美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

2024年、いろいろあったけど

2024年12月31日 08時14分09秒 | 日記、その他

2024年の大晦日は気温高め、島岡美延です。今年の漢字は「戻」る、と思った2024年。2020年以降、個人的にも様々な機会が戻り、増えてきました。

大きかったのは、4年ぶりのバレエの発表会。やはり仲間とやり遂げる目標があったほうが習い事は充実。一方、今年から始めたジャズボーカルレッスン、こちらは先生とのセッションのようなレッスン、みんなの前で一人ずつ歌うのがバレエとは違う刺激、まだ舞台に立つには遠いけど、楽しい!

今年も縄文関連の展示・講演を求めて出かけました。朝ドラ『虎に翼』を見て、自分が法学部だったことを再認識、本を読んだり、三淵嘉子さんゆかりの地を訪ねたりも。

電子レンジが故障し、様々な「電子レンジに替わる方法」を試したGW以降。ささやかながら電気に頼らない生活――、と思ってきたけど、冬になると「簡単に温める」誘惑には勝てず。蒸し器などの調理法はこれからも大事に。

今年もお世話になり、ありがとうございました。良いお年を!

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映画館で圧巻の中島みゆき

2024年12月30日 07時35分55秒 | 姿勢&見た目

政治も不安定な韓国で最悪の航空機事故、島岡美延です。日本では新幹線で停電など帰省も大変、無事に2025年を迎えられますように。

年末の横浜は大混雑。「昭和」の歌を振り返る番組を見た母が、中島みゆきって、いいね、というので、公開になった『中島みゆきコンサート「歌会Vol.1」劇場版』へ。特別料金3300円に驚いていた母(いつもはシニア料金)も納得の19曲、圧巻のパフォーマンスに拍手!

コロナ禍で中断した2020年のツアーから4年ぶりに今年開催された『歌会Vol.1』を早くも劇場で体感。特別にファンというわけではなく、生のコンサートには行ったことありません。「地上の星」「銀の龍の背に乗って」など、知っている曲のほうが少ないライブなのだけど、曲も歌詞も、この力強さ、特別感は一体なんだろうと、彼女の才能を再認識。声質を変えながら歌い上げ、第二部では1曲ごとに着替えたり。

エンドロール後の映像にも感動。中島みゆきと同じ札幌出身を喜んだ母と私でした。

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諏訪大社、中世の神事を再現

2024年12月29日 07時40分03秒 | 姿勢&見た目

昨日、お正月の花を飾って今年もあと3日、島岡美延です。おせち料理は作るより買う、それでもお供え餅や正月飾りなど用意するのが毎年の習慣。

年末に旅行をしていた頃、すでに新年の準備ができた神社などをよく巡ったもの。諏訪大社は何度か訪れているけど、こんな秘密があったとは。映画『鹿の国(1月2日公開)』をご紹介します。諏訪盆地にある日本最古の神社の一つ、諏訪大社の祭礼を3年かけて追ったドキュメンタリー。

創建は古事記の国譲り神話にまでさかのぼり、自然そのものを御神体とする古来の信仰の姿を今に伝える諏訪大社。いのちの循環への原初の祈りが込められた四季の祭礼を追い、さらに畏怖と謎に包まれてきた中世の〈御室神事〉を再現。冬の間に神域の穴倉に籠められた少年の生き神・大祝(オオホウリ)の前で繰り広げられる芸能と、春に化粧を施されて出現する大祝に捧げられた75頭の鹿の生贄。

毎年角が生え替わる鹿は、循環、再生の象徴そのもの。息を詰めてしまうほど、圧巻の光景。

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3.11以降の日本列島は

2024年12月28日 07時22分28秒 | 日記、その他

冬晴れで寒いと言ってたら、雪国の人たちに申し訳ない感じ、島岡美延です。帰省に大雪、どうぞお気をつけて。

何があってもお正月は故郷で、そんな団欒を直撃した今年の元日の能登半島地震。「まもなく1年」のニュースが増える中、常に「次」に備える必要がある日本列島の住人。でも「日本はどの場所も地震から逃れられないことがいまだに常識になっていない」と嘆くのは『首都直下 南海トラフ地震に備えよ』(SB新書)の著者・鎌田浩毅氏。今年出版の本書でも、2011年3月11日、東日本大震災の余震はまだ終わっていないし、内陸が震源の大地震が増えていている、と指摘。

「もう13年たった」といわんばかりの原発再稼働。確実に来る南海トラフ地震、活動期に入った各地の火山、それに対する備えは?

何億年、何十万年という地球の活動が分かりにくい時は、「円に換算」するといいそう。火山の寿命は100万年、100年前の地震、という時、100万円と100円と考えるとちょっと身近になるかも。

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承認により、個人の生死が分けられる

2024年12月27日 07時04分05秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

年末にJALへのサイバー攻撃とは、島岡美延です。人員が手薄になる時期、どんな業界も油断はできず。

誰の声に耳を傾けるべきか、ネットでは「自分に近い声」ばかり集まるし。そんな今、この本に圧倒されました。1928年生まれの暉峻淑子(テルオカイツコ)著『承認をひらく 新・人権宣言』(岩波書店)、最近よく聞く「承認」には、個人の生死をわける言葉、と感じるそう。

承認の本質は「相互承認」であって、政権に忖度するなど、権力者の承認を得て出世しようとする人が増えると、害悪が社会全体にはびこる。相互承認こそが、社会のレベルを測ることができる「民主主義の尺度」。

人生は戸籍など公的承認の中で営まれる。一方、権力者は承認を自由に操ることによって、法的に認められないことも実行できる(日本学術会議の任命問題etc)。そんな手口が蔓延しているのでは。

何度も出てくる、モリ・カケ・サクラ問題、間違った「承認」に抗い自死した赤木さんのこと、忘れてはいけない。

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介護施設のスタッフ、入居者は

2024年12月26日 07時39分39秒 | 日記、その他

今日は父の誕生日、島岡美延です。昨日、父が暮らす老健に母と出かけました。

父は車椅子で自分で移動できても、食べ物の形状は刻んだりとろみをつけられたり。今は面会自由、差し入れもOK、昨日はティラミスプリン(固形物がのったデザートはNG)をあっという間に完食。

様々な施設や病院で、面会の回数や時間が制限されたままのところも少なくないよう。昨日の本『ルポ 超高級老人ホーム』の中で、ひどいと思ったのは「家族の面会予約が入っている日だけ、髪や服をきれいにする」という施設。コロナ禍で起きた面会制限は、施設にとって「ラクできる状態」とも。そのため、いまだ感染対策を理由に面会制限という施設が。

父がお世話になっている老健は、面会時に部屋にいったり、食堂や体操する広場など、多くの入居者をそのまま見ることが出来るし、スタッフはよく挨拶してくれます。要介護3以上の入所者も多く、介護職の人たちには本当に感謝しかないです。そんな介護職を守っていくことこそ、国の責任。

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知らない世界、超高級ホーム

2024年12月25日 07時50分13秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

クリスマスの朝刊に「出生数70万人割れ」の見出し、島岡美延です。初めて80万人を割ったのが2022年。少子高齢化と何十年も言われ続けて、人口減少予測はさらに加速しそう。

増え続ける高齢者、中には「入居金3億円超え」を簡単に払える超富裕層が日本にもいるみたい。知人から借りた、甚野博則著『ルポ 超高級老人ホーム』(ダイヤモンド社)は今年8月出版で9月に3刷、興味を持つ人は多いのでしょう。

元気なうちに夫婦で入居、も多い豪華施設。高級ホテルか豪華客船かというレストランやアトラクションも用意される日々。元週刊文春のエース記者が東京から関西、九州の超高級物件の入居者や施設の担当者に取材。中には「事実と異なるほど書き換えを要求してきた」ホームもあったとか。

満足している人もいれば、入居者のマウント合戦に辟易する人、内情を告発する現役職員。著者の結論は「自分にお金があったとしても・・・」のよう。どんな準備が自分の老後を安心させるのか、価値観が見える瞬間。

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18歳が生きる現実と虚構の世界

2024年12月24日 07時36分25秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

昨日からスーパーはクリスマス料理がずらり、島岡美延です。平成の「天皇誕生日の23日からパーティ」の感覚が今も? 25日にはもうお正月モード、今日はクリスマス・イヴ。

昨日のラジオに公開中の映画『対話する世界』の田口敬太監督が登場。撮影当時、3歳だった姪に向けて「この子が18歳になった頃に」と想像して、未来を生きる人たちにバトンを渡す物語を考えたそう。岡山出身の田口監督は、大学生になって上京して初めて「映画に出会った」衝撃で、物理学部に入った1年生の時から、映画作りも学ぶようになったとか。

高校最後の冬休み、東京に住む叔父が亡くなり、上京したあき(夏海)。叔父の部屋で見つけた手紙、その住所を訪ねると、そこである8㎜フィルムを見せられて――。

本作には8㎜、16㎜フィルム、デジタルが混在。18歳、大人と子どもの狭間で、現実と虚構の世界を過ごす3日間の物語。「夢はなに?」とよく聞かれたあの頃の自分に会えるかもしれません。

 

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スマホで緊迫のドキュメンタリー

2024年12月23日 07時51分49秒 | 姿勢&見た目

上皇さまは91歳に、島岡美延です。M-1で史上初の連覇を成し遂げた令和ロマン。平成の終わりを自ら決意され、令和という時代に移ってよかった――。骨折から回復中の上皇后さまと穏やかな日々を送ってほしい。

こちらは父と娘の穏やかではない日々。ドキュメンタリー監督の親子が全編スマートフォンで撮影。2作品を『ヴィジョン・オブ・マフマルバフ』として28日に同時公開。

娘ハナ・マフマルバフ監督作品は『苦悩のリスト』。2021年、米軍が撤退したアフガニスタンでタリバンが再侵攻、国外脱出しようとする市民でパニックになった空港。ロンドンに住むマフマルバフ一家は「脱出させるアーティストや映画製作者」のリストを作るも800人から人数を絞るという苦渋の選択を迫られ、緊迫の交渉にあたる――。

父モフセン・マフマルバフ監督作品は『子どもたちはもう遊ばない』。映画のロケハンで訪れたエルサレムの旧市街で出会った人々へのインタビュー。異宗教の人々が何世代も暮らす街の緊張感。

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現在のオランダ、占領下では

2024年12月22日 08時05分22秒 | 姿勢&見た目

いくつもの争いが終わらぬまま2024年もあと10日、島岡美延です。国際法を無視する国があったり、個人が見知らぬ誰かを襲ったり。

映画『占領都市(27日公開)』をご紹介します。『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督が、妻で歴史家のビアンカ・スティグターの著書を基に完成させた4時間11分のドキュメンタリー。私たちが目撃するのは、今のオランダ、アムステルダム。

アムステルダムを第二の故郷として暮らす監督は、アーカイブ映像やインタビューによる回想はあえて使わず、「今、目の前にある風景」を映して、1940~45年にナチス・ドイツの占領下におかれた恐怖の記憶をあぶり出します。空襲ですべて焼け野原になった日本と違って、オランダでは「第二次大戦中の建物を今も使っている」ことが珍しくなく、あの時、誰がどんな目にあったかを克明に語っていく斬新な手法。

人権や言論の自由、命を奪われた人は、何十万という数字ではなく、それぞれ名前も家族もあった人間。

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