2016年 不合格体験記 Iさん ~いろいろな思いを込めて~
2016年宅建試験。
私の指導力不足で、34点(50問受験)。あと1点足りなかったIさんからいただいた不合格体験記です。
なんどもなんども読み返し、ほんと申し訳ない思い、悔しい思い、感謝の思い…いろいろな思いが巡り、涙がとまりませんでした。
不合格だった方からこのようなメールをいただけることは、なんて幸せなことなんだろうと思います。
Iさんの2017年の確実な合格、そしてIさんに本物の考え方、知識を身につけていただき、将来のお仕事に活かしていただきたく、公開させていただきます。
私自身のよりよい受験指導、よりよい講義、よりよい教材制作の原動力ともさせていただきます。
みやざき先生 様
8月より大変お世話になりましたIです。
この度、来年への決意表明との意味で、
本当は合格体験記を送るつもりでしたが、
自分自身へのケジメとして、
この日を忘れない為に、
あえて34点で不合格体験記を送らせて頂きたいと思います。
私が宅建を取りたいと思った理由は、
結婚がきっかけでした。
それまでは宅建にも不動産にも全く興味がなくサラリーマンをしていましたが結婚し状況が変わりました。
何故なら妻の実家で不動産屋を経営しており、
妻は宅建を持っており両親と3人で営業しています。
そしてご両親が作り上げた会社の後継ぎの問題もあり私は入り婿として姓を変え将来会社を守る為に宅建が必要になってしまいました。
個人的なことにはなりますが、
年齢的にも時期的にも妻がこの先出産となると取引士が妻しかおらず私が取得しないと誰かを雇う必要がありますし息子も作らなくてはなりません。笑。
後、
一番の理由は自分がこの先不動産業をやって行く上で、
本当に必要な資格だし
ご両親と妻の喜ぶ顔が見たい為でもあります。
そんな中、
2016年8月にみやざき先生と出会い、
みやざき塾に参加しました。
みやざき先生の温かいお言葉で励まされ大丈夫だよの言葉と一問一答を渡して貰ったのが一番印象に残っています。
(支払いは今度で良いよでした。)
その後、
休日は図書館に通い朝から晩まで過去問10年分をやり、
ユーチューブの動画と一問一答を繰り返しやることで理解が深まり
得点が伸びて行くことが楽しくなり
世界一嫌いな勉強が好きになりました。
特に昨年度にみやざき先生の講義を聞くまでは、
宅建の勉強をやらされている感が有り、
つまらないし苦しかった日々しか記憶に残ってませんでした。
こんなにも誰に教わるかで変化できるんだと思ったことは有りませんでした。
法令制限と税は特に得意分野になり、
かなりのめり込むことが出来ました。
今年の試験の敗因を分析すると、
権利が7業法14法令と税8五問免除(科目)5=34点でした。昨年の結果を考え権利は捨てて業法と法令で勝ちに行く作戦でしたが、権利が今年は簡単だったにも関わらず得点が伸び悩んだのが敗因だったのかも知れません。
何故か業法が模擬では18点くらいが平均的に取れるのに本試験では14点なのかが話しにならなかったと思います。
イチロー選手が言っているように、
自分が全く予想しない球が
来た時にどう対応するか。
それが大事です。
試合で打ちたい球は来ない。
好きな球を待っていたのでは
終わってしまいます。
これは宅建で言う1点足らない重みなのかなと受け止めております。
昨年の試験ではこてんぱにやられて悔しい思いをしましたが、
今年はより一層運も味方にすることは出来ませんでした。
合格発表から約2日半、ショックの余り食事が喉を通りませんでした。笑。
現実を受け止めてられず、
恥ずかしながら廃人みたいになってました。
ですが、
その分他の方よりも多く勉強することが出来ることで自分の実力やこの先の仕事に役に立つ知識を身につけられると思うのです。
恐らくもっと勉強するべきなんだよって神様が言っているようにも思います。
人には乗り越えられない試練は与えないとも言います。
もっと来年の合格に向けて勉強します!
みやざき先生2017年も宜しくお願い致します。
ちなみに年明けから実家の不動産屋で仕事をすることになりましたのでご報告させて下さい。
今年も大変お世話になりました。
感謝申し上げます!
ありがとうございました。
また来年お会い出来る日を楽しみにしております。
来年が決着だ!