1トンの注連縄が掛けられた拝殿。
それだけでも十分見応えのあるものでしたが、神楽殿にはまだまだ大きなものがあるとは…。
楽しみは後半に続きます。
2礼4拍手。
そう、出雲大社ではそこも他所とは少々異なります。
拝殿を後にしたワタクシどもは、八足門へ。
「やつあしもん」と読むのだそう。
そこから先は立ち入れません。
普段はね、御本殿を正面にして1番近いところはここまで。
御本殿の高さは24メートル。
大社造と呼ばれる日本最古の神社建築様式を伝えるものにして最大。
いったいどれほどの人が参拝するのでしょう。
ここにもおみくじ。
いいのかなぁ…。
まあ、ここまできれいに白くなれば、それもまた結び所。
それでは門へと近付きます。
どれどれ。
建物を組む木材は塗装されることも無く、木の雰囲気がそのまま伝わって来ます。
しかも見事な彫刻が施されて。
さて、御本殿と八足門の間にあるのが楼門。
さすがにこの門から見えている楼門を撮るのは難しかったです。
普段は入れない場所も、正月の五か日は八足門が開放され楼門前まで入ることができるそうな。
あらー、それも楽しみなこと。
でも正月早々ここまでは来れ無いし。
八足門に進んで行く足元に赤い大きな丸が3つ。
これは、2000年に境内より出土した古代本殿の心御柱。
発見されてから2年にかけて発掘されたものは、資料館の方は収まります。
13世紀前半頃の巨大な柱は、直径1.35mの杉の大木を3本に束ねて1本にした構造。
高さが48mあったとされる古代高層神殿の存在が裏付けられるものになったのだとか。
事前に施設巡りの番組で予習して行きましたからね。
ここらには少々詳しいです。
ほら、ここにも手水。
そしてその先には十九舎。
一般には神無月と呼ばれる10月。
それは全国の神さまが、ここ出雲にお集まりになられるから。
なのでここでは神在月とよばれているとか。
大社に集まられた神々のお宿となる社が、十九舎になります。
御本殿の東西にあり、神在祭の期間は扉が開かれるのだそう。
こちらは東の十九舎。
さて。
ひとまわりして参ります。
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