエントリーシートに「リーダーシップがあります」という自己PRは少なくありませんが、リーダーの資質って、いったいなんなのか。
“この指とまれ”と旗を掲げてくれる人？
“この人のために何かしたい”と思わせる人？
政党、会社、学校…、あなたの身近なリーダーはどんな人？

タイムスリップで母親とAKB!?

冷たい雨で昼間も気温上がらず、島岡美延です。
今週こそ秋晴れが続くと思ったのに、台風22号も発生。
台風21号では、国宝、世界遺産、五輪予定地…、広範囲に被害が出ました。
株価が16日連続で高値更新、と言われても実感ゼロですが、バブルの頃は、ホントすごかった…。
そのバブル崩壊直後の時代にタイムスリップ！？
映画『リンキング・ラブ（28日公開）』をご紹介します。
『デスノート』などの金子修介監督が、自ら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような、とラジオで語った、1990年代初頭のファッション、サブカルチャー満載の青春コメディ。
AKB48の田野優花が映画デビュー。
大学生の美唯は“アイドル冬の時代”の1991年にタイムスリップしてしまい、若き日の母・由美子（石橋杏奈）と父・健一郎（白洲迅）と大学で出会う。
二人の恋を成就させないと“自分の存在”の危機。
AKB48の楽曲を持ち込み、母親たちと学園祭でグループを結成すると…。
あの時代、思い出してみませんか？

演説で伝わったものとは？

台風が本州を縦断して、大雪で混乱した北海道、島岡美延です。
9月末に衆議院解散、日ごとに“主役”が変わって10月の選挙戦。
テレビが注目選挙区として伝えた“女の戦い”は、選挙のごく一部。
終わってみれば“数”としては、ほぼ変わらない与党の議席（定数が減って、実質増加）。
大接戦で、1票の力を実感した選挙区もあったようですが、多くは“いつもの人”が強かった…。
昨日、話した20代男性が「地元の駅前に○○さん（大物政治家）が来ていて、話が面白かったから、その人が応援する候補者に入れた」と言っていました。
街頭の応援演説で掘り起こされた1票、でしょう。
テレビで、やはり若者が「ネットですごいことになっているので、実際にどんな人か見に来た」と語っていたのが、名前のコールが起きた党首。
演説で何を語るかは大事ですが、恐らく、伝わるのは“熱”のようなもの。
パリで完敗と語った代表には今回、“追い風”ではなく“逆風”。
国会議員は、そんな人々の1票、1票の積み重ねで存在するのです。

トリノで、一歩を踏み出す親子

台風21号は首都圏を通過、まだ強風に要注意、島岡美延です。
昨夜、衆院選の議席予想を各局が報じたあと、川崎市長選挙の開票速報番組のため、ラジオ局へ。
市内に避難勧告が出されるなど台風情報も含め、今日午前1時まで、伝え続けました。
日本全国で様々な意味を持った一票、その重みを有権者も候補者も感じなくては。
こちらは、人生をやり直す物語。
映画『はじまりの街（28日公開）』をご紹介します。
イタリアの名女優二人が、生き方は正反対でも、支え合う親友を演じています。
アンナ（マルゲリータ・ブイ）は夫のDVから逃れ、13歳の息子ヴァレリオとローマからトリノへ引っ越してきた。
頼ったのは、学生時代からの親友カルラ（ヴァレリア・ゴリーノ）。気ままな独身の彼女は、舞台女優をしている。
カルラに快く迎えられた親子だったが、友達ができない苛立ちをぶつける息子、復縁を迫る夫からの手紙…、アンナは追い詰められていく。
多くの困難の中、新しい街で出会った人々が、一歩踏み出す勇気をくれます。

フランスのバレエ漫画、実写化

衆院選と台風情報の日曜日、島岡美延です。
昨日はバレエの感動をご紹介しました。
バレエ漫画の影響を受けたプロのダンサーは少なくありません。
フランスの漫画の実写化、映画『ポリーナ、私を踊る（28日公開）』をご紹介します。
著名な振付家プレルジョカージュが共同監督。
ロシアのバレエ団所属のアナスタシア・シェフツォワが、オーディションにより映画デビュー。
コンテンポラリーダンスの振付家を演じたのは、女優ジュリエット・ビノシュで、近年、ダンスの舞台でも活躍しているそう。
ボリショイバレエ団を目指す少女、ポリーナ。
貧しい家庭環境でも、将来有望なダンサーに成長していた。
憧れのボリショイ入団を目前にして、コンテンポラリーダンスに出会った彼女は、約束されていたキャリアを投げ打ち、パートナーとともに南フランスのコンテンポラリーダンスカンパニーへ。
しかし、愛と夢の間で、葛藤する日々。ついに怪我をしてしまい…。
元オペラ座、ジェレミー・ベランガールとのダンスが、特に心に残ります。